“ひと山貸し切り”ワイルドグランピング体験!究極のプライベート空間を満喫

公開日:2022 / 06 / 11
最終更新日:2023 / 11 / 02

二日目は周辺観光を楽しむ

21日の朝食メニューは、鯖の水煮缶を使ったビビンバ風炊き込みご飯と、うるいのお浸し、「GLAMPiC」差し入れのインスタントコーンスープ。

炊き込みご飯の素は、前夜の「ケイジャンチキンの素」と同様、カルディ(KALDI)の製品です。研いだ米に「SABAビビンバ風さばご飯の素」を混ぜて鯖の水煮缶を加えて炊くだけの超簡単料理ですが、クセになる旨さです。残りは鯖焼き飯にして夜食になりました。

KALDIにはキャンプの時短調理に便利な調味料やソース類が多く売られていて重宝しています。なんとなれば、KALDIに来て陳列棚を見ながらキャンプ料理のメニューを考えるくらいです。今回は事前に用意して持ち込みました。

蔵王周辺を散策。温泉好きにはたまらない。


朝食後は蔵王方面にドライブです。蔵王のお釜(五色沼)まで道の両側に残雪の壁をみながらドライブ。宮城県内に位置するお釜は季節によって透明度が変わるといわれますが、当日は泥水のような色で残念。

その後蔵王温泉に向かい、まずは定番といわれる大露天風呂に行きました。渓流の横で白濁した湯に浸かって気持ち良いけれど、「200人は入れる」という宣伝文句ほどには広く感じませんでした。

蔵王温泉街では、名物のジンギスカンを食べた後、蔵王で最古といわれる公共浴場に入りました。風情のある浴室でした。蔵王温泉は街中に手軽に入られる温泉がたくさんあって温泉好きにはたまらない街だと思います。

最後の夜は山形名物芋煮。余ったら芋煮カレーに早変わり


21日の夜は山形名物の芋煮を作りました。芋煮は地方によって味付けも使う肉も違うけれど、私たちは内陸地方のレシピに沿って、里芋と牛肉、長ネギにゴボウ、ニンジン、コンニャクで。キッチンに「これを使わないと芋煮じゃない」といわれるほど定番らしい「マルジュウのだし入り醤油」が置いてあり、このおかげで、地元の味のレベルだと自画自賛したくなる芋煮が完成しました。

2,3杯はお代わりすることを想定してたくさん作ったのですが、やはり余りました。芋煮の残りには、カレー粉とKALDIのカレールウを投入して、地元でもよく作るらしい芋煮カレーに変身。翌日の男性陣の朝食になりました。

一方女性陣は、下のカフェで作る分厚いサンドイッチを翌日の朝食用に注文して、美味そうに食べていました。

ドラム缶風呂

ドラム缶風呂入浴の様子(3年前)

今回はせっかくのドラム缶風呂を沸かすことはありませんでした。

ドラム缶風呂は、テーブルや椅子があるウッドデッキのすぐ横にあり、ひさしなど遮る設備がないため、今回のような女性3人、男性4人の混合グループではなかなか使いにくいようです。

水着を持参した人もいましたが、それでも入りにくかったようです。「サバイバル寄りグランピング」とはいえ、場所を移動するなり、ひさしをつけるなり、ひと工夫があると利用しやすいと思います。

お土産はカフェ「GLAMPiC」の手作りスイーツ

22日の出発の朝は生憎の小雨でした。カフェでは、「GLAMPiC」の社長でもある長濱温子さん手作りの各種スイーツをお土産用に購入しました。

以前、食べたときに驚くほど美味しかったので、たくさん用意してもらえるようにお願いしていたのですが、7人で買い漁って結局品切れ状態になりました。

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芳賀 由明

大学卒業後、スペインで就労。
帰国後、アフリカ料理店、全国紙などを経てフリーライターに。

得意分野は経済全般のほか観光、食文化、アウトドア。キャンプ歴は50年でいまも伊豆諸島などでキャンプと釣り・魚突きを楽しむ。前期高齢者の仲間入りを機にツーリング用自転車を購入。
カネも体力も無理しないポスト・ファミリーキャンプの楽しみを追求。

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