無人島で大自然を感じるキャンプ旅 ~沖縄・伊是名島~

公開日:2022 / 11 / 17
最終更新日:2023 / 01 / 06

PR

南の島でキャンプをするという憧れを叶えられる場所が沖縄にあります。

沖縄本島から船で約60分のところにある「伊是名島(いぜなじま)」では、無人島でキャンプを楽しめます。島の紹介を含めて、無人島キャンプの魅力を伝えます。

伊是名島ってどんな島?


沖縄本島北部・今帰仁村(なきじんそん)の運天港からフェリーで約1時間のところにある伊是名島。周囲が約16.7キロと小さな離島ですが、美しいサンゴ礁や小高い山々など豊かな自然が今なお残っています。

琉球王国・第二尚氏初代国王の尚円王(しょうえんおう)の生誕地として知られ、関連遺跡など歴史的な見どころも多い離島です。

伊是名島へのアクセス方法


沖縄本島北部・今帰仁村の運天港からフェリーでアクセスが可能。1日2便が運航しています。

【運天港】
〒905-0404
沖縄県国頭郡今帰仁村上運天
料金:片道/大人1840円、往復/大人3500円

伊是名島の無人島キャンプとは?


伊是名島から渡し舟で約15分のところにある、屋那覇島(やなはじま)という無人島でキャンプをすることができます。

いぜな島観光協会を通じて船をチャーターして入島することが可能です。バナナボートで無人島まで移動というアクティビティ要素が満載の方法もありますよ。キャンプテントの貸し出しも行っています。

【お問い合わせ】
いぜな島観光協会
TEL : 0980-45-2435(平日09:00~17:00)

無人島キャンプ1日目

ドキドキの無人島キャンプがスタート!私なりの無人島キャンプスタイルを時系列で紹介していきます。

テントを立てて、夕食作り。BBQで豪快に肉を食らう


まずは拠点を決めて寝床を整えます。無人島なので島の好きな場所に、自由に、テントを立てられるのがとても新鮮です。海沿いにテントを立てたら夕食作りに取り掛かります。


今回はいぜな島観光協会に手配いただいたお肉を豪快にBBQでいただくことにしました。分厚くカットした肉を網に置いてしばらくすると、ジュ―っという音が食欲をそそります。海を目の前に食べるお肉は最高の一言です。


ビーチを散策していると、いい感じの流木に出会えました。都会の喧騒を忘れて、思い思いに好きな時間を使えるこの贅沢感がたまりません。

無人島キャンプ2日目

無人島のモーニングコールは、水平線から上る朝日と波音


水平線から上る朝日とざざーっと押し寄せる波音に心地よく目覚め、無人島の2日目がスタートしました。


いつもより早起きしたので、朝のビーチを散策。こちらも早起きのヤドカリに出くわし「おはようございます」とご挨拶。誰もいない無人島なので、出会う生き物たちが一層愛おしく感じます。

無人島で優雅なモーニングを楽しむ

朝の散歩に夢中になっていると、いい感じでお腹がすいてきたのでようやく朝食作りへ。ハムと卵をパンで挟んだ簡単なサンドイッチも、自然豊かな無人島ではそれだけでちょっとしたご馳走に感じます。海を眺めながらいただきます。

無人島での海の遊び方


屋那覇島ではシュノーケルも楽しめます。遠浅で波も比較的おだやか。100メートルほど泳げばサンゴ礁やそこに集まる熱帯魚を見ることができます。ライフジャケットを着用するなど、自己管理をしっかり行い遊泳やシュノーケルを楽しんでください。

最後に、キャンプで出たゴミなどの影響で環境が壊されてしまう可能性もあります。キャンプ場のルールに沿ってゴミ処理を行うなど、マナーを守って楽しみましょう。

伊是名島に戻り島内の絶景スポットへ出掛けよう


無人島をあとにして、2日目の残り時間で伊是名島内を観光します。まず訪れたのが「ギタラ展望台」です。海ギタラと陸ギタラという、2つの大きく切り立った岩山と美しい海が一望できます。


お次はギタラ展望台からすぐ近くの「マッテラの浜」へ。白く美しい砂浜が続く、絶景ビーチです。日陰も多く腰かけてゆったりするには絶好の場所。キャンプも可能なので、次はこちらでお世話になりたいものです。先程のギタラとマッテラの浜があるこの海岸一帯を「二見ヶ浦海岸」と呼ぶそうで、「日本の渚百選」にも選ばれています。


海の次は小高い山々を攻めていきます。伊是名山森林公園内にある「神の岩座」は切り立った岩場からのダイナミックな絶景が楽しめます。訪れる際は足場に注意して楽しんでください。


こちらは「アハラ御嶽(うたき)」からの眺めです。先程の海ギタラと陸ギタラがきれいに見られる場所で、この美しい景色は島のパンフレットになっているほどです。御嶽は神々が祀られている神聖な場所なので、マナーを守って訪れましょう。


昭和52年(1977)に島で唯一の国の重要文化財に指定された「銘苅家(めかるけ)住宅」。銘苅家は尚円王の叔父にあたる家系で、代々、伊平屋伊是名の総地頭職(現在でいう村長のような役職)を務めた家柄とのこと。島にはこのような歴史を感じるスポットも点在しています。

無人島キャンプと伊是名島観光を終えて


主に山林や河辺でのキャンプを楽しんでいる私からすれば、すべてが新鮮で発見が多いキャンプ旅でした。手つかずの大自然に癒された2日間。ぜひ皆さんも一度島に訪れてみてはいかがですか?

インフルエンサー紹介

marimari
年中四季折々のキャンプを楽しむ女子キャンパー。
自身のInstagram(@marimari8208)でキャンプの魅力を発信中。そのほか、数多くのメディアに取り上げられている。著書に『おしゃれそとごはん』オーバーラップ 『marimariの女子キャンプ』光文社 『星空キャンプの教科書』監修 GBなど。


沖縄しまさんぽWebサイトでは、まだまだ知られていない離島観光体験、グルメ、イベントなどの観光コンテンツを紹介しています。公式Instagramも要チェック!!https://www.instagram.com/okinawa_shimasanpo/

 


沖縄県内の新型コロナウイルス感染症に関するデータや、旅行前の準備、沖縄県の取り組みなどの情報を提供しています。

おすすめ記事