【キャンピングカーで車旅 vol.2】房総の海の幸を満喫する車旅~千葉(1泊2日)~

公開日:2021 / 01 / 26
最終更新日:2021 / 01 / 26

キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)

前回初めての「キャンピングカーで車旅」を体験し、次の機会を「仕事の予定」と「天気」を照らし合わせ、スケジューリング。

電車の旅行とは違い、「始発」「終電」という概念が車旅にはありません。移動時間を、早朝や深夜にすることで旅の幅を拡げることができます。

秋晴れが続く11月。天気は良好。あとは自分次第ということで、積極的に予定を調整。仕事の隙間をつくり、1泊2日の【キャンピングカーで車旅 vol.2】を実施しました。

2回目の今回は、千葉県房総編をご紹介します。

千葉県安房郡鋸南町:廃校を再活用した「道の駅保田小学校」

筆者が住む街から東関東自動車道、京葉道路、館山自動車道と乗り継ぎ、1時間程度で目的地に到着。交通アクセスが良く、保田鋸南ICからすぐ。

「道の駅保田小学校」は、廃校となった保田小学校を改装し、レストラン、入浴施設、さらには教室を部屋にリフォームし、宿泊もできる都市交流施設と生まれ変わった道の駅です。
キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)
渋滞を避けるため朝7:00前に家を出発し、9:00からのWEB会議に備えます。

道の駅は約100台の駐車場があり、筆者が到着したころには既に何台か停まっていました。
キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)
最近、知人より「道の駅で車中泊可能か?」という質問をうけることがありました。この機会に皆様にもお伝えすると、国土交通省のページに、

Q:「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?
A:「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。
国道交通省WEBサイトより

とあります。つまり、宿泊目的の利用はできません。あくまでも休憩や仮眠が許された公共の施設であると理解してください。ただし、最近の車中泊ブームによりRVパークが併設された道の駅などもありますので、「宿泊目的」の時はマナーを守り、有料の施設を利用してください。

また同サイトでは、

Q:「道の駅」はなぜつくられるようになったのですか?
A:長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間へのニーズに応え、「道の駅」がつくられるようになりました。(中略)現在道の駅は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設として整備されています。
国道交通省WEBサイトより

とあります。道の駅に休憩等で立ち寄った時は買い物や食事など通して、その地域を知る行動や交流していくことも大切ですね。
キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)
筆者が「道の駅保田小学校」でお勧めしたいのは、旧体育館を再利用した「きょなん楽市」。

窓には「学ぶ 育てる 伝える 里山広場」と大きくHOTASHO Prideが掲げられ、この施設の想いがうかがえます。体育館だったとは思えないくらい、太陽の日差しを多く取り込んだオシャレなマルシェ。

所狭しと旬な野菜や果物、特産品が並び購買欲がそそられます。
キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)
特に鋸南町産の安納芋を使用したHOTASHO PremiumSweets「安納芋バウムクーヘン」はここでしか買えない逸品です。

施設情報

施設名:都市交流施設・道の駅 保田小学校
住所:〒299-1902 千葉県安房郡鋸南町保田724
TEL:0470-29-5530
OPEN:9:00~17:00※新型コロナウィルス感染拡大防止の為
URL:https://hotasho.jp/

千葉県安房郡鋸南町:保田漁港ばんやで海の幸を堪能

WEB会議を済ませると、車で5分くらいの場所にある「保田漁港ばんや」へ。

この施設は、何回も家族で利用したことのあるお気に入りの食事処です。今回は、ここで朝食をとろうと考えていたので朝早く家を出たわけです。
キャンピングカーで車旅(千葉・房総半島)
鋸南町保⽥漁業協同組合直営のお店で、鮮度抜群・ボリューム満点の魚料理が食べれます。壁には本日のおすすめ料理が紹介されているので、何度行って飽きることなく楽しむ事ができます。

筆者が家族で利用する時は、「焼き物」「揚げ物」「煮物」「刺身」を注文し、みんなでシェアしながら色々な料理を楽しみます。今回はひとりなので、朝食として選んだのはマグロやタイなど10種類の刺身がぎっしりと並ぶ海鮮丼と小鉢、あら汁付の大漁御膳とイカのかき揚げです。

食べきれなかった時はパックを購入し「お持ち帰り」ができるので安心です。
※刺身などのナマモノの持ち帰りはできないのでご注意ください。

敷地内には干物など海産物を販売する直売コーナー、高濃度の炭酸泉で癒される「ばんやの湯」、明け方に漁船ばんや丸で定置網漁体験(要予約)できるアクティビティなどがあります。

天気の良い日は、富士山も東京湾越しに見ることができるので、房総の旅行の時には是非立ち寄っていただきたいスポットです。

施設情報

施設名:保⽥漁協ばんや
住所:〒299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5
TEL:0470-55-4844
OPEN:
平日:9:30~17:45(LO:17:00)
土日祝:9:30~19:30(LO:18:45)
URL:https://banya-grp.jp/

千葉県南房総市:東京湾の夕陽が最高!RVパークとみうら

食事を終え、次のWEBミーティングに備え移動。目的地は富浦ICから10分程度の場所にあり、ICの近くには「お百姓市場-房総の蔵」や「とみうらマート」があり食事や買い物にも困りません。

また、口コミ評価の高い豊岡海水浴場がRVパークの近くにあり、夏は家族で利用したら使い勝手の良さそうな場所です。

RVパーク とみうらからは、海を眺めることができます。実際に体験してみると、心地よい潮風を浴びながら、波の音のBGMを聞きながらの仕事は格別です。

特に夕陽が東京湾に沈んでいくところを眺めていると、日常の忙しさを忘れてしまうくらい「ゆったり」とした感覚に包まれます。

さらに500円を支払うと、オーナーこだわりのジャグジーを利用することができます。脱衣所はなく浴室で着替えなくてはならないのですが、清掃が行き届いておりおすすめです。

施設情報

施設名:RVパーク とみうら
住所:〒299-2402 千葉県南房総市富浦町豊岡84-1
TEL:090-1208-1351
URL:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/893.html

千葉県安房郡鋸南町:時間限定の朝漁定食「浜の味栄丸」

2日目の朝食は、以前から気になっていた「浜の味栄丸」へ。前日の朝食をとった「保⽥漁協ばんや」の近くにあります。

刺身盛り合わせ、天ぷら、煮魚、漁汁、ごはんで1500円(税込)。朝に水揚げされた魚を中心の定食はボリューム満点。筆者が訪れた日は、「カマス」「タチウオ」を中心としたメニュー構成でした。

朝漁定食の中でも、「漁汁」に一番驚きました。具材は「魚のあら」というよりも「切り身」のような大きさがあり、それをネギが入った付けダレにつけて食べます。食べ応え十分な逸品です。

「保⽥漁協ばんや」と比べ観光客は少なく、お店のつくりは家庭的な感じです。味は勿論のこと大将をはじめスタッフのサービスがとても感じが良く、「また来たい!」と思えるお店です。

旅データ

東京湾越しにハッキリと富士山が見えるほど、天候に恵まれた2日間。2回目ということもあり、車内での仕事やRVパークの利用も慣れてきました。

その土地の旬の料理を食べるというのは「粋」なこと。今後もご当地グルメを楽しみながら仕事をしていこうと、筆者の「モビリティ・ワーケーション」の方向性が見えた1泊2日の車旅でした。

旅データ

 

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