キャンプを通し、子供は人生で大切なことを学ぶことができます。
本記事では、幼少期からキャンプを経験してきた私が、キャンプを通し子供が学ぶ、人生で大切なこと5つを紹介します。
キャンプを通し私が学んだ人生で大切なことは、大学生になった今にも繋がっています。
子供にとってキャンプは必要?
子供にとってキャンプは必要なのか、悩む人もいますよね。
結論として、子供時代にキャンプの経験をすることは、とても大切な意味を持ちます。
都会では決して学べないことが、自然やアクティビティを通し学べるのです。
知識だけでなく、人として大切な優しさや思いやりの心が育まれ、自然の大切さも学ぶことができます。
子供がキャンプから学ぶ5つのこと
子供がキャンプから学ぶことを、5つの点から説明します。
- 自然の大切さ
- 好奇心
- 創造力
- 危機管理能力
- 思いやりと優しさ
1. 自然の大切さ
キャンプを通し、子供は自然の大切さを学びます。
人から「自然は大切に」と教えられるのと、実際に自然と触れ合い自ら「自然は大切だ」と感じるのでは、大きな違いがあるのです。
私自身、実際にキャンプで自然と触れ合い、自然の素晴らしさや美しさを身をもって感じました。
特に山でキャンプをし、散歩へ出かけた時、静かで風が聴こえるようなあの森の感覚は、今でも忘れられません。
環境問題が叫ばれる中、実際に自然とふれあい、自然を大切にしたいと思う心を育むことは大切です。
2. 好奇心
キャンプを通して育まれる好奇心は、子供を大きく成長させてくれます。
川辺、山の中、星空、BBQ…キャンプでは日常生活にはない生活を楽しむことが可能です。
子供からすると、キャンプ場はまるで冒険の中の世界に感じられます。
「どうやったら魚を捕まえられるだろう」「あの星の名前はなんて名前だろう」
普段の日常では感じることのない疑問やワクワクを、たくさん感じたのを、今でも覚えています。
私は偶然落ちていたペットボトルの中に魚が沢山いた時、なんでこうなったんだろうと好奇心をくすぐられたのを今でも覚えています。
多くのことにワクワクし、自らから学ぶことが好きになったのもキャンプがきっかけです。
3. 創造力
キャンプを通し、子供は創造力を働かせます。
例えば、取ったカニをどう捕まえておこうか、あの岩に登るにはどうしたらいいんだろう、などキャンプの中には創造力を働かせるシーンがたくさんあります。
これらの創造力を養うことで、日々の生活や学習能力の向上にも良い成果が見込めるのです。
また、「平成28年度 文部科学白書」では、以下のように創造力と自然体験活動ほかの関連に言及されています。
社会で求められる仲間とのコミュニケーション能力や自立心,主体性,協調性,チャレンジ精神,責任感,創造力,異なる他者と協働する能力等を育むためには,様々な体験活動が不可欠です。
4. 危機管理能力
キャンプを通し、子供は危機管理能力を身につけます。
キャンプ中には、日常にはない危険が潜んでいることも。
私自身、川遊びの最中にふざけており、溺れてしまった経験があります。
その際は両親が助けてくれましたが、自然の力は怖いと、この時初めて感じました。
危険を回避するために、自ら考え行動する姿勢がキャンプを通し身につくのです。
5. 思いやりと優しさ
思いやりと優しさを、キャンプを通し子供は学びます。
キャンプ場には、ファミリーキャンプをしに来た人が多くいます。
近くのテント同士で子どもたちが仲良くなったり、アスレチックで一緒に遊んだり、川で友達ができるかもしれません。
そんな状況では、譲り合いや、順番を守るなどの状況が頻繁に生まれます。
例えば多くキャンプ場では、遊具があったり、人気の川場があったりします。
学校とは違い、キャンプ場は知らない子どもたちばかりです。
私自身、キャンプを通し第三者にも優しくすることが大切と学びました。
キャンプから私が学んだ大切なこと
このように、キャンプから学べる大切なことはたくさんあります。
私は今、大学4年生ですが、休学をして長期海外インターンをしています。
海外インターンをする前は、海外10カ国以上をバックパッカーとして旅をし、世界の自然を見て人々と触れ合ってきました。
今、自分自身が海外で生活していることも、好奇心から旅にでたのも、全てキャンプという経験があったからだと思っています。
繋がっていないように思えますが、「海外に行きたい」と好奇心が旺盛になったのは、きっとキャンプがきっかけです。
そして、海外にいても最低限の注意を払うという危機管理能力も、キャンプを通し身につけました。
なにより、世界は絶景が溢れています。
自然の大切さをキャンプから学び、実際に世界の大自然を目で見て感じたいと思っています。
是非、子供にキャンプという経験を与えてあげて下さい。
きっと子供は大切なことを沢山学ぶはずですよ。