キャンプとギアを楽しく学ぶ!「テントファクトリー×Campoo!~RIDE ON CAMP~」研修キャンプレポート

公開日:2022 / 07 / 13
最終更新日:2022 / 07 / 13

去る6月、アウトドアブランド「テントファクトリー」とアウトドアショップ「Campoo!(キャンプ~)」が、1泊2日の合同キャンプ研修を開催しました。その名も「RIDE ON CAMP」。

Campoo!は、オンライン販売中心のテントファクトリー製品を見て、触って、確かめられる数少ないリアルショップ。それだけに、今回の研修キャンプでは、Campoo!スタッフのみなさんも、多くのテントファクトリーのギアを実際に使って体験できるいい機会です。

またテントファクトリースタッフも、キャンプギアに精通したCampoo!スタッフのみなさんに製品を使ってもらい、その感想を聞けるいいチャンスです。

そんな「RIDE ON CAMP」が、どんなキャンプだったのかを紹介していきましょう!

さまざまなテントを実際に設営して比較体験!


キャンプ場に着いてまず始めたのが、さまざまなタイプのテント設営。実際にCampoo!スタッフのみなさんに設営してもらうことで、テントの特徴を実感してもらいました。もちろん、これらのテントに宿泊してもらうので、その使い勝手も体験してもらえます。


今回設営したのは写真右から、遮光・遮熱性が高い「ブルーウィンド トンネル2ルームテントLA」、独自のHi-TC素材を採用した「TCワンポールテントR1」、昨年の完売からようやく再販が決定したイグルータイプの「フォーシーズンズ エクストラドームグローリー4」、R1にメッシュパネルやグランドシートを装備した「TCワンポールテントRG」。


それと、出入り口にVポールを採用して居住性をアップした「TCワンポールテント180V」です。

TCとポリエステル、ブルーウィンドなどの素材を比較することができたので、Campoo!スタッフのみなさんも、より理解がより深まったのではないかと思います。

しかも幸か不幸か、この1泊2日の中で曇り・雨・晴れと、天候のバリエーションも豊か。それぞれのモデルの耐水性や結露の発生具合、遮光性、通気性を比較体験できるいい機会となりました。

おすすめのキッチンレイアウトを解説


引き続き行われたのは、テントファクトリーがおすすめするキッチンレイアウトのレクチャーです。

キッチンテーブルを使わずに料理を作ると、天板が低いので腰が痛くなってしまうことも。

でもこのキッチンは「メタルメッシュ3Dテーブル120」に「プライユニットトランクオンテーブルM」を載せているので、調理台の高さが81.8cm。

屈まずに調理できる高さになるため、腰が痛くなることもありません。

テーブルの下には、積み重ねてもサイドから中身が出せる「Dコンボックス50」を設置。これがそのままキッチンラックとなるので、クッカーや食器などの出し入れが楽に行えます。


その横に「スチールワークスFDテーブル700MH」に載せた「メタルクーラースチールボックスL」をセットすれば、作業しやすいキッチンの完成です。正面からいるとこんな感じになります。調理がスムーズに行え、料理もおいしく作れるレイアウトです!

フォトブック掲載のレシピに挑戦!

「百聞は一見にしかず」ということで、設営したキッチンで実際に料理を作ってもらうことにしました。作る料理は、今年発売の「ブランドフォトブック2022」に掲載されている「スペアリブ」と「ピクルス」です。


まずはピクルス作りから。密閉できるボトルやビニール袋に材料や調味液を入れて、クーラーボックスで寝かせておきます。すし酢を使うので、寝かせる時間は1時間程度でOKです。


ピクルスを寝かせているあいだに、スペアリブを仕込みます。肉に下味を付けてから、漬けダレとスペアリブをビニール袋に入れます。そしてこちらも、クーラーボックスで寝かしておきます。

作業自体は簡単ですが、実際にキッチンを使ってもらうことで、その使い勝手を実感できたのではないでしょうか? 単なるテーブルやコンテナボックスも、このように組み合わせて使えば、使いやすいキッチンテーブルになるのです。

スタッフみんなでコミュニケーションタイム!

実際の作業ばかりではなく、おいしい料理を囲んでのコミュニケーションタイムもまた、いい情報交換の場となりました。

そして今回は大所帯ということもあって、さまざまな料理がテーブルに並びました。


まずはキッチンレイアウトのレクチャー時に仕込んで置いたピクルスとスペアリブ。簡単でおいしくできるので、キャンプビギナーにもおすすめの料理です。


そして大好評だったのが、テントファクトリー“オフィシャル・ハンター”(!?)が振る舞ってくれた鹿肉料理です。数種類の部位を食べ比べることができるという貴重な経験もさることながら、そのおいしさにみなさんビックリです。

害獣として駆除される動物をただ処分するだけでなく、このようにおいしくいただくというのは大事なこと。ジビエがもっと世に広まるといいな、と思える時間でもありました。


そして今回、初めて挑戦してみたのが「手巻き寿司」です。漁港近くのキャンプ場なので、事前に近所の魚屋さんに刺盛りを注文しておきました。結果は大好評! あっという間の完食に驚いてしまいました。

すべての食材を下ごしらえして持参すれば、現地での手間やゴミが少なくてすみます。でも、おいしい食材がある土地に来たときには、地産地消も楽しみたいものです。そうすればきっと、その土地の特色を知ることができるし、もっと好きな土地になるはずです。


ちなみに今回のご飯は、スイッチひとつでごはんが炊けるアウトドア用自動炊飯器で炊きました。もちろんダッチオーブンや飯ごう、電源あれば炊飯器でもOK。得意な炊飯を楽しんでみてください。ただし、酢飯を作るための寿司桶は、忘れないように!

気になるギアを「Campoo!」で体感しよう!


今回一緒に研修キャンプを行った「Campoo!」は、神奈川県横浜市にあるアウトドアショップ。店内には、こだわりのアウトドアギアがズラリと並び、まるでギアカタログの中に飛び込んだかのようです。



オンライン販売がメインで、現物を見られる機会が少ないテントファクトリー製品も展示されているので、実際に手に取ることができます。

この研修キャンプで、テントファクトリー製品に精通されたスタッフがそろう「Campoo!」に、ぜひ一度足を運んでみてください!

Campoo!公式サイト:https://www.shop.campoo.camp/

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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