【SOTO】ソロキャンプにぴったり。レギュレーターストーブ ST-310の魅力とは?

公開日:2022 / 07 / 30
最終更新日:2022 / 07 / 30

シングルバーナーはひとつ持っていると、ちょっとした湯沸かしなどで活躍して便利ですよね。

その中でもSOTOのレギュレーターストーブST-310は、洗練されたデザインと確かな機能性で、多くのキャンパーに愛されているアイテムです。

筆者はST-310をキャンプ好きの友人に薦められて約5年前に購入。すぐにその使い勝手の良さやシンプルな見た目に夢中になりました。現在に至るまで、キャンプに行った際にお湯を沸かしたり調理をしたりと、毎回大活躍しています。

今回の記事ではレギュレーターストーブST-310について、使用方法や注意点を解説します。ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

レギュレーターストーブとは?

レギュレーターストーブとは文字通り、レギュレーター(調節装置)が付いているストーブのことを指します。

ST-310にはマイクロレギュレーターという小さなレギュレーターが搭載されており、ドロップダウン現象、すなわち温度低下によるボンベ内の圧力の低下を防いでくれます。

その結果、気温が低い場所や高地などでも安定した火力を保つことができます。
以上のことから、天候が変化しやすいキャンプや、装備を軽くしたい登山などで使われています。

基本的な使い方

使い方は非常に簡単です。以下、順に見ていきましょう。

まずは通常のカセットコンロのように、ガス缶をセットします。ガス缶を回しつつ、少し力を入れるようにしてセットします。

その後、「器具栓つまみ」をつまみ正面から見て反時計周りに回します。2回転程度すると、ガスが出てきて「シュー」と音が鳴ります。

その状態で「点火スイッチ」を押します。筆者はより使用しやすくするため、ST-310のオプション品、アシストグリップ(ST-3105)を装着しています。アシストクリップを装着すると、点火スイッチを押しやすくなるのでおすすめです。

着火できたら、「器具栓つまみ」を今度は時計周りに回して、火を調整します。

以上で点火作業は完了です。ST-310には余計な機構がないシンプル構造なので、点火も簡単に行えます。

レギュレーターストーブ ST-310の魅力

ST-310の魅力は以下の3つだと筆者は考えます。

安定した火力

前述でも触れましたが、ST-310は安定した火力が最大の魅力です。
通常のCB缶を用いたシングルバーナーでは、低温下では点火しにくくなりがち。ST-310であれば低温下でも難なく点火可能です。

CB缶が燃料なので経済的

キャンプで使用するガス缶には、CB(カセットガスボンベ)缶とOD(アウトドア)缶の2種類があります。ST-310は本格的なシングルバーナーでありながらも、CB缶を燃料としています。

OD缶は600円前後しますが、それに対しCB缶は200円程度と、3分の1の価格です。CB缶は取り扱っているお店も多く、スーパーやコンビニで気軽に手に入れることができます。

※使用するガス缶にはSOTO専用のものが推奨されています。SOTO専用のガス缶を使用しましょう。

折りたたむと小さくて軽い


ST-310は折りたたむと小さくコンパクトにまとまります。荷物を圧迫しにくいので、予備アイテムとして用意するのもよいでしょう。

また、専用の収納袋も付属しています。巾着型の袋でSOTOのロゴが入ったものです。ただ生地はやや薄めなので、バーナーを完全に保護するのには弱いかもしれません。

ハードタイプケースである「レギュレーターストーブ用マルチケース ST-3103」が別売りされているので、しっかりと保護をして持ち歩きたい方はこちらを購入しましょう。

レギュレーターストーブ ST-310の注意点

使用する上でいくつかの注意点がありますが、オプション品を購入することで改善できるものもあります。

ゴトクの脚が熱くなることがある


ゴトクが本体の脚と一体化しているため、使用していると脚が熱くなることがあります。

筆者はオプション品のシリコンチューブを付けています。シリコンチューブを付けると、脚が熱くなっても触ることができますし、誤って触れた際のヤケドの防止にもなります。また、脚が滑りにくくなるので、安全性を高める意味でも購入する価値があるオプション品だと筆者は思います。

点火スイッチが奥まった箇所にある


点火スイッチは奥まった箇所にあります。とくに鍋を乗せながらの再点火は、脚が熱くなっていることがあるので、注意が必要です。

点火スイッチに関しては、前述の通りアシストグリップ(ST-3105)がオプション品として用意されています。てこの原理を利用していることもあり、軽い力で楽に点火できるようになります。

輻射熱に注意


ST-310にはガス缶への輻射熱を防ぐため、輻射板が付いています。しかし、この輻射板はやや小さめのため、大き目のクッカーなどを使用すると、ガス缶へ輻射熱が伝わることがあります。

鉄板などの輻射熱が大きい調理器具は、使用厳禁です。

カスタムを楽しんで自分だけのレギュレーターストーブにしよう!

今回はレギュレーターストーブST-310の魅力について解説しました。

ST-310は人気が高い商品で、風防やアシストレバーなど数々のオプション品が販売されています。オプション品の中から自分の好みのパーツを選んで装着すれば、さらに愛着が湧くことでしょう。

自分だけのレギュレーターストーブをキャンプで活用してみてはいかがでしょうか。

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SOTO ST-310 レギュレーターストーブ 販売情報

※スペックなどの詳細は公式サイトを確認してください。

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オノデラ

キャンプ好きのWEBライター。
月に1回はキャンプに行きたいキャンパーです。
経験則を踏まえた、ユーザー目線の記事作りをモットーとしています。
真夏でも焚火を欠かさないほど焚き火好き。

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