<キャンプのプロ監修>川遊び完全マニュアル。遊び方から服装・持ち物、おすすめキャンプ場まで

公開日:2016 / 07 / 29
最終更新日:2021 / 07 / 18

斎藤さんおすすめの川遊びは? 道具、持ち物リスト

湘南自然学校で実践されている川遊びノウハウを公開!

ゴーグル

r16summer_6-09川の中には、水草や虫、魚など、たくさんの生き物が棲んでいます。私たちが、毎年キャンプに出掛ける川では、イワナやアユがびゅんびゅん泳いでいるのを見られます。シュノーケリングでなくても、スイミング用のゴーグルで顔をつければ、十分に観察できます。
Amazonで確認する

ライフジャケット

r16summer_6-02深みにはまっても、ライフジャケットさえ着けていれば沈むことはありません。特に滝に入ったり、遠出して沢を歩くときなどは必須です。
Amazonで確認する

竹の水鉄砲

r16summer_6-10子どもとの水遊びで、意外に盛り上がるのが水鉄砲。ただ、プラスチックでできた拳銃型の水鉄砲を川で使うと、砂利が入って詰まってしまうことがあります。押し出して水を放出する、昔ながらの竹鉄砲がおすすめです。
Amazonで確認する

ボディボード※浮輪はNG

r16summer_6-07湘南自然学校の川遊びでは、必ず持っていくアイテムです。水深が浅くても、流れに乗って楽しめます。浮輪は簡単に流れて行ってしまうので、川遊びではおすすめしていません。
Amazonで確認する

虫取り網・プラスチックの飼育ケース

rDSC05283
rDSC05255昔ほどではありませんが、子どもはやっぱり虫、生き物が大好き。小川で水生昆虫や小魚を捕まえるのも、エキサイティングな川遊びプランです。
網はふつうの虫取り網より、できれば川虫用を用意したほうが使いやすいでしょう。捕まえた生き物は、透明のケースに入れて観察し、リリースします。
Amazonで確認する

虫対策グッズ&救急セット

最後に、遊びの内容に関係なく、用意しておきたい持ち物を。
ひとつめは虫対策グッズ。水のまわりには、蚊やブヨ、蜂などの虫がたくさん。特に、流れが弱く水がたまっているような場所には、蚊が大量に発生することもあり、虫よけは必須です。

ガスで拡散するタイプの虫よけスプレーは、子どもが必要以上に噴射して、すぐになくなってしまう可能性があります。ローション、ミストなど手に付けて延ばすタイプの虫よけスプレーがおすすめです。

刺された跡をケアする薬や、蜂など毒虫に刺されたとき、応急処置的に毒を吸い出せるポイズンリムーバーも持ち歩いておきましょう。
ふたつめは、救急セット。ちょっとしたキズの応急処置ができるカットバンや消毒液は用意しておきましょう。rDSC09673
上の写真は、湘南自然学校の携帯用救急セットです。ウエストポーチに入れて、ハイキングなどにも携帯します。

次ページは事故を未然に防ぐ川遊び4つの注意ポイント・・・

おすすめ記事

湘南自然学校 校長 斎藤 泰幸

キャンプ歴38年以上。日本キャンプ協会キャンプディレクター1級保持。
学生の時にはキャンプカウンセラーをしていたという斎藤さん。当時珍しかった「自然学校」に入社し、旅行会社、スポーツクラブを経て、2000年「湘南自然学校」を設立。現在では多くの子どもたちに自然を通じて「生きる力」を伝えている。趣味は海系が得意でスノーケリングやサーフィン。
湘南自然学校HP:http://www.shonan-ns.com/

湘南自然学校の記事一覧