【独占】サバティカルの新作テント「サバルパインドーム」がついに発売開始! その魅力と設営のコツをブランド担当がお教えします

公開日:2023 / 09 / 08
最終更新日:2023 / 10 / 01

サバルパインドーム

2023年9月8日(金)、SABBATICAL(サバティカル)の新作テントがいよいよ発売開始となりました。「SUBALPINE DOME(サバルパインドーム)」という名称がつけられたサバティカルの最新作は、ブランド史上最大かつブランド史上初となるドーム型テントです。

サバティカルのテントは、GILIA(ギリア)=アメリカハナシノブ、MORNING GLORY(モーニンググローリー)=アサガオ・ヒルガオ等、植物や花の名前がネーミングの由来となっています。サバルパインとは、高山帯(標高2400m以上のエリア)の下の標高1600m~2400m、日本で言うトドマツやハイマツが生えているエリアである“亜高山帯の植物”という意味だそう。遠征用や極地の高山帯で使われることを想定し開発されてきたこれまでのドーム型テントをキャンプ仕様へ。サバルパインドームは、ある種ドーム型テントをキャンプでも手軽に使えるよう再定義するために開発されたテントと言えるのかもしれません。

LANTERNは、新作テントの発売に先駆けて、サバティカルのブランド担当に独占取材を敢行。サバルパインドーム開発の経緯やそのコンセプト、サバティカルの他テントとの比較等、様々なことを株式会社エイアンドエフでサバティカルを担当する吉野雄大さんに聞いてきました。サバティカルの新作テントに注目しているという方、購入予定という方には必見の内容となっています。

「デザインは魅力的だけど、大型のドームテントは設営が大変そう」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。しかし、サバルパインドームは設営の手間を極力省くための工夫が施されていて、大型のドーム型テントとは思えないほど容易に設営できるテントに仕上げられていました。

↓ サバティカルについての詳細はこちら ↓


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まずは「サバルパインドーム」の基本スペックを確認

サバティカルの新作テント「サバルパインドーム」

全部の窓と出入口をクローズした状態のサバルパインドーム

サバティカルの新作テントの魅力に触れる前に、まずはサバルパインドームの基本スペックを確認します。

サバルパインドームの基本スペック

  • サイズ:幅540×奥行540×高さ230cm
  • 収納時サイズ:幅42×奥行82×高さ31cm
  • 重量:23.8kg(ポール10.3kg、ペグ820g)
  • 素材:ポリエステル
  • 耐水圧
  • ルーフ部:3,000mm、ウォール部:1,800mm、ルーフシート:1,800mm、リビングシート:1,800mm

  • フレーム:A型フレーム、トップフレーム、サイドフレーム

上記がサバルパインドームの基本スペックです。直径540cm×高さ230cmというサイズから、テント内の広さは容易に想像できるでしょう。

取扱説明書には“3シーズン用”と記載されていますが、秋から冬の寒い時期のキャンプにも対応できるよう、ボトム部分にはスカートが完備されています。

ただ、降雪時や低温化に耐えられる仕様にはなっていませんので、降雪時等での使用は非推奨となります。

サバルパインドームのセット内容

サバルパインドームのセット内容

  • テント本体
  • ルーフシート
  • リビングシート
  • キャリーバッグ
  • フレーム一式(A型フレーム×3、トップフレーム×2+1、サイドフレーム×3)
  • ポールケース
  • ロープ(3m×6、リング付き3m×3)
  • ペグ×15
  • ペグ ロープケース

続いては、サバルパインドームのセット内容。大型のドーム型テントですが、設営を簡略化するために、またテント自体を軽量化するためにフレームの数がとても少ないテントに仕上げられています。

吉野さんは、サバルパインドームの特徴の一つにフレームを挙げていて、「フレームのデザインとフレームワークが特徴的なテントです」と話しています。

「もう一回り小さいサイズも検討しました。しかし、これよりも小さいサイズでこの形を実現しようとすると、曲線がキレイでなかったりという問題がでてきました。

多様なニーズに応えられるサイズはどのサイズか、美しい曲線をつくれるサイズはどのサイズか等、様々なスタイルに合わせられるようバランスを考慮して、このサイズを採用しました」

A&F 吉野さん(以下同)

サバルパインドームの別売りアクセサリー(2023年9月時点)

  • フロアマット
  • グランドシート
サバルパインドームの「グランドシート」「フロアマット」

サバルパインドームの「リビングシート(付属)」と「フロアマット」「グランドシート」

テント本体の発売と同時リリースとなるのが、サバルパインドーム専用の「フロアマット(33,990円)」と「グランドシート(13,200円)」です。上画像は付属のリビングシートを敷き、フロアマットをハーフで設置したもの。フロアマットは画像のように、半分だけ使うことも可能です。

リビングシートだけを使って、グランドスタイルでそのまま楽しむこともできます。ただ、フロアマットを追加すれば(より快適に)お座敷スタイル等、その楽しみ方をさらに広げることが可能になります。

さらなる専用アクセサリーの追加予定については、インナーテントの開発は検討しているものの「フルサイズなのかハーフサイズなのか、お客様の声を伺ってから検討していきたいですね。実際に使っていただいたお客様のご意見を伺って、需要があればそれに応えていきたいと思っています」とのこと。

