高いアレンジ力が魅力!ヒルバーグのタープをオススメしたい3つの理由

公開日:2021 / 05 / 07
最終更新日:2021 / 05 / 07

ヒルバーグタープ

皆さんはどのようなタープを使用していますか? キャンプを始めて11年が経つ我が家は、これまで6張のタープを使用してきました。

タープには一般的に大きく下記の3種類があります。
・レクタタープ:正方形・長方形で居住面積の広く、アレンジ力が高い。
・ヘキサタープ:張った時の美しいフォルムが魅力で携帯性が高い。
・ウイングタープ:設営が簡単で防風・防雨性が高い。

ヘキサタープは経験がないですが、レクタタープ4張とウイングタープ2張の所有歴があります。計4度購入しているレクタタープは、すべて同じメーカーのタープです。

それが今回紹介する「ヒルバーグ(Hilleberg)」のタープです。

ヒルバーグタープに感じている魅力

筆者が感じているヒルバーグのタープの魅力は、高いアレンジ力に加えて、過酷な環境下での使用を想定して製造されているため、最高レベルの防風・防雨性も兼ね備えていること。

またヘキサタープに匹敵する美しいフォルムを有し、携帯性・撤収の楽さも魅力です。

我が家のヒルバーグタープの購入歴をざっとご紹介します。

タープ10 UL(ウルトラライト)-レッド

出典:ヒルバーグ

購入当時、夫婦でキャンプを楽しんでいたので、小さめの10 UL-レッドをチョイスしました。最近は落ち着いたアースカラーが流行っていますが、当時は原色系のカラーが流行っていました。

ただ遮光性がイマイチで、夏場は暑過ぎたため 1年ほどで手放すことに。

タープ20 XP(エクスペディション)-グリーン

出典:ヒルバーグ

前回の教訓を胸に、生地の厚い 20 XP-グリーンをチョイス。遮光性や日陰が大きく、夏場も快適でした。

タープ10 ULとタープ20 XPは、「GoLite(ゴーライト)」の「シャングリラ(SHANGRI-LA)3」と合わせて使用していました。

タープ20 UL(ウルトラライト)-サンド

出典:ヒルバーグ

サンドカラーにひかれて、3張目にもヒルバーグから「タープ20 UL」をチョイスしました。生地が薄いため真夏の使用は涼しさがイマイチでした。

ただカラーは凄く気に入っていたので、「ローカスギア(LOCUS GEAR)」の「カフラシル(Khafra Sil)」と合わせて5年程使用しました。

タープ20 XP(エクスペディション)-サンド

出典:ヒルバーグ

おそらく最後のタープになるであろうと思っているヒルバーグタープです。サンドにも以前欲しかった XPがラインナップされ、購入しました。

生地が厚くなり、遮熱性は文句なし。破損しない限り、使い続けると思います。

ではここから、ヒルバーグタープの魅力を紹介します!

ヒルバーグタープをオススメする3つの理由

【魅力①】多彩なアレンジ力!

ヒルバーグタープ
我が家では、だいたい上画像のような張り方をします。

居住面積を確保しつつ、サイドは低めになっているので日陰が濃く涼しいです。なんといってもこの美しい佇まいがお気に入りです。
ヒルバーグタープ
こちらの張り方は、1つ目の張り方に2本のポールを追加し、全体的に高さを出しました。

腰を曲げることが少なく、快適に過ごせます。またグループキャンプなど大人数での使用もオススメです。
ヒルバーグタープ
居住面積を広くしたい時や、イベントに出展する際は上画像のような張り方をします。

ゆったりキャンプファニチャーを配置することが出来ます。

【魅力②】撤収が楽!

2つ目の魅力は、撤収が楽なことです。撤収方法をご紹介します。
ヒルバーグタープ
タープ自体に収納袋が縫い付けてあります。
ヒルバーグタープ
収納袋を画像の状態にしたら、タープを入れていきます。
ヒルバーグタープ
どんどん入れます。
ヒルバーグタープ
これで撤収完了です。クチャクチャに入れていますが、張った時は問題なくキレイになります。

この撤収の簡単さが最高です。

【魅力③】女性一人でも設営が可能!

撤収だけでなく、設営も女性一人でも張れるほど簡単です。
ヒルバーグタープ
まずタープを広げます。
ヒルバーグタープ
角4カ所は45℃を意識して、ポール側は90℃を意識して、ロープを緩めの状態でペグダウンします。

両サイドのポールを立てて、あとはポール側の左右のロープをペグに入れます。
ヒルバーグタープ
更に写真の垂れ下がっている片側3本のロープを、1本のペグでペグダウンします。

反対側も同様にします。
ヒルバーグタープ
最後にロープの長さを調整して完成です。所要時間は慣れれば10〜15分くらいで張れると思います。

生地の強さはもちろん、ロープの多さも防風・防雨性に強い要因かと思います。ただ強風時は、2名以上での設営をオススメします。

ちなみご紹介した設営方法は、魅力①の1枚目にご紹介した画像の設営方法です。2枚目の画像は、クロス上に2本のポールを追加し、計4本のポールを追加した状態です。

3枚目の画像は、正面から後部に掛けて傾斜が出来るように計4本のポールを配置し、正面のロープをペグダウンしていない状態です。

設営方法からポールの数や位置を変更することで、様々なアレンジが出来ます。アレンジ力の高さ、設営・撤収の簡単さ。この3点からヒルバーグのタープをオススメしています。

オススメは生地が厚く高い強度のXP

筆者が初めて購入した時と比べて、ヒルバーグのタープも種類が増えてきました。バックパックでの移動等でなければ、生地が厚く強度の高いXPをおすすめします。

携帯性や重量の点ではULに劣りますが、遮光性はXPが優れています。

サイズは5(約3.15×2.15m)、10(約3×3.5m)、20(約4.5×4.5m)の3種類あります。ソロキャンプは5か10。デュオキャンプなら10。3人〜6名のファミリー・グループキャンプでは、20がオススメです。

ヒルバーグのタープは、ブランドがブランドだけに高額ですが、一生モノのタープになり得ると思います。新たにタープの購入を検討中の方は、是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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中西 さやか

5歳と2歳の娘を持つママキャンパー。

主人と共に運営するキャンプファニチャーのガレージブランド「0229」の代表。

実際に使っているギア等をママ目線、女性目線でわかりやすく発信していきたいと思っています。

Instagram:Sayaka Nakanishi (@0229made)

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