暑さ対策は万全?夏キャンプを快適に過ごすためのノウハウをご紹介!

公開日:2018 / 07 / 20
最終更新日:2021 / 08 / 07

夏キャンプで怖いのが熱中症や脱水症状です。今回は、暑さに負けないためのキャンプ場の選び方や、いつもとは違うアイテムの使い方など使えるノウハウをご紹介します。

1.重要なのは快適な環境づくり!

標高の高いキャンプ場を選ぼう

真夏のキャンプでは、標高の高いキャンプ場を選びましょう。目安として、標高が1,000m上がるごとに6℃ほど気温が低下すると言われています。平地が気温30℃の真夏日でも、キャンプ場はわずか24℃と、春に近い気候になることも。
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林間のキャンプ場を選ぼう

森の中に作られた林間のキャンプ場を選ぶのもおすすめです。背の高い木々が陽射しをさえぎってくれるので、直射日光を防げるのはもちろん、足元も熱を帯びづらく、涼しく過ごせます。
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日陰にテントを設営しよう

キャンプサイトには大きく分けて2つの種類があります。あらかじめテントの設営場所が指定されている「区画サイト」と、自由にスペースを探して設営できる「フリーサイト」。
フリーサイトを利用する場合は、大きな木のふもとなど、必ず日陰を選びましょう。日射しだけではなく、強風からもテントを守ってくれるので、心強いです。
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タープは夏の相棒!

調理などの作業に炎天下で取り組むのは、かなりの体力を消耗します。タープを広げて日陰をつくり、休憩スペースとして活用しましょう。コットンタイプのタープは、通気性が良く温度上昇を防いでくれます。

おすすめなのは、太陽の動きを予測してタープを設営するテクニック。日の出と日の入りのときには、タープの前後を南北に向けてください。西日が強くなっても、タープを下げて陽射しを防げる角度になります。
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日中はインナーテントだけを設営

テント内で過ごすには暑く、タープを張るだけでは虫が気になる……。そんな方には、インナーテントだけを設営して過ごすのがおすすめです。全面がメッシュ素材で、虫の侵入を防ぎつつおだやかな風を感じます。その代わり耐水性はほとんどないので、突然の雨には要注意です。

打ち水でテントサイトを冷やす

古くから伝わる暑さ対策といえば、打ち水。テントサイトの足元や、テント本体に、ざばっと水をまきましょう。水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」という原理がはたらき、周囲の温度が下がります。

2.暑さに強いキャンプ用品

ハンモックで快適お昼寝

南米に生まれ、熱帯地の寝具として使われてきたハンモック。ゆりかごのように身をゆだねてリラックスできるのが特徴ですが、実は暑さを避けるためのアイテムだとご存知でしょうか。網目状になったものが多く、全身に風が抜けていきます。
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寝具はコット×ブランケット

夏の熱帯夜、寝袋では暑すぎて寝苦しくなってしまうことも。ベッドのような形状の「コット」なら、背中に風を感じられるため、涼しく眠れます。ブランケットやトラベルシーツを羽織り、軽やかな寝心地を楽しみましょう。
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