個性豊かな機能を備えたモデルがそろう!軽量・コンパクトな「ブエンアミーゴ」ってどんなテント?

公開日:2021 / 05 / 28
最終更新日:2021 / 06 / 16

「ブエンアミーゴ(Buen Amigo)」というブランドをご存じでしょうか?

これは世界的な有名アウトドアブランドのOEM生産を行っているテントの工場が、2000年に立ち上げたオリジナルブランドです。

世界数十カ国で販売されていて、日本ではテントファクトリーが2017年から輸入代理店として販売しています。

そんな「ブエンアミーゴ」のテントの特徴は、軽量でコンパクトなこと。フライシートにはポリエステルリップストップ、ポールにはジュラルミンを採用することで、軽量化を図っています。

日本で発売されているのは1人用から3~4人用で計3モデル4アイテム。それぞれに特徴があるので、詳細を見ていくことにしましょう。

サポートポールで強度と居住性を向上した「コンフォート」

3~4人用モデルの「コンフォート」は、ポールをクロスさせたオーソドックスなXフレーム構造に、2本のサポートポールを追加して強度を高めたドームテントです。

サイズは約220×320×115cmの3~4人用ながら、重量は約4.4kgと軽量。収納サイズは約54×18.5×18.5cmとコンパクトです。

前後対称なのもコンフォートの特徴のひとつ。設営後に「前後を間違えた!」ということもありません。

左右にはベンチレーションを装備。パネルを閉じていても、通気性はしっかりと確保できます。

インナーテントは、Xフレームにサポートポール2本を追加することで強度をアップ。出入り口側のヘッドクリアランスも十分に確保しています。

左右には大きめのメッシュ窓を装備。前後のドアパネルをメッシュにすれば、十分な通気性を確保できるので、夏でも涼しく過ごせます。

開けたドアパネルを収納するポケット付き。面倒なパネルのロールアップをする必要はありません。

カラーはライムグリーンのほかにレッドもラインアップしています。

大型ベンチレーションで通気性を確保する「ビートル」

「ビートル」は、Xフレームに1本のサポートポールを追加した、3ポールの2人用ドームテントです。

サイズは約150×245×110cm。重量は約3.1kg、収納サイズは約48×16×16cmと軽量・コンパクト。

背面には上下2段の大型ベンチレーションを装備しています。前面の出入り口をメッシュパネルにすれば、風通しがよく快適です。

オーソドックスなXフレーム構造に、サポートポールを1本追加。これにより強度と居住空間を高めています。

背面には開閉可能な大型のメッシュパネルを装備。フライシートの大型ベンチレーションから取り込む空気の量を調整できます。

カラーバリエーションは、レッド以外に鮮やかなライムグリーンがあります。

ソロキャンプに最適な2サイズがそろう「ハンズダウン」

携帯性を重視した「ハンズダウン」には1~2人用の「ハンズダウン2」と、ひとまわり小さい1人用の「ハンズダウン1」があります。構造はどちらもシンプルなXフレーム構造。装備や機能も同じ内容です。

「ハンズダウン2」のサイズは約210×195×105cmで、実質は1人+荷物スペースが確保できる1.5人用といった感じ。重量は約2.5kg、収納サイズは約48×16×16cmと非常にコンパクトです。

幅はそのままに、奥行きと高さをひとまわり小さくしたのが「ハンズダウン1」。サイズは約210×225×110cm、重量が約2.1kg。収納サイズは約49×15.5×15.5cmです。

天頂部の左右にはベンチレーションを装備。ハンズダウン2には、ベンチレーターを広げる支柱が付いています。

2本のポールを交差させたシンプルなXフレーム構造を採用。素早く設営ができ、総重量を軽くすることができます。

上部には開閉できる2つのメッシュパネルを装備。出入り口を閉めていても簡単に換気が行えます。

ドアパネルはC型を採用。下方で巻き取るメッシュパネルを装備しています。

カラーは「ハンズダウン1」と「ハンズダウン2」のどちらも、ダークグリーンとイエローの2色をラインアップしています。

かゆいところに手が届く機能も魅力

定員の違いだけでなく、それぞれに個性的な機能を備えた「ブエンアミーゴ」。自分のキャンプスタイルに合ったモデルを見つけて、楽しんでみてください。

ちなみに「ブエンアミーゴ」は、フライシートをバックルで固定するので、スピーディーな設営が可能です。あとから張りの調整ができるのでキレイに設営できます。

また全モデルにギアハンモックが装備されているので、小物の整理だけでなく、小型のLEDランタンを載せて、ランタンハンガー代わりに活用することもできます。

そんな、かゆいところに手が届いた使い勝手のよさも「ブエンアミーゴ」の魅力のひとつです。

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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