スノーピークのランタンスタンド「パイルドライバー」は1本の棒が自立するから躓く心配なし!設置も簡単でキャンプサイトのレイアウトも広がる!

公開日:2017 / 02 / 19
最終更新日:2020 / 01 / 31

スノーピークから発売されているランタンスタンド「パイルドライバー」をご存知ですか?
従来のランタンスタンドは、自立するための脚がありペグを打って固定するタイプがほとんどでした。
スノーピークのパイルドライバーはその自立用の脚がなく、本体を地面に差し込む新しいタイプのランタンスタンドです。

パイルドライバーの基本性能


3本のスチール製ポールがつなぎ合ったランタンスタンド。軟質ポリ塩化ビニール(ビニールの浮き輪と同じ素材)のケースに入っています。1本の棒が地面に刺さるだけのシンプル構造。

パイルドライバーを分解するとこんな感じです。

パイルドライバー製品情報

●サイズ:240cm
●収納サイズ:110cm
●材質:本体/スチール
●重量:1,700g
先端保護キャップ付
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スノーピークのパイルドライバーケース


出典:スノーピーク
別売りの専用ケースです。
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パイルドライバーの使用方法


先端の保護キャップを外します。先が尖っているので気を付けてください。

ポールの連結部分にある2つの蝶ボルトを緩めます。
【アドバイス】蝶ボルトはしっかりと緩めないと、打ち込み時にポールが削れる場合があります。

打ち込む時は、ハンガーパーツが備わる最上部(赤マルで囲んだ部分)を持ちます。
【アドバイス】連結部分を持つとスライドした時に皮膚が挟まり怪我をする恐れがあります。必ず赤マル部分を持ってください。添える手も気を付けてください。

ポールをスライドさせて地面に打ち込んでいきます。画像の①→②をくり返し行い30cm~40cm程差し込みます。
【アドバイス】固い地面の場合は、予めペグを打ち込み仮の穴を作ると刺しやすくなります。また、差し込み作業は楽しいですが、打ち込み過ぎに注意です。打ち込み過ぎると、抜く時が大変です。無理に抜こうとするとポールが曲がる恐れがあるので、その場合はペグを隣に打ち込み穴を広げてから抜きましょう。

差し込んだら、高さを調整しランタンを設置


蝶ボルトで高さを調節します。各ポールを伸ばす場合は、連結部分に10㎝以上ポール残します。

説明書に書かれている耐荷重は2kgです。
写真のコールマンノーススター2000ランタンは本体が1.8kgなので、燃料を満タンにすると重量オーバーになりますね・・・。LPガスのランタンなら、ほとんどのメーカーのものが使用できます。また、ランタンの吊り下げ以外には使用しないように注意してください。

編集部まとめ


パイルドライバーの最大の特長は自立のための脚がないということ。小さな子供のいるファミリーキャンパーには、子どもがつまずく心配がなくなりますし、サイトレイアウトの自由度も上がります。1つ持っておくと重宝するアイテムですね。

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田川 浩徳

LANTERN編集長。
日常がキャンプのような山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ったので都会と人混みが苦手。キャンプの楽しさを伝えるべく日々奔走中。
コールマンジャパンメンテナンスライセンス取得。

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