キャンプのハイシーズンと言えば夏、もちろん気候が穏やかな春や秋も人気があります。しっかりとした寒さ対策が必要になる冬はハードルが高いイメージがあるのではないでしょうか。その一方で、冬だからこそ味わえるキャンプの魅力もたくさんあります。
例えば、虫に悩まされることが少なく、思う存分に焚き火を楽しめ、澄んだ空は天体観測にもってこい。シュラフなど必要な装備を用意して、防寒対策さえできれば誰でも冬の世界を満喫できます。
そんな冬キャンプのコツに迫るため、今回は静岡在住のキャンプ好き動画クリエイター・shiromaniさんに取材しました。ファミリーキャンプを中心に楽しむshiromaniさんが活用するのが「Jackery（ジャクリ）」のポータブル電源。その便利な機能や活用方法について詳しく話を聞きました。
YouYubeでファミリーキャンプの様子を発信
人類の進化を表す図のようにポーズを決めるキャンプ一家。左から順にパパ、ママ、小学6年と3年の兄弟が登場するYouTube「Shiromani Channel」では恒例のサムネイルです。動画の撮影から編集までを担うのはパパ・shiromaniさん。仲睦まじいファミリーキャンプの様子を、心地よい音楽にのせて届ける動画は多くのキャンパーを惹きつけます。
「日常とは一味違う特別な時間を家族と過ごしたい」と2014年夏にキャンプデビュー。家族との思い出を形に残そうとスマホで始めた動画制作でしたが、凝り性な性格にキャンプ仲間の勧めも相まって本格的にYouTubeをスタートさせました。チャンネル登録者数2.6万人以上に及びます。（※2022年12月現在）
気づけばキャンプ歴9年目にして180泊以上。そのたびに撮りためた動画には、ナイフの扱いや火の起こし方を覚えながら成長する子どもたちと、それを温かく見守る夫婦の姿が映し出されています。
家族で過ごす冬キャンプの魅力って？
一年中ファミリーキャンプに出かけるというshiromaniさん。中でも寒さが身に染みる冬キャンプは、家族との温かい食事や焚き火を一段と楽しめるそう。「幕一枚隔てた冬の大自然を親子一緒に感じる瞬間は他には代えがたい感動があります」と話します。
冬ならではの自然の景色も醍醐味のひとつ。霜雪で覆われた真っ白な大地、夜空一面に輝く星、凍った水たまり――。「子どもたちも寒さそっちのけで冬の世界に興味津々です。シェルターにこもりがちな大人よりも元気いっぱいですよ」と笑います。
寒さ対策で導入したポータブル電源
今では冬キャンプを難なくこなすshiromaniさんですが、小さな子どもと一緒ということもあり、安全面には特に気を遣ってきたそう。「気温がぐっと冷え込む就寝時の寒さ対策は試行錯誤の連続でした」と振り返ります。
冬仕様のダウンシュラフだけではどうしても心もとない。薪・石油のストーブはやけどや一酸化炭素中毒などのリスクが伴う。AC電源付きサイトを利用しようにも特に冬は予約が埋まりやすい。
そこで目を付けたのが「Jackery ポータブル電源2000 Pro」でした。電源のない場所でも家庭用の暖房器具を使うことで快適なキャンプを楽しんでいます。「家族4人で電気毛布2枚あればぬくぬく眠れています。シュラフの上にかけたり、下に引いたりすれば十分暖かいですよ」と話します。
今では就寝時に限らず幅広いシーンでポータブル電源2000 Proを使っているというshiromaniさん。ここからはファミリーキャンパー兼動画クリエイターとしての視点からポータブル電源2000 Proの活用法を詳しく紹介します。
【ポイント1】どこでも家電をフル活用
ポータブル電源2000 Proの最大の特徴は2160Whの大容量と定格出力2200Wの高出力。家庭用コンセントやUSBなどの差込口を備えており、ほとんどの家電製品に対応することができます。
shiromaniさんは、電気ストーブを持ち込んで足元を暖めるほか、電気毛布を使って簡易的なこたつとしても活用。ホットプレートでお好み焼きパーティーを楽しんだこともあるそう。
「これ一つあれば家族4人で使う電力を十分に賄えます。気軽に家電を使えることで自由な発想でキャンプに臨めるようになりました。工夫次第で利用できるシーンは無限大です」
【ポイント2】サクッと充電、持ち運びも楽々
荷物が多いファミリーキャンプは準備にも時間がかかるもの。ポータブル電源を持っていくにせよ、あらかじめ充電しておく必要があります。そんな時、AC急速充電に対応しているポータブル電源2000 Proなら約2時間でフル充電が可能。shiromaniさんは「つい忘れがちな充電ですが気づいてからでも間に合うほど早いので助かります」と話します。
