テントの種類は様々!テントの種類・選ぶ時のポイントとは

公開日:2022 / 04 / 11
最終更新日:2022 / 04 / 11

テントをいざ買おうと思っても、「種類が多すぎてどれがいいか分からない」となってしまう方も多いのではないでしょうか。

たくさんの種類があると、選択肢が豊富になって楽しい反面、自分に合ったテントを探すのも一苦労ですよね。

そこで今回は自分に合ったテントを探している初心者の方に向け、テントの種類にはどういったものがあるのか、また、テントを選ぶ際のポイントについて解説していきます。

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テントの種類

まずは、テントの種類について解説していきます。ここでは、大きく5つの種類に分類しました。

ドームテント

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ドームテントはテントの中で、もっともポピュラーなテントです。初心者の方がイメージするテントは、多くの場合この種類かと思います。

シンプルな構造で設営しやすく、自立するので、設営後の微調整や移動も簡単にできます。また、デッドスペースが少ないのも特徴で、広々と室内を使うことが可能です。

ドームテント本体は居室のみとなっていることがほとんどなので、基本的にはタープを別で購入する必要があります。ただ、前室(荷物などを置けるスペース)があるタイプであれば、そこをタープ代わりにすることができる場合があります。

【メリット】

自立できるので、移動が簡単
種類が多いので、デザインの選択肢の幅が広い

【デメリット】

天井の高さが低いので、やや窮屈に感じることも
組立にやや時間がかかる場合も

ワンポールテント


ワンポールテントは、三角の形状が特徴的なテントです。

その名のとおり、ワンポールで自立することができ、設営も簡単です。さらに、ポールが少ないので軽く、持ち運びにも優れています。

三角でおしゃれな見た目をしているのも、ワンポールテントの魅力です。

【メリット】

設営が簡単
ポールが少ないので軽い
おしゃれな形状

【デメリット】

真ん中にポールがあるので、テント内レイアウトに制限がある
端のほうなどにデッドスペースが多いことも

ロッジテント


「小屋」のような形状をしており、大人数で利用できるのがロッジテントです。

居住性能が高く、大人数でも快適に過ごすことができます。

【メリット】

大人数でも問題のない大きさ
天井が高いので、テント内でも立って歩ける

【デメリット】

重量が重く、大きいので持ち運びが大変
サイズが大きいので設営が少し大変

トンネルテント


トンネルのように、長い形状をしているテントです。

設営も簡単で、大型のタイプから、少人数でも使える小型のタイプもあります。

大型のタイプはサイト区画に収まらないこともあるので、使いたい場合にはあらかじめサイトとテントの大きさを比較しておく必要があります。

【メリット】

広々と使えて、タープがなくても快適
シンプルな構造なので設営が簡単

【デメリット】

夏場は熱がこもることがある
テントサイズが大きいので、サイトの区画サイズとの比較が必要

ワンタッチテント


折り畳み傘を広げるように、ワンタッチで設営が可能なテントです。

ペグを打たなくても自立するので、最も簡単に設営できるテントと言えます。
※ペグを打つとさらに安心して使えます。

簡単に設営できますが、テント全体が一体型であるため、骨組みが破損してしまうとテントが使えなくなることがあります。

【メリット】

設営が簡単
自立でき、移動もできる

【デメリット】

骨組みが破損すると、テントが使えなくなることも
折り畳みの方法が難しいタイプもある

テントを選ぶポイント

続いてはテントを選ぶ際のポイントを解説していきます。

大きさは少し大きめに


テントには、泊まることができる人数の目安がメーカー側から決められています。2〜3人や4〜5人といった表示を必ず確認しますしょう。

荷物を置くことを考えると、1〜2人分の余裕があるサイズを選んだほうが無難です。

よく行くキャンプ場が車をテントの近くに停められるかも、テントの大きさを決めるポイントになります。

車を近くに停められれば、車内に荷物を置いておけますが、車が遠いとテント内に荷物を置くことになります。その結果、荷物がテント内を圧迫することに。

利用するキャンプサイトに合わせて、テントのサイズを考えると良いでしょう。

収納時に持ち運びやすいサイズか


テントは、自宅からキャンプ場まで持ち込み、さらにキャンプ場で車から自分のサイトまで持ち運ぶ必要があります。そのため、自分が持ち運べるサイズ感なのかも確かめておくと良いでしょう。

テントを設営状態でしか見ていないと、収納した状態を見て
「想像よりも大きかった…」
ということになりかねません。

手運びでない場合も、キャリアカートに収まらないことも考えられます。収納した状態でのサイズは事前にチェックしておきましょう。

デザインを妥協しない


テントひとつで、サイトの雰囲気が決まるといっても過言ではありません。もちろん機能性は大事なポイントですが、デザインを妥協してしまうと後々後悔することも。

自分の好きな色や、形を優先したほうが結果的に長く使いたいテントとなる可能性があります。

迷ったらデザインで最終決定。たとえ多少使いづらかったとしても、使い慣れていけば良い、という考え方も一つです。

テントの素材にも注意


テントの素材によっても、大きくテントの性能が変わるので注意が必要です。

テントの素材は科学繊維のポリエステル、ナイロンや天然繊維のコットンなどがあります。

ポリエステルは、テントの中で最も一般的な素材です。雨などの水分の吸湿性が低く、乾くのも早いです。しかし、火に弱い欠点があります。

ナイロンはポリエステルの特性に加え、火に強いですが、高価な点がネックとなります。

コットンは火に強いメリットがありますが、水に弱いというデメリットがあります。

このように、それぞれの素材にメリットとデメリットがありますが、初心者の方にはコストと、扱いやすさの面で、ポリエステル性のテントをおすすめします。

自分のお気に入りのテントを見つけよう

今回はテントの種類や選び方のポイントを解説しました。

テントはキャンプに欠かせないギアのひとつです。それだけに、愛着の湧きやすいギアでもあります。

今回紹介したポイントを参考に、あなたに合ったテントを見つけましょう。

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オノデラ

キャンプ好きのWEBライター。
月に1回はキャンプに行きたいキャンパーです。
経験則を踏まえた、ユーザー目線の記事作りをモットーとしています。
真夏でも焚火を欠かさないほど焚き火好き。

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