白馬「八方池」全行程&持ち物・注意点ほか完全ガイド!手軽にアクセスできる国内最高レベルの絶景スポット

公開日:2019 / 09 / 25
最終更新日:2024 / 05 / 01

八方池の魅力&おすすめ撮影スポット

八方池が視界に入ってくると、ルートが二手に分かれます。

右手に進むと、八方池へ真っ直ぐ降りて行くルートです。

ですが、ここであえて左手に進み、もう少しだけ登るルート(唐松岳方面。第3ケルンがあります)がおすすめです。

なぜなら、八方池の全景を、上から見下ろせるスポットがあるからです。

池の水面近くからの眺めもよいですが、高所からの風景も素晴らしいので、ぜひ立ち寄ってください。

最終的には、左右どちらから行っても、八方池の際まで降りられます。

取材を行った日は、天候は良かったのですが、風が常に吹き続けていて、水面が波立ったままでした。

風が収まって、水面が鏡のようになると、目の前の白馬三山が映り込む絶景に出会えます。

紅葉シーズン(9月下旬~10月下旬)もおすすめ!

なお、9月下旬~10月下旬は、紅葉シーズン。

シーズン終盤は、白馬三山の山頂が冠雪し、見事なコントラストを見せてくれる可能性もあります。

ただし、この時期になると、八方池周辺は標高が高いため、気温10度を下回るケースも珍しくありません。防寒装備は万全にして行きましょう。

なお、ビギナー向けの登山シーズンは、10月下旬頃まで。

以降は、八方アルペンラインも運休となり、積雪の可能性も出てくるため、本格的な装備と経験のある、ベテラン向けの登山道になります。

下山時の注意ポイント

下りも、天気が良ければ、最高のパノラマを楽しめます。

注意点は、八方アルペンラインの終了時間です。

最上部のグラートクワッドリフトの営業終了は、真夏でも16時台に設定されています。

八方アルペンラインのホームページ

余裕を持って行動しましょう。

なお、下山時は、傾斜がかなり急に感じる場面があります。

年齢や運動不足から足腰に不安のある方は、迂回ルートを推奨します。

急傾斜の岩場や階段を降りてくると、足腰に負担がかかり、膝が笑ってしまったり、最悪は痛めてしまうケースもあります。

必要な持ち物

八方池はもちろん、道中も素晴らしい景色を見せてくれる、八方尾根のトレッキング。

軽装でチャレンジできますが、最低限、以下の持ち物は用意しましょう。

  • 履き慣れた運動靴
  • レインウェア(防水透湿素材推奨)
  • リュックサック:両手は必ず空けること
  • 帽子
  • 防寒着
  • お茶やスポーツドリンク1人1リットル以上
  • 行動食

靴は、運動靴で問題なく、わざわざトレッキングシューズを購入するほどではありません。

天気予報は山では参考になりません。レインウェアは絶対に持っていきましょう。

飲み物は、登山中に購入することはできません。

行動食は、歩きながらでも食べやすく、糖分が補給できるお菓子類やドライフルーツ、ウィダーインゼリー、カロリーメイトなどがおすすめです。

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