コールマン「タフドーム/3025」ファミリー向けエントリーモデルをキャンプ体験。人気の秘密を徹底チェック

公開日:2016 / 06 / 28
最終更新日:2021 / 02 / 24

今回タフドーム3025を体験してもらう児玉夫妻。お子さん2人の家族4人で、一泊してもらいました。

天井が高いテントはスペースを広く使える

使用時のサイズは、幅300×奥行き250×高さ175cm。同じエントリー向けテントの大ヒットシリーズ「タフワイド」より、一回りコンパクトです(後述しますがその分価格が安い)。

rDSC08912

写真は取材協力していただいた児玉夫妻。

特筆すべきは、「高さ」です。身長174cmの旦那さんが、かがまずに立てます。

そのため、テント内で動きやすく、寝ていても開放感があります。実際に、天井の高いドーム型は壁の勾配が急なので、デッドスペースが生まれません。

限られたスペースを最大限に使えるんです。

ワンルームテントですが、こんな風にキャノピーを上げて前室もを作ることも。

rcamp20160604_114

インナーテントの出入口とフライシートの間には、雨風をしのげるちょっとしたスペースが確保できます。靴や荷物が濡れずに置けるのはうれしいポイントですね。

rDSC08903

「外から見た以上に、広く感じました」と児玉夫妻。やんちゃ盛りの子どもたちと、ゆったり過ごせたようです。

また、今回は使用しませんでしたが、スタートパッケージに付属するインナーシート(フォールディングマット)は、フロアにジャストフィットのサイズです。

雨の日でも風通しをコントロールできるベンチレーション

タフドームは、コールマンの他シリーズでも好評の「サークルベンチレーションシステム」を採用しています。

rDSC08941

rDSC08935

ベンチレーション(通気口)が上下についています。特に上のベンチレーションは、簡単に開け閉めして風通しをコントロールできます。

出典:コールマンHP
そのほかにも、広めの出入口やメッシュポケット、外部電源を使用する際のコードの引き込み口の配置など、細かい使い勝手の良さが光ります。

耐水性、耐久性は必要十分

耐水圧は約2000mmと、このクラスでは十分のスペック。75Dポリエステルタフタを採用したフライシートは、しっかり撥水してくれるように感じました。

rDSC08935

この日はあいにくの雨だったものの、室内に水が染みこむようなことはまったくありません。

2ルームテントと比較すると、ワンルームテントは強風の際の安定感などに不安はありますが、タフドームにはフライシートにあるストームガードと呼ばれる部分にロープを結び、しっかり地面に固定できる「ストームガードシステム」が採用されており、弱点をきっちりカバーしています。

アルミ製のメインポールは、触ってみると、見た目以上に安定感を感じられました。

次ページは総評、そして拡張性の高さ・・・

おすすめ記事