「デイキャンプ」という言葉、聞いたことがありますか？
デイキャンプとは、日帰りのキャンプのこと。
キャンプは基本的に宿泊をしてアウトドアを楽しむものですが、宿泊はハードルが高い、と考える初心者の方も多くいます。そんな、宿泊は躊躇してしまうけれどキャンプはしたい、という方や、スケジュールの都合で宿泊はできないけれど、キャンプはしたい、という方におすすめなのがデイキャンプです。
この記事では、泊まりのキャンプとはまた違った、デイキャンプならではの良さ、デイキャンプに必要な道具、そしてデイキャンプにおすすめのキャンプ場を紹介したいと思います！
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デイキャンプのメリット、デメリット
デイキャンプの大きなメリットは、以下が挙げられます。
・料金が安くすむ
・持ち物が少なくすむ
・日帰りなので予定が立てやすい
通常の宿泊を伴うキャンプとは違い、デイキャンプはキャンプサイトの利用時間が少ないので料金が安めに設定されていることが多くあります。そのため、デイキャンプにかかる費用は安くなりがち。
また、宿泊に必要な寝具なども要らない上に、食事の回数も少なく必要な食材が少ないことから持ち物が少なくすみ、準備も楽になるというメリットがあります。
そして何よりも筆者がデイキャンプの一番のメリットだと感じるのは、予定が立てやすいということ。
友達となかなか休みが合わず、泊まりのキャンプに行けない！ということが多い人でも、泊まりのキャンプと違い、デイキャンプは日帰りですむので予定が合わせやすいのです。複数人でキャンプを行う人は、特にこの「予定の立てやすさ」はメリットとして実感しやすいことでしょう。
逆にデメリットとしては、
・1日のうちに設営、撤収をしないといけない
ということが挙げられます。
日帰りなので、その日のうちに設営・撤収をしなければならずバタバタします。時間に余裕をもってデイキャンプをしたいという方は、テントではなくタープだけを設営する、あるいは簡単に設営可能なワンタッチテントを利用するなどの工夫をした方が良いでしょう。これは、特に初心者の方には大切なポイントです。
そもそもキャンプを楽しむ時間が少ないデイキャンプでは、設営・撤収に時間を大幅に取られてしまわないよう、この点だけは対策を事前に考えておくことをおすすめします。
デイキャンプに必要な道具
ここからは、筆者が考えるデイキャンプに必要な道具について解説していきます。
設営
・テントもしくはタープ
・椅子
・テーブル
まずは、設営に関する道具です。
キャンプ初心者の方は、最初からこれらを持っていることはまずないと思うので、買い揃えるかレンタルする必要があります。
最初に書いた通り、設営・撤収を手早くすることを考えるなら、タープやワンタッチテントの利用を視野に入れましょう。
過ごし方やスタイルによっては椅子やテーブルが必要ないケースもありますが、BBQや食事を楽しむのであれば、持っていたほうがいいと思います。
ちなみに、筆者がいつもデイキャンプに持っていく設営時に必要な道具は先に挙げた3点に加え、以下の2つです。
・レジャーシート
・ポップアップテント（シェード）
レジャーシートは設営の際に荷物を置いたり、休憩するスペースとして使用しています。スタイルによってはチェアは用意せずに「お座敷スタイル」で楽しむ人もいます。
ポップアップテント（シェード）は、小さい子どもがいるので、オムツ替えや着替えのスペースとして利用でき、便利です。
少人数、短時間のデイキャンプなら、レジャーシートとポップアップテント（シェード）だけでも十分楽しめます。参加人数やスタイルで選びましょう。
調理
続いて、調理に関する最低限の道具を紹介します。
・食材
・ガスやBBQコンロなどの火器
・調理器具
・カトラリー（食器類）
・クーラーボックスまたはクーラーバッグ
デイキャンプということもありますので、特にこだわりがなく手軽に済ませたいならコンビニ飯やお弁当でも十分です。その場合は、ガスもBBQコンロも必要ないので更に荷物を減らすことができます。
逆に「デイキャンプだからこそ凝った料理を！」という楽しみ方をする人もいます。
筆者は友達とのデイキャンプで、「ハロウィンパーティ」をしたことがあります。ハロウィンにちなんだ料理や、飾り付けをして少し凝った楽しみ方をしました。もちろん、泊まりのキャンプでも同じように凝った楽しみ方をすることはできます。しかし、デイキャンプだとその日の昼食にだけ力を入れればいいので、準備も気持ちもとても楽に、凝った楽しみ方をすることができておすすめです。
その他
・ゴミ袋（ゴミ箱）
・虫対策グッズ
その他、必要な道具として忘れがちなのがゴミ袋やゴミ箱です。デイキャンプといえどもゴミは出ます。キャンパーとして当たり前のことですが、ゴミは指定されたところへ捨てるか、持ち帰るかしましょう。
また、春から秋にかけてのアウトドアでは、虫対策が必須です。虫よけスプレーなどのグッズを用意しておくと安心です。
このように、デイキャンプで必要な道具は非常に少ないので、楽に準備することができます。工夫次第では、さらに荷物を少なくすることもできると思いますので、ぜひ色々と試してみていただければと思います。
デイキャンプにおすすめのキャンプ場4選
最後に、デイキャンプにおすすめのキャンプ場をご紹介します。
『スノーピーク箕面キャンプフィールド』
大阪中心部から40分、最寄りのICから5分とアクセスが良いのが特徴です。
レンタル用品も充実していて、機材はすべて有名アウトドアメーカー「Snow Peak」製品。使ってみて良いと思ったものを、後で購入するのもおすすめです。
住所：大阪府箕面市下止々呂美962 （スノーピーク箕面自然館）
URL：https://sbs.snowpeak.co.jp/minoh/
『ウェルネスパーク五色』
デイキャンプの利用時間が長い上、各区画に電源・水道がついていて便利です！
アスレチック・温泉も近くにあるので、アクティビティもしっかり楽しむことができます。
住所：兵庫県洲本市五色町都志1087
URL：http://www.takataya.jp/
『笠置キャンプ場』
広い河川敷にあり、全面フリーサイト。川遊び・釣りができ、子供から大人まで楽しむことができます。
格安な上、予約なしで利用できることや、温泉が近くにあることも魅力的です。
住所：京都府相楽郡笠置町佃（木津川河川敷）
URL：http://www.kankou-kasagi.com/
『マイアミ浜オートキャンプ場』
琵琶湖が目の前にあり、最高のロケーションのキャンプ場です。
湖水浴もできるので、一味違った遊びを楽しむことができます。
住所：滋賀県野洲市吉川3326番地1
URL：http://maiami.info/
みんなでデイキャンプを楽しもう！
持ち物も少なく、手軽に楽しめるデイキャンプ。キャンプ場によってはレンタル品を準備しているところもあるので、キャンプ初心者でも簡単に楽しむことができます。
「キャンプに行きたいけど休みが取れない」という人や、「キャンプの準備をするのはちょっと面倒だな」という人は、デイキャンプはいかがでしょうか？手軽にアウトドアを楽しみましょう！
