solo stoveの純正アクセサリーにタキビズムのジカビにジャストフィットするアイテムが新登場!【UPI 23SS展示会】

公開日:2022 / 08 / 02
最終更新日:2022 / 08 / 02

東京は表参道。高級ブランドの旗艦店やオシャレなカフェやレストランが立ち並ぶエリアに、一風変わったアウトドアショップがあります。「UPI表参道」。北欧や北米のアウトドアブランドを中心としたプロダクトの輸入・販売やオリジナル製品の開発・販売を行うアンプラージュインターナショナル(UPI)の旗艦店です。

UPI表参道は、アウトドアライフを体験、自然を体感できるアウトドアショップであり、UPIの取り扱うブランドのすべての製品を手に取って試すことができます。都心にいながら自然を感じることのできるアウトドアショップで、店内には森をイメージし設えられた自然が広がり、木々や草花の間を小川が流れていて、小川には実際に魚も泳いでいます。

そんな他とは一線を画す体験型アウトドアショップ「UPI表参道」で、秋の新製品展示会が開催されました。人気の焚き火台である「solo stove(ソロストーブ)」からは焚き火調理がしやすくなるアイテムやアクセサリー、日本の職人がつくるこだわりの焚き火道具が魅力の「TAKIBISM(タキビズム)」の焚き火台「JIKABI(ジカビ)」にジャストフィットするよう設計された「DALUM(ダーラム)」のグリドル等、キャンパー注目の新作アイテムが登場します。

「エーライト」の新作チェアにグランドトランクの“シュラフ一体型”ハンモック


「GRAND TRUNK(グランドトランク)」は、ハンモックを中心に展開するトラベルギアブランドです。旅行に気軽に持って行ける軽量でコンパクトなプロダクトを多く送り出していて、携帯性に優れたアイテムと豊富なラインナップが多くのユーザーに支持されています。

ちなみにアニメ、コミックスの『ゆるキャン△』で志摩リンが愛用しているチェアは、グランドトランクのもとで復活を果たした「Alite(エーライト)」のチェア「メイフライ」です。メイフライは、ロータイプの3脚チェアで前脚は着脱可能です。

エーライトには「モナーク」という2本脚のチェア、自身の足でバランスをとりロッキングチェアのように揺れることができるチェアがありますが、メイフライも同じくロッキング機能を持たせることができます。

4脚バージョンの「マンティス」というチェアもあります。

グランドトランクでは、「コンパス360スツール」というチェアも注目のアイテムです。品名に360と入っている通り、座面が360度回転するタイプのスツールです。

コンパクトサイズながら、座面の下にはメッシュポケットが付いているので、小物やドリンク等を収納することができます。

使用時のサイズは約38×32×32cmで、収納時は約28×9×9cmというコンパクトさです。

秋冬のハンモック泊なら、ハンモックとシュラフ一体型


グランドトランクはハンモックの豊富なラインアップが魅力の一つというブランドですが、そのハンモックから革新的なアイテムが登場します。

シュラフとハンモックが一体となった化繊タイプの「グランドトランク エボリューション20 ハンモック シンセティック(画像)」とダウンタイプの「グランドトランク エボリューション 20ハンモック ダウン」です。アメリカ本国ではすでに発売されていて、ユーザーから好評だそう。

夏キャンプでハンモック泊を経験しその魅力を知ったキャンパーさんはいても、「冬キャンプでハンモック泊はさすがに…」という方がほとんどかもしれません。しかし、エボリューション20はどちらのモデルも“秋冬用”のハンモックです。

外側にダウン・中綿が詰められているので、冷気をしっかりと遮断。首元から入ってくる冷気対策も万全で、ショックコードを絞ることで冷気の侵入を防いでくれます。両モデルともに下限温度は-7度に設定されています。

設営は付属のカラビナを連結させるだけと簡単で、一体型なので荷物のパッキング時にもバラバラにならずにまとまります。

収納時は、画像右端のようなサイズ感(エボリューション20 ハンモック シンセティック:約36cm×20cm×20cm)。ダウンタイプはもう少しコンパクト(約33cm×18cm×18cm)になります。