shiromaniさんの愛車・FJクルーザーの荷台に積み込まれたキャンプ道具の数々。ちょうど中央にすっぽりと収まっているのがポータブル電源2000 Pro。同類商品と比べても重量は約19.5kgと軽く、サイズは384×269×307.5mm（幅×奥行き×高さ）とコンパクトなのも魅力です。
「頑丈な作りの本体はアウトドアでの使用も安心感があります。取っ手を収納すると天面がフラットになるのも好印象ですね。キャンパーにとって車への積載のしやすさは重要なんです」
本体のフロント部分には夜のキャンプシーンに役立つライトを搭載。災害時などにはSOSのモールスを点滅発信することもできます。「非常に明るいライトなので暗くなってから車の荷物を積み下ろしする時にも便利です」とshiromaniさん。
【ポイント3】こだわりのコーヒーもお手軽
冬キャンプの楽しみはキャンプ場で淹れるコーヒー。焚き火やガスバーナーで湯を沸かすのもいいですが、準備や片付けが手間なのも事実。特に朝はすぐに体を温めたいもの。そんな時にshiromaniさんが愛用しているのが電気ケトル。冬の朝、ポータブル電源2000 Proにつないでさっと湯を沸かし、ドリップバック淹れたコーヒーで一日が始まります。
無類のコーヒー好きのshiromani夫婦。キャンプ以外でも、地元の珈琲店で焙煎の修行しながら好みの味を追求するほど。オンラインで販売しているオリジナルのドリップバックやコーヒーグッズも人気を集めています。
キャンプイベントなどで露店を出すこともあるそう。そんな時にもポータブル電源2000 Proで電気ケトル2台と電動ミルを稼働させ、たくさんのお客さんにこだわりのコーヒーを届けています。
【ポイント4】動画制作もお手のもの
動画クリエイターとしての顔を持つshiromaniさん。自身のYouTubeチャンネルの更新のほか、キャンプ関連のプロモーション動画なども手がけています。キャンプ場にはカメラやドローンなどの撮影機材を持ち込み、PCを広げて編集までこなすことも少なくありません。
動画撮影の難点は機材のバッテリー消費が早いこと。shiromaniさんの場合、手持ちの予備バッテリーだけでは足りないため、現地で充電しながら使いまわして運用しています。それを可能にするのが最大で8つのデバイスに同時給電できるポータブル電源2000 Proです。
「バッテリーを気にしながら撮影するストレスから解放されました。冬なら暖房器具で暖まりながら、バッテリーを充電しつつ、PCで動画編集をすることだってできます。仕事の質と効率を上げるには欠かせないツールです」
【ポイント5】災害時の備えにも
キャンプで役立つポータブル電源ですが、災害時の備えとしても重要な役割を果たします。そこでshiromaniさんが注目するのはポータブル電源2000Proと充電用ソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator 2000 Pro」です。
ポータブル電源とソーラーパネルをケーブルでつなぐだけで太陽光で発電できるシステム。停電などで電気のない状況でも電力をまかなうことができます。パネルは折り畳み式で持ち運びに向いており、6枚接続すれば約2.5時間でフル充電が可能です。
技術の進歩と共に充電式のギアの普及が進むキャンプ業界。shiromaniさんも充電式LEDランタンなどを多用しています。USB充電も可能なポータブル電源2000Proなら直に差して充電もOK。
「キャンプ用品は防災グッズとしても使えるものも多く、ポータブル電源と組み合わせて備えるのもおすすめ。一家に一台あればキャンプはもちろん、防災の観点でも心強い存在です」
冬キャンプにポータブル電源という選択肢
shiromaniさんがポータブル電源を使い続ける理由。それは「冬でもなるべく安全に快適に過ごせるように環境を整えて、子どもたちが自然に触れ合う時間を優先してあげたい」という思いが根底にあるから。shiromaniさん流のリアルな活用術の数々はファミリーキャンパーや冬キャンプに挑戦したい人の参考になる内容が盛りだくさんでした。
みなさんも大容量で機能的なJackeryのポータブル電源2000Pro で快適な冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろんソーラーパネルと組み合わせて災害時に備えるのもおすすめですよ。
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