カブトムシ、クワガタをキャンプで捕まえるために必要な道具と3つの採集方法【準備編】

公開日:2017 / 07 / 14
最終更新日:2021 / 08 / 03

キャンプ場で捕獲!3つの採集方法

一言でカブトムシ・クワガタの採集と言っても、実はその採集方法は様々です。地域や環境によって採集方法も異なります。

今回は、その中でもキャンプ場という環境を想定した3つの採集方法を案内します。

採集方法その1 【樹液採集】

これは木の幹や枝などにいるクワガタなどを採集するやり方です。素手で捕まえる事のできる高さにクワガタがいればよいですが、必ずしもそうではありません。その場合に必要になってくるのが虫網です。木の柄の先に網がついている一般的なものでOKです。もちろん中には柄の部分が木ではなく伸縮自在の物などもありますが、まずは一般的なもので十分でしょう。

採集方法その2 【燈火採集】

夜間での採集には懐中電灯を使用した燈火採集。キャンプで持参している懐中電灯はLEDが多くなってきていますが、LEDの光では効果がありません赤外線ライト(電球タイプのもの)を用意しましょう。

懐中電灯をだいたい30~45度の角度で照らし、集まってくる虫たちを捕獲します。懐中電灯を使用した採集方法はカブトムシやクワガタ以外の虫も集まってくることが多く、たくさんの種類の虫たちに巡り合えます。

採集方法その3 【トラップ採集】

先ほどの燈火採集もトラップの一つですが、作り方と準備が簡単なバナナトラップを紹介します。

【作り方】
バナナを2~3cmほどにカットし、軽く焼酎をまぶし発酵させれば完成です。

発酵させるにはジッパー付きの袋に密閉し、高温の場所(夏の場合は直射日光のあたる窓際など)で1~2日間放置しておくと良いでしょう。発酵促進のためにイースト菌を最初にまぶしておくのもより効果があります。途中袋が膨らんでき始めたら発酵が進んでいる目安です。パンパンになってきましたら、たまにジップロックを開きガスを抜いてあげれば中身の噴出を抑える事ができます。完成したバナナトラップはしばらくそのままにしておき、キャンプ場でいざ使う特に網や布の袋に移し替えて木に吊るします。

次回は「捕獲編」

昆虫採集は簡単そうに見えますが、服装や安全管理などを抜かりなく行う事が重要です。安全で楽しく昆虫採集するための準備とアイテムをお出かけ前に忘れずチェックしましょう!
次回は「捕獲編」です。3つの採集方法を詳しくお伝えしますのでお楽しみに!

捕獲編はこちら
【捕獲編】カブトムシ、クワガタをキャンプで捕まえる3つの採集方法、時間帯、採集に向かない日

持ち物をおさらい
・長袖、長ズボン、靴(長靴)、手袋(軍手も可)
・虫よけアイテムと目薬
・虫カゴ
・虫網
・懐中電灯(赤外線ライト)
・一時的なエサ(バナナ、リンゴ)

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