【ギアカスタム】ブロカントキャンプ!?オピネルをカスタムしてフレンチ古道具風に

公開日:2018 / 11 / 01
最終更新日:2020 / 03 / 30

突然ですが、最近ブロカントキャンプに勤しんでます。

ブロカントキャンプとは?
フレンチ古道具テイストの道具で演出したサイトで楽しむキャンプです。知らなかった?当然です、完全なる私の造語なのでご安心ください。でも、これが素敵で楽しい。

今回はブロカントキャンプの中のカスタムネタ、オピネルを古道具風にカスタムする遊びネタをお届けします。

ブリコラージュでブロカントします(きっぱり)

え、ブリコラージュ?ブロカントもピンとこないのにそんな単語使う?
そう思った方はまったくもって正常です。
まずは“ブロカント”とは?最近インテリア界隈では浸透しはじめているフランス語で、意味としては「古道具」とか「ガラクタ」あたり。

出典:ラフジュ工房

フランスには古い家具や雑貨をインテリアに使う文化があって、その中でざっくりと“アンティーク”という言葉はハイエンドなものだったり100年以上古いモノを指します。一方年代が比較的新しく、日常グレードの古い家具や雑貨類が“ブロカント”。
身近な骨董として蚤の市等で手に入るようなフレンチの古道具がインテリアで楽しまれています。実はその辺の雑貨の世界観がキャンプに好相性なんです。

このブロカントには傷んだ家具を修繕したり再塗装したり、DIYしながら使われている家具類も含まれていて、フランス人にとって日曜大工は実はとても身近。そのフランス人の日曜大工がブリコラージュと呼ばれています。

そんなわけで、カスタムは正式にはブリコラージュですが、遊びのジャンルとしてブロカントキャンプと定義させていただきます。

フレンチギアといえば?オピネルですよね。

ベースが必ずしもフランス由来である必要もないかなと思いつつ、初回はフランス代表にこだわりたい。

―OPINEL JAPAN―
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そしてまず思いついたのが代表的なフレンチギアのオピネルナイフ。誰しも一度は目にしたことがあるといっていいくらい身近な存在でもありますが、『世界で最も美しいデザイン100のプロダクト』に選ばれ、ポルシェ911やロレックスと共にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館に展示された逸品でもあります。かのパブロ・ピカソも愛用していたとか。常用できてグッドデザインなプロダクトでフレンチ、これほどブロカントに相応しいやつもほかにいなそうです。

『カスタムしてフレンチ古道具風キャンプギアを作る』ブロカントキャンプの第一回にこれ以上ないカスタムベースかなということで、オピネルを古道具化カスタムします。

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アウトドアライター&クリエイター夏野 栄

山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。

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