白馬のゲート（門）として。隈研吾氏がデザイン
中心となる建物のデザインは、隈研吾氏。
スノーピーク × 隈研吾と言えば、「モバイルハウス 住箱」ですが、再びタッグを組みます。
メディア発表会では、隈研吾氏が登壇し、設計の意図が語られました。
「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」は、JR「白馬」駅から、真っ直ぐ白馬八方尾根スキー場に向かう通り沿いにあり、白馬三山の雄大な姿も見られる、絶好の立地。
より自然の中に出ていくことが志向される現代において、建物が、本当に素晴らしい白馬の自然環境へのゲート（門）になるように設計したとのこと。
建物の屋根は、白馬三山のシルエットにヒントを得た、美しさすら感じられる形状。
屋根を支えるのは、鉄の柱と、木の骨組み。森の枝であるようでもあり、雪の結晶のようでもある、独特の構造です。
建物の中に入ると、スノーピーク直営店が入る店舗エリア。
左手にはミシュランの星を獲得する石川シェフ監修の特別なレストラン、右手にはスターバックス。
その向こうに、イベントエリアである芝生の広場があり、住箱が2つ置かれ宿泊エリアとなる森があり、白馬三山が本当に格好良く見えます。
屋根は、白馬三山を綺麗に切り取るように計算し、額縁効果を狙って設計。森のような、雪の結晶のような木の骨組みとともに、白馬の景色をデコレーションします。
4つの店舗と、気になる外エリア
1. 国内最大級のスノーピーク直営店
キャンプ用品、アパレルの豊富なラインナップ を取り揃えるほか、白馬限定商品の販売も予定。
地元物産品の販売も行われるとのことです。
2. ミシュラン星獲得店「神楽坂 石かわ」石川氏監修レストラン
初の体験型複合施設の開業に向け、飲食施設も手を抜きません。
入るレストランは、ミシュラン三ツ星獲得店「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏監修。
具体的なことはこれから、としながらも、素材を活かす調理法にこだわった料理の提供だけでなく、生産者と繋がり、地域をフィールドに、収穫・クッキングイベントや、アウトドアディナーなどの体験プログラムを展開する予定とのこと。
3. 隈研吾氏設計の建物に馴染むスターバックス
カフェスペースは、フィールド近接初出店となるスターバックス。
通常の店舗以外にも、「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」という、歴史・文化とモダンが融合した、お洒落な店舗を数々展開しており、太宰府天満宮表参道店では、隈研吾氏とタッグを組んでいます。
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 代表取締役 CEO 水口貴文氏が登壇して紹介がありましたが、「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」でも、やはり隈研吾氏デザインの大屋根の下、馴染むように、木材を基調にした自然を感じる内装デザインを採用。
スノーピークのチェアも置き、これはスターバックス初になるとこのことです。
4. 観光の中核に！白馬村観光局インフォメーション
「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」には、白馬村観光局インフォメーションも入居します。
白馬村観光局 事務局長の福島 洋次郎氏より紹介があり、白馬山麓エリアの観光情報を入手できたり、アクティビティや各種施設の予約ができたり、白馬観光の中核を目指すとのことです。
スノーピークらしく外遊びも充実
「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」では、「手ぶらCAMP」プランや、 「住箱―JYUBAKO」宿