サバティカル ブランド担当に聞くサバルパインドームの魅力

SABBATICAL(サバティカル)
さて、ここからはサバルパインドームを実際にキャンプ場で設営、テント内の広さ等様々なことをチェックしてきましたので、サバルパインドームの魅力についてお伝えしていきます。

実際に見る前は大型のドーム型テントということで、大人数のファミリーやグループでの使用を想定したテントと想像していた編集部。ですが、実際に設営しテント内で過ごしてみると、様々なスタイルに合わせることのできる自在さという魅力を持ったテントに仕上げられているということがわかりました。

吉野さんは、「いろいろな使い方ができるテントです。ユーザーさんがこれからサバルパインをどのように使っていってくれるのか、私たちも楽しみです」と、語っています。

「使用する人数についても、もちろんファミリーで使用されるのもすごく良いと思いますし、グループで使うにも使い勝手が良いと思います。また、デュオやワンちゃんと一緒にキャンプに行かれる方にもオススメで、広いテント内を贅沢に使うということもできます。

秋冬のキャンプはどうしても寒さ対策用で荷物が多くなったりします。そういった時もこのサイズであれば全然問題ないと思いますし、グループでキャンプに行った皆のリビングスペースとして使うこともできます。バランス良く様々なスタイルに合わせられる、その点もサバルパインの魅力だと思います」

サバルパインドームの魅力~サバティカルらしい、独創的なデザイン~

サバティカルの新作テント

窓を開放し、ルーフシートを付けたサバルパインドーム

まずサバルパインドームの魅力にあげられるのが、特徴的なフレームワークが作り出す美しいデザインです。

サバティカルのすべてのテントは、プロダクトデザイナーである小杉敬さんと吉野さん等A&Fのサバティカルチームがタッグを組み開発しています。小杉さんは大人気アウトドアブランド「ZANEARTS(ゼインアーツ)」の代表取締役、そしてキャンプギアクリエイターであり、サバティカルのプロダクトデザイナーでもあります。

小杉さんはサバティカルのコンセプトに、“自然景観のなかに美しく佇むデザイン”を掲げていて、下画像はまさにサバティカルの世界観が表されている画像です。

画像提供:A&F

ただデザイン性のみを重視しているわけではなく「機能美」。デザイン性と機能性を両立させていることが、サバルパインドームに限らないサバティカルとゼインアーツのテントに共通する魅力となっています。

サバルパインドームの魅力~大型幕ながら設営は容易~

「設営の簡略化にこだわりました」と語る吉野さん

サバルパインドームは、例えばシェルターとして使用すれば、8~10名の大人数にも対応可能な大型のテントです。しかし、設営が容易という魅力も備えています。

サバルパインドームの設営について「自立する状態まで10分~15分で設営できると思います。設営の手間をどれだけ簡略化できるかにこだわって開発したテントです」と吉野さんが話すように、通常のドーム型のテントと比較すると、かなり設営がしやすく設計されています。

開発の際にこだわったことがわかるアイデア溢れる工夫は、各所で見ることができます。例えばフレームとなるポールを固定させるためのグロメットに差し込む際に、腕をプルプルさせながら何とかグロメットに挿したという経験、多くの方が持っているのではないでしょうか。

サバルパインドームにはそうならないような工夫が施されているので、簡単に全箇所を差し込むことができ、時間短縮とともに容易にテントを立ち上げることができます。

サバルパインドームに施された工夫や設営方法や設営で役立つコツについては、次のページで詳しくお伝えします。

サバルパインドームの魅力~圧倒的な開放感を感じさせてくれる居住空間~

サバルパインドームの3つ目の魅力として挙げるのは、居住空間の圧倒的な開放感です。230cmの高さがあり、全方面に18ものメッシュパネルが採用されていているため、キャンプ場の天候に合わせてお好みで日の光りや風をとりいれながら過ごすことができます。
「サバルパインドーム」の室内
先にお伝えしたデザイン性と機能性を両立しているという魅力は、テント内からも感じることができます。

一見、デザイン性を重視して配置されているように見えるメッシュパネルですが、「メッシュの窓がすごく多いテントですが、それもどういう理由でこの場所に設置されているのか、どういう角度でどういうバランスで設置したらいいかなど、じっくり吟味して決めているんです」。


「例えば、窓の設置角度や場所が少し違うだけで、テントの外を歩いている人の目線が気になったり、外の人と目が合いやすくなってしまったりします。

テントの中に入って体感してもらえばわかると思いますが、サバルパインはその辺りもケアしたデザインのテントです。窓の設置場所、角度の調整も慎重に、何度もやり直して開発しました」

サバティカルの他製品とサバルパインドームを比較すると?

サバティカルの人気テント「ギリア」

サバティカルには、テントカテゴリーで「ギリア」「アルニカ」、シェルターカテゴリーで「モーニンググローリー」「スカイパイロット」といった製品ラインアップがあります。いずれも人気を博しているこれらの幕体とサバルパインドームを比較すると、どのような特徴があるのでしょうか。

吉野さんは「サバルパインドームは、これまでの製品よりも居住空間が広いです」と、まずサバルパインドームの広さを挙げ、続けて「モーニンググローリー、スカイパイロットもワンポール系のシェルターなので、空間は広いです。ただ、サバルパインはワンポールではないので真ん中にポールがないという違いがあり、より広く使うことができます」と話しています。

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