【検証】電車キャンプor車キャンプ?ソロキャンプにはどっちが向いてる?

公開日:2020 / 04 / 02
最終更新日:2020 / 04 / 13

「電車キャンプ」vs「車キャンプ」交通費

遠出になることが多いキャンプ。

キャンプギアを節約すること以上に気になるのが交通費ですよね。

グルキャンなら、ガソリン代や高速代を割り勘にできますが、ソロキャンプだと全ての費用が自分持ちに、、

「車と電車、どっちが安いのだろう?」と電卓を手に計算することもしばしば。

例えば、電車でも車でもアクセスしやすい「氷川キャンプ場」を目的地として、新宿駅からの交通費を計算すると以下のようになりました。

  • 電車:片道約1100円(往復2200円)
  • 車:レンタカー約1万円〜2万円(一泊二日)+高速代+ガソリン代

これを見ると、ソロキャンプの場合、交通費は「電車キャンプ」の方が抑えられそうです。

もちろん、目的地となるキャンプ場までの距離やルートによっては、「車キャンプ」の方が安くなる可能性もあります。

レンタカーの有無なども考慮する必要はありますが、交通費という面では、「電車キャンプ」を検討する余地は十分あるのではないでしょうか?

「電車キャンプ」vs「車キャンプ」所用時間

車の場合、せっかく朝早くキャンプに出発したのに渋滞に巻き込まれることもよくあります。

「休日だからしょうがないけど、せっかくのキャンプタイムが削られて悔しい!」と思うのは僕だけではないはず。

それでは、時刻通り運行する電車だったらキャンプ場までの所要時間を短縮することができるのでしょうか?

交通費と同様に「氷川キャンプ場」を目的地に、所要時間を計算してみました。

  • 電車:約1時間半~2時間(新宿駅〜奥多摩駅)
  • 車:約1時間~3時間(高速道路経由)

新宿駅から「氷川キャンプ場」の最寄駅である奥多摩駅までは、中央線・青梅線経由でアクセスできます。

乗り換えの待ち時間で多少前後するものの、電車での所要時間は約1時間半~2時間。

一方、車は道路状況によって、時間が大幅に異なります。

アウトドアに出掛ける人が少ない平日は約1時間で到着できるものの、渋滞が発生しやすい休日は3時間以上かかることも覚悟しなくてはいけません。

確実に自分の狙った時間にキャンプ場に到着したいなら「電車キャンプ」がいいかもしれません。

「電車キャンプ」vs「車キャンプ」気軽さ

最後はソロキャンプに行く際の気軽さです。

最寄駅からの距離や人混みなど、ソロキャンプにおいて何を「気軽」だと思うかは人それぞれ。

僕の場合、ソロキャンプで一番重視しているのは「お酒を心置きなく飲めるか」ということ。

酒飲みキャンパーにとって、大自然の中でゆったり飲むお酒は何事にも代えがたい至福のひとときです。

土日を利用してソロキャンプに行く場合、一泊二日の行程が多いと思います。

グルキャンなら、運転を他の人に任せられるものの、ソロキャンプはそういうわけにはいきません。

そのため「車キャンプ」だと、「翌日、車を運転するから体力を残しておかないと」と無意識で自分にセーブをかけてしまうことも。

その点、「電車キャンプ」は、電車にさえ乗ればあとは座っているだけ。

「帰り際でもビールが飲める!」と思うと、気軽にソロキャンプに出掛けたくなります。

もちろん、お酒を飲まない人や車の運転が苦じゃない人は、「車キャンプ」でも十分気軽にソロキャンプに行けると思います。

自分にとって何が負担かを考慮しながら、より気軽にキャンプに行ける方法を選んでみましょう。

「電車キャンプ」vs「車キャンプ」検証結果

今回、ソロキャンプの交通手段として「電車キャンプ」と「車キャンプ」を検証した結果、このようになりました。※あくまで僕個人の見解です。

自分が重要視する要素をピックアップしながら、電車か車、どちらのスタイルがソロキャンプに向いているか考えるのも楽しいですよ。

「電車キャンプ」も「車キャンプ」もメリットがたくさんあります。

自分に最適なキャンプスタイルを見つけて、最高のソロキャンライフを送りましょう!

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翻訳アウトドアライター KON

アウトドア派な翻訳ライター。留学先で訪れたカリフォルニアでキャンプに目覚める。
学生時代から万年金欠。格安キャンプ術を考えることが趣味。

海外経験を活かしたアウトドア情報や金欠キャンパーに向けた情報を発信中。

twitter:@KON_camp

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