【子供用自転車の選び方】サイズ、値段、買い替え頻度、コスパから教えます

公開日:2020 / 06 / 23
最終更新日:2020 / 06 / 23

子供用自転車、どこで買う?


知識の少ない初心者の場合、どの自転車を買うか、という以前に、どこで自転車を買うか、がとても重要です。

なぜなら、購入価格だけが自転車のコストではないからです。

フリマアプリなどの中古個人売買

近年、増えてきているのがメルカリなどの中古個人売買です。自転車の知識とご自身で整備するスキルがあるユーザーには、とても便利です。

しかし、どのような使われ方をしてきたかわからない中古品に、大切なお子さんを乗せるのはあまりお勧めできません。

また、ルック車をスポーツ規格を満たした自転車のように紹介している出品者もいて、初心者にはハードルが高い印象です。

大手通販サイト

大手通販サイトでは、割安で買える自転車が数多くあります。店頭在庫に関係なく自転車を選べますし、コロナ禍においては直接接触しないで自宅まで納品してくれる通販は、魅力的です。

しかし通販で買った自転車の整備をしてくれる自転車屋さんは、数が少ないです。近所の自転車屋さんは対応してくれないかもしれません。

子供が使用する場合、どうしても転んだり、ぶつかったりと自転車が傷むことが多くなります。整備の面で不安ですね。

ホームセンター、ショッピングセンターの大型店

ホームセンターやショッピングセンターは、在庫も豊富で実際に見て選べるメリットがあります。価格帯も手頃で、セール品が手に入ることもあります。

ただし、お店や店員さんによって知識やスキルがばらばらで、通販ほどではなくても買った後の整備に不安が残ります。

専門店、プロショップ

筆者がもっともお勧めするのは、通える範囲にある技術がしっかりした専門店、プロショップです。

専門店は、なかなか初心者には敷居が高く感じられると思いますが、インターネットで口コミを調べたり、自転車に詳しい知り合いの方に紹介してもらったり、実際に何店舗かに足を運んで直接相談するのもいいです。気の合いそうなお店を選びましょう。

購入時にもしっかりと相談に乗ってくれて、アフターケアをしっかりしてくれる専門店であれば、メンテナンスによって何度も修理や買い替えをして結果的にコストが高くなったり、サイズや規格が合っていないものを使い続けて、子供を危険に晒すことがありません。

小学低学年までBMXがおすすめな4つの理由


続いて、どんな自転車を子供に選ぶのかですが、筆者はBMXをお勧めします。

BMXとは、bicycle(B)moto(M)cross(X) の略称です。
延期された東京オリンピックでは、フリースタイルBMXが新種目として加わり、注目されています。20インチタイヤの小柄な自転車で、ジャンプをしたり回ったりとトリックのできる自転車です。

もちろん、トリックをせずにタウンサイクルとしても利用できます。見た目もかっこよくて、デザインを見て欲しがる子供が多い自転車です。

ただ、せっかくBMXに乗るなら、トリックなどを覚えて遊べるともっといいですよね。

全国各地にBMXができるスケートパークがあるので、近場に住んでいる人は利用してみましょう。
BMXが乗れるスケートパーク一覧

1.遊びが練習になる

子供は道端の段差や階段を下りたがります。街中では危険ですが、BMXのできるスケートパークなら、それが遊びや競技になります。

2.成長しても長く乗れるからコスパが高い


子供用自転車は、成長とともに買い替えが何度も必要になります。この頻度を抑えるには、最初から大きな自転車を買うしかないのですが、小さな体で大きな自転車にフラフラと乗るのは危険です。

子供がどのように使用するかにもよりますが、仮にトリックなどをして遊ぶようなら、16インチのBMXであれば、身長105㎝だった子供が130㎝くらいまで伸びても、買い替える必要はありません。

筆者の身長130㎝の子供も、4年間使用した16インチのBMXをまだ使っています。トリックの真似事をするにはやりやすいそうです。

3.買い替え頻度が少ない


ママチャリなどのタウンサイクル(軽快車)はもちろん、スポーツ用のマウンテンバイクも、子供の成長に合わせて買い替える必要があります。

買い替え頻度が少ないBMXは、初期投資としては高く感じても、結果的にコスパに優れていると言えますね。

将来お子さんが成長して身長130cmを超えた後、そのままBMXで行くか、変速ギア付きで長距離も走れるマウンテンバイクにするか、またはお洒落なシティ車にするか、その時のお子さんの好みに合わせて選べば良いでしょう。

この選択でいくと、未就学から中学生になるまで、自転車は一度買い換えるだけで済みます。

4.売却やお下がりにもなる

ルック車でないBMXなら、多少チャレンジ的な乗り方をしても、壊れる可能性は低いです。

メンテナンスができている車体なら、サイズアウトしたものを下の子のお下がりにしたり、売却を検討してもいいですね。

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森山 敦士

目黒区在住の1児の父。
事業経営をしつつ兼業主夫として、子育てや各種ボランティアなどにも携わる。息子が大人になる時、より良い社会にする為に、社会人の働き方や人生のマネージメント相談にのったりもしています。

小さなオープンカーに荷物を積み込んで、息子と二人でキャンプやカヤック、BMXやMTBなど、アウトドアを駆け回るアラフィフです。

Facebook:https://www.facebook.com/atsushi.moriyama.7

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