ソロキャンプを安く始めたい学生必見。最低限抑えるべき3つのポイント&代用アイテム

公開日:2019 / 08 / 23
最終更新日:2019 / 09 / 11

高校生や大学生でも、ソロキャンプを始めたいと思っている人は多いはず。

でも自由なお金が少ない学生にとって、キャンプ道具を一から揃えるのはなかなか難しいことです。

そんな金欠キャンパーに、学生時代から国内外のキャンプ場を巡ってきた僕が、貧乏キャンプで最低限必要な装備とオススメの代用アイテムをご紹介します!

「キャンプにお金がかかる」は間違い

万年金欠の学生にとって、数万円もするキャンプ道具を初めからすべて揃えることはなかなか出来ませんよね。

僕自身もソロキャンプを始めようと思った時に、色々と悩みました。

参考にしていたキャンパーさんたちは、こだわりのあるテントやお洒落な装備を揃えているけど、少ないバイト代でそれを真似することは到底出来ないし、そもそも今後キャンプを続けていくかも分からない。

「ソロキャンプの初期費用は高すぎる」と嘆いていました。

でもよく考えれば、キャンプは別にお洒落じゃなくてもいいし、ホテルのように快適に過ごせなくてもいいんです。

もちろん、グランピングのような優雅なキャンプも楽しいですし、最低限の安全は確保しなければいけません。

それでも学生なら「不便を楽しむ」くらいの心持ちでキャンプは楽しめるはず。

そう考えれば、キャンプは楽しみ方や工夫次第でお金のかからないアウトドアになりますよ。

最低限これさえあればキャンプはできる!3つのポイント

自然を相手にソロキャンプをするためには、最低限3つのポイントを意識する必要があります。それは「雨」「風」「寒さ」です。

要するに、屋外で安全に一晩過ごせるような装備を揃えるということです。

それでは、それぞれのポイントに従って必要最低限のものを見ていきましょう。

1.「風」を防ぐためのテント

キャンプという言葉を聞いてまず最初に思い浮かぶのはテントだと思います。

テントは就寝時に私たちを「風」から守ってくれます。

海辺や河川敷のキャンプサイトでは風が強いことが多く、夜風に長時間あたっていると体温も下がってきます。

どれだけお金がなくてもテントだけは買うようにしましょう。

ちなみにこちらのテント、僕はamazonで1500円くらいで購入しました。

どこのメーカーのものかも分からない激安テントですが、「風から身を守る」という基準はクリアしています。

もちろん、数万円するようなテントと比べると耐久性や防水性は低いです。

ですが、「続けるか分からないけど、とりあえずソロキャンプをしてみたい」と思っていた僕には最適な選択肢でした。

季節や場所にもよりますが、ソロキャンプで問題になるのが「虫」です。

特に寝ている時は無防備になるので、できるだけ蚊帳やメッシュ加工が施されているテントがオススメです。

2.「雨」を防ぐためのタープ

風の次に気をつけるべきポイントは「雨」です。

天気予報では晴れでも、山や海の天気は変わりやすいです。

急な雨や紫外線から自分を守るためにもタープを用意しましょう。

アメリカでキャンプ中、スコールでテント内が水浸しになり、スマホが壊れた僕が言うので間違いないです。

ソロキャンプなら、1人〜2人用の小さいタープで十分です。メーカーやデザインにこだわらなかったら、安いものも多くあります。

防水性など「雨を防ぐ」という基準を満たしている製品を購入しましょう。

先ほど紹介したテントは防水性がかなり低いので、使用時はタープと組み合わせて使っていました。そうすることで、テント内の浸水を防ぎつつ、大きめの前室スペースを確保できます。

キャンプを最低限楽しむためにも、雨に濡れないことは必須条件です。

3.「寒さ」を防ぐための寝袋とマット

最後のポイントは「寒さ」です。

私見ですが、キャンプで寒いとまともに眠れません!

夏場でもキャンプ場の夜はグッと寒くなります。

僕自身も寝袋とマット代をケチったがあまりに、夜中にテントの中でブルブルと震え、「なんでこんなことしてるんだろう?」と虚しい気持ちになったことが多々あります。

しっかりと睡眠をとり、朝日を拝むためには寝袋とマットが必要不可欠です。

寝袋は様々な種類がありますが、金欠キャンパーにオススメなのが、3シーズン対応の化繊の寝袋。

ダウンの高級寝袋と比較すると、大きさや軽さは劣りますが、値段が安く洗濯も楽です。

そのため、寝袋選びに関しては「体温を保つ」という基準を意識しましょう。

「寒さ」という観点からもう1つ重要なのが、マットです。

マットがあることで地面からの冷気を遮ることができます。さらに、地面の凹凸を和らげ快適な睡眠環境を整えてくれます。

ホームセンターで売っている銀マットでも、それがあるとないとでは大きな違いがあります。

キャンプ専用のものでなくても、「地面から距離をとる」ことを目的にマットを準備しましょう。

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翻訳アウトドアライター KON

アウトドア派な翻訳ライター。留学先で訪れたカリフォルニアでキャンプに目覚める。
学生時代から万年金欠。格安キャンプ術を考えることが趣味。

海外経験を活かしたアウトドア情報や金欠キャンパーに向けた情報を発信中。

twitter:@KON_camp

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