夏キャンプの暑さ対策!キャンプ場の選び方や就寝環境の作り方も

公開日:2022 / 06 / 04
最終更新日:2022 / 06 / 04

いよいよキャンプシーズンの到来ですね!

これから、夏に向けてキャンプを予定している人も多いのではないでしょうか?夏のキャンプでは、川遊びや虫取りなどたくさんのアクティビティを一緒に楽しむことができます。

しかし、夏のキャンプは日中はもちろん、夜もひどく暑くなります。筆者と同じように、テント泊をするも「暑くて寝苦しかった…」という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?暑くてなかなか眠れず、次の日は寝不足、なんてことになると辛いですよね。

この記事では、そんな暑い夏の夜を乗り越えるための寝床対策をご紹介します!いずれか一つを実行してみても良いですし、複数の対策を組み合わせて実行しても良いと思います。それではさっそく見ていきましょう。

涼しいキャンプ場を選ぼう


寝床対策だけでなく日中の暑さ対策にも繋がりますが、そもそも夏は、標高の高いキャンプ場や、林間サイトのあるキャンプ場を選択することがおすすめです。

標高が高いと、その分気温も低くなります。また、林間サイトは木陰が多く、自然のカーテンの役目をしてくれるので、直射日光が少なくなり、夏でも比較的過ごしやすくなります。

しかし、注意しないといけないのが夜間の寒さ対策です。日中涼しい場所は、思っていたよりも夜の気温が下がることがあるので、薄手のブランケットなどを持っていくと安心です。

また、林間サイトは虫が多いことがあるので、普段以上に虫除け対策をしっかりしておいたほうが良いでしょう。

風通しを良くしよう


テント内の風通しを良くすると、熱気がこもらず過ごしやすくなります。

例えば、設営時に風通しの良い場所を選んでテントを立てる、通気性の良いコットンのテントや、メッシュの多いテントを使用する、といった方法があります。

また、たくさんの人数で一緒に寝るよりも、少ない人数で寝たほうがそのぶん風通しも良くなり暑さが軽減されます。テントの定員人数めいっぱいのぎゅうぎゅうの状態で眠るのではなく、少し大きめのテントを用意して広さに余裕を持った状態で寝るのがおすすめです。

冷感グッズを使おう

最近では、冷感マットや氷枕など色々な冷感グッズが発売されています。アウトドア用のものを買わなくても、100円均一やインテリア用品店で購入することも可能です。

特に、冷感マットは普通のマットに比べてひんやりした肌触りなので、寝るときに適しています。また、氷枕や、袋を叩くと冷たくなるような使い捨ての冷却パックもおすすめです。

筆者は半信半疑で100円均一の冷感マットやタオルを真夏のキャンプに持っていったことがありますが、思った以上にひんやりして気持ち良かったです。ただ、冷感マットやタオルは劇的に暑さを抑える、ということはできないので、他の対策と組み合わせる必要があるでしょう。

扇風機を使おう

画像:シロカポータブル扇風機「ANDON(アンドン)FAN」

電源付きサイトであれば、家で使っている家電をそのまま持っていって使用することができ、簡単に涼を取ることができます。特に扇風機は、テント内にこもった熱い空気を外に送り出すことができるのでおすすめです。

電源のないサイトでは、USB充電式や乾電池式の扇風機を使うと良いでしょう。これらは家庭用の扇風機に比べ、持ち運びやすくコンパクトなものが多いので、アウトドアにおすすめです。

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コットで寝よう


コットという言葉をはじめて聞く人もいるかもしれません。コットとは、キャンプ用の簡易ベッドのことです。背もたれのない、横長のベンチのような形をしています。

コットを使って寝ることで、地面と体の間に空間ができます。そのため、床にマットを敷いて寝袋で寝るよりも風通しが良くなります。

なお、コットは夏だけでなく、冬にも活躍してくれます。コットがあれば、地表の冷えを直接背中で感じなくて済むようになるためです。

さらに、日中はベンチや荷物置き場として活用することができます。

コットを購入するのは勇気がいる、と感じる方もいると思いますが、オールシーズン、そして昼も夜も活用できるので、買えば重宝するでしょう。まだ持っていない方は、ぜひ検討してみてください。

冷房のついたキャビン・コテージに泊まろう


最終手段は冷房のついたキャビン・コテージに泊まることです。そうすれば、外の気温がどんなに高くても、気にすることなく眠ることができます。

筆者も真夏のキャンプは暑くて耐えられないので、キャビン付きのサイトを利用したり、コテージ泊をすることがあります。寝る時だけでなく、日中に暑くて耐えられないときの逃げ場としても使用できるので、とてもおすすめです。

また、コテージだとシャワーやお風呂がついているので、たくさん汗をかいても心配ありません。

テント泊に比べるとどうしても料金は高くなりますが、「暑い中テントで寝るのは耐えられない!」という人や、小さなお子様が一緒の人は、最終手段としてキャビン・コテージ泊をおすすめします。

寝苦しい夏の夜とはさよなら!


夏のキャンプは、夏休みやお盆休みと重なることもあり、とても人気です。せっかくキャンプに行くのならば、夜はぐっすりと寝てしっかり休みたいですよね。

今回紹介したものは、寝る時の暑さ対策だけでなく、日中の暑さ対策にもつながります。お金を掛けずに今すぐできるような方法もあるので、ぜひ取り入れてみてください。

これから段々と暑くなりますが、みなさんが暑さに負けずに快適なキャンプ時間を過ごせますように!

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ひなた あかり

キャンプ好きの両親のもとに生まれ、小さい頃からキャンプ・車中泊の楽しさを知る。
キャンプ歴30年・登山歴6年のアウトドア大好き一児の母。
結婚してからは夫婦でキャンプをはじめ、息子は7ヶ月でキャンプデビュー!
お洒落キャンプを目指しつつ、小さな子どもを連れて簡単に楽しめるキャンプを日々研究中。

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