テント内部が爽やかに?!テントファクトリーの新型テント「ブルーウィンド トンネル2ルームテント」<爽風空間>の実力を体感!

公開日:2021 / 07 / 16
最終更新日:2021 / 08 / 02

夏のキャンプでテントを設営すると、建てたそばからテント内の温度は上昇。タープの下は時間とともに蒸し暑くなってしまいます。

そんな夏のキャンプサイトを快適な空間に変えてくれるのが、テントファクトリーから新たに登場したテント&タープの新シリーズ「ブルーウィンド」。一体どのようなものなのか、注目の「ブルーウィンド トンネル2ルームテント」を中心に解説していきましょう!

テント内の温度上昇を抑える「ブルーウィンド」とは?

「ブルーウィンド トンネル2ルームテント」の紹介をする前に「ブルーウィンド」について説明しておきましょう。

「ブルーウィンド」とは、生地の裏側にブラックコーティング加工を施した2021年の新シリーズ。このコーティングにより「UV遮蔽率99%以上」「熱エネルギー抑制」「温度上昇の軽減」を実現しています。

具体的にどのような効果があるのかというと、タープの場合なら、太陽に熱せられて蓄熱した生地が放熱して、タープ下を温めてしまうことを抑制。テントの場合なら、日の出とともにテント内が暑くなって寝ていられなくなるといったことを軽減してくれます。

<爽風空間>…爽やかな風を感じる空間が生まれるわけですね。

日中でもテント内が真っ暗になる優れた遮光性

「ブルーウィンド」は遮光性にも優れているので、タープが作る日陰が非常に濃く、テント内は日中でも真っ暗になるほどです。


日中でもインナーテントのなかはこのように真っ暗。日の出が早い夏でも、日差しに起こされてしまうことがなく、グッスリと寝ることができます。


フライシートはすべて閉じれば、前室も真っ暗。太陽の光や熱の影響を受けにくいので、一般的なテントに比べれば、快適に過ごすことができます。


さらにブラックコーティングを施したトップルーフも備えているので、テントの天井部分は生地が二重になり、より高い効果を発揮します。

炎天下で実測したら外気温よりも爽やかだった!

そんな機能を備えた「ブルーウィンド トンネル2ルームテント」を実際に真夏の炎天下で設営して、どのくらいの遮熱能力があるのかを計測してみました。建てたのは昨年の夏。猛暑日のなか、試作品を使って行ったテストです。


炎天下、テントの表面温度39℃という日に、テントの出入り口を1カ所のみ全開にして、テント内の気温を測定します。


するとテント内の温度は、30.8℃という数値を表示。外に比べてテント内は、約8℃も涼しくなりました。実際にテント内に入ると、エアコンの効いた室内のように「涼しい~」とまではいきませんが、明らかに気温が低くなったことが実感できました。

この状態よりも通気性のいい状態にして、テントに溜まった熱気を外に出すことができれば、テント内はもっと涼しく爽やかにできるはずです。

※今回のテント内温度は一例です。天候・環境等条件によって結果は異なります。

<爽風空間>ブルーウィンドテントはレギュラーとロングの2モデル

「ブルーウィンド トンネル2ルームテント」は、「RA」と「LA」の2モデルをラインアップしています。


「RA」はレギュラーサイズで、ファミリーはもちろん、ソロキャンプやペアキャンプにも最適なモデルです。


「LA」は、前室の奥行がRAよりも125cm長くなったモデル。前室は4人でもゆったりとくつろげる広さです。

今年の夏は、平年よりも気温が高くなる日が多いと予想されています。炎天下でも快適にキャンプを楽しみたいと思ったら、ぜひ「ブルーウィンド」の性能を体感してみてください。

「ブルーウィンド」シリーズの「BWスカイオーバータープ500」についてはこちらの記事でくわしくレビューしています!
2021年話題の新機能!より快適に過ごせるようになったテントファクトリー「BWスカイオーバータープ500」を先行レビュー!

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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