なお、上画像に写っているもののほとんどがグランドトランクの展開するハンモックです。2人で乗れるダブルサイズのハンモック等、バリエーション豊かなラインナップなので、ハンモックに興味があるという方は一度体験しに行ってみると、ピッタリのモデルが見つかるかもしれません。

solo stoveの焚き火ライフを充実させてくれるアクセサリー


シンプルなデザインと高い燃焼効率で、手軽に大きな炎を楽しむことができる焚き火台として人気の「solo stove(ソロストーブ)」のファイヤーピットシリーズ。

そのファイヤーピットシリーズに、純正のソロストーブ拡張アイテムが登場します。「ヒートディフレクター」です。

ヒートディフレクターは、ファイヤーピットシリーズの「レンジャー」「ボンファイヤー」「ユーコン」の各サイズ用に専用で設計されていて、「上はあたたかいんだけど、側面や足元があんまり…」というソロストーブユーザーの悩みを解決してくれる拡張アイテムです。

焚き火の熱を下へ反射させてくれるので、側面や足元から焚き火のあたたかさを感じることができるようになります。

また、純正ならではのピッタリサイズで「グリドル」と「グリル」も、ラージとスモールが2種類ずつ登場します。別売りのハブが必要になりますが、焚き火での調理をより楽しめるアイテムです。

タキビズムの焚き火台「ジカビ」にジャストフィットするグリドル


日本の職人による、焚き火を楽しむためのこだわりの焚き火道具が魅力の「TAKIBISM(タキビズム)」。

タキビズムの人気焚き火台でありS・M・Lと異なるサイズで展開されている「JIKABI (ジカビ)」の各サイズにジャストフィットするよう設計されたアイテムが、スウェーデンのブランド「DALUM(ダーラム)」のグリドルです。ジカビシリーズに合わせたサイズで開発されているため、ジカビとの相性は完璧。

ロースタイルの焚き火台で、直火に近い感覚で焚き火を楽しめることが魅力の一つであるジカビですが、焚き火調理がややしづらいという側面もありました。しかしジャストフィットするグリドルで高さを出すことができるので、ジカビでの焚き火調理を楽しみやすくなります。

ダーラムのグリドルは、直火が可能なキャンプ場ではそのまま使用可能。調理後、まだプレートが熱い状態でも持ち運びが可能になるハンドルがあり、使い込んで育てる楽しみを味わえるアイテムです。

solo stove にもシンデレラフィット


なお、ダーラムのグリドルは、solo stoveのファイヤーピットシリーズにもシンデレラフィットする仕様です。

タキビズムユーザーにはうれしい注目の新作も登場予定

タキビズムで人気の道具は、もちろんジカビだけではありません。フライパンとディッシュ(お皿)が一体となった「フライパンディッシュ」や、火吹き棒であり火掻き棒でもある「ブレス トゥ ファイヤー」等、オンラインショップでソールドアウト状態が続き、入荷後は抽選販売になるほど入手が難しい製品が多くあります。

そんなタキビズムはこれから、フライパンディッシュや鉄製のシェラカップである鉄椀シリーズの「ハンザン」「ヤシマ」用の道具も展開予定となっています。タキビズムの道具が作り出される槙塚鉄工所と同じ香川県の谷川木工芸とのコラボレーションで、フライパンディッシュや鉄椀にジャストフィットする蓋とまな板が、近日発売予定です。

※画像はサンプルのため実際の製品とは異なる可能性があります。

なおオンラインショップでは在庫切れが多く購入が難しいタキビズムの道具ですが、店舗には在庫があり購入できる時がありますので、まずはUPIの各店舗への問い合わせが一番良い入手方法かもしれません。

IH対応可のキャストアイアン。北欧の老舗ブランド「スケップシュルト」


「SKEPPSHULT(スケップシュルト)」は、116年の歴史を持つ北欧唯一のキャストアイアン(鋳鉄)ブランドで、UPIで新たに取り扱いが始まります。

約7.5cm幅の「ミニフライパン」や直径20cmで深型のフライパン「ディープパン」等、幅広いラインナップがあり、パンケーキが一度に7つ作れる「パンケーキパン」に「ダッチオーブン」もあります。

スケップシュルトの製品は、直火だけでなくIHにも対応可能のため、自宅でもアウトドアでも長く調理時間をともにするパートナーになってくれそうです。

フィンランド国防軍と共同開発した“セパレートできる”テント


フィンランドのブランド「SAVOTTA(サヴォッタ)」からは、「HAWU(ハウ)」というフィンランド国防軍とサヴォッタが共同開発したテントに注目です。画像ではシンプルなワンポールテントのように見えますが、ハウはユニークなテントで、その理由はセパレートして使えるというところにあります。

ハウは、「ドアピース」「ウォールピース」「エクステンション」「センターポール」の4つのピースで構成されていますが、各ピースを分割して持ち運ぶことができて、各ピース単体で購入することが可能。さらに(ポールを除いた)各ピースそれぞれ単体で使用することもでき、各ピースの組み合わせを次第で様々に異なる設営を楽しめるテントなのです。

製品名には「FDF」という文字が並んでいますが、これはフィンランド国防軍という意味。フィンランドでは軍用として使用されていて、屋外の医療ステーションとしても使用されているため、その耐久性の高さは折り紙付き。センターポールを木で代用して設営することも可能で、冬キャンプ用に薪ストーブを設置するためのポートも用意されています。

ミリタリーギア好きにたまらない「サヴォッタ」


サヴォッタには他にもミリタリー好き、ブッシュクラフト好きにはたまらないバックパックも多くあります。バックパックは外付けできるアタッチメントが豊富にあるため、自在にカスタマイズすることが可能です。

UPIが新たに取扱を開始するウォーターボトル「ヤールヴ」


今季から新たにUPIが取り扱いを始めるブランドの一つにスウェーデンの「JARV(ヤールヴ)」があります。

ヤールヴは、スウェーデンのウォーターボトルを展開するブランドで、レザーグリップ付の保温・保冷に長けたステンレスボトルが販売されます。レザーカバーはもちろん取り外し可能で、別売りのレザーストラップを取り付けることもできます。

ブランドのロゴに使用されている足跡は「グズリ」という動物のもので、ブランド名もグズリから採用されています。

天然の抗菌防臭効果、メリノウールウェア「ウールパワー」


吸湿速乾性に高い保温力、ソフトな肌触りがアウトドア愛好家に支持されるメリノウール。冬用のインナーウェアという印象を持っている方も多いかもしれませんが、汗冷えしにくい機能性があり、天然の抗菌防臭効果も魅力のため、夏キャンプにもオススメの素材となっています。

抗菌防臭効果についてUPIのスタッフも「(撮影で)メリノウールのソックスを数日間履き続けたが、全然匂いがしなかった」と、話していました。UPIでは「Woolpower(ウールパワー)」というスウェーデンのメリノウールウェア、インナーやソックス、帽子やブランケット等幅広い製品を扱っています。

モーラナイフとヘレナイフにケリーケトルも

全ラインナップが揃うモーラナイフ


UPIでは、キャンパーに人気の「MORAKNIV(モーラナイフ)」の全ラインナップを扱っています。表参道店の壁には「ガーバーグ」や「ブッシュクラフト」、「コンパニオン」等あらゆる製品が並んでいるので、用途にマッチする1本を見つけることができます。

ナイフではモーラナイフに加えて、「HELLE(ヘレナイフ)」も扱っています。1本1本熟練工のハンドメイドのためモーラナイフよりも値段は高くなりますが、シースナイフもフォールディングナイフも様々なタイプを見ることができます。

ユニークなルックスの「KELLY KETTLE(ケリーケトル)」も、UPIで扱っています。

素早くお湯を沸かすことのできるアイテムで、アクセサリーを使えば調理もできます。アクセサリーはケリーケトル本体とスタッキング可能なので、万能さを備えた防災アイテムとしても活用できる魅力があります。

都心にいながらアウトドアライフを感じられる体験型ショップ


秋の新製品展示会で、UPIで新たに発売される新製品を中心にご紹介しました。UPIの各店舗では他にも様々な製品を扱っているので、自分に合ったアウトドアライフのためのギアを探すのにピッタリです。アウトドアライフの楽しみの幅を広げてくれるUPIの各店舗では、こだわりの製品の販売だけでなく、火おこし体験やナイフの使い方等、ワークショップ等も開催されています。

UPIの直営店は、2022年7月時点でUPI表参道(東京)、UPI鎌倉(神奈川)、UPI京都(京都)、UPIオンネトー(北海道)があります。近くまで行かれた際はもちろん、UPIの店舗を目的に足を運んでも決して損はないアウトドアショップです。アウトドアライフの新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。

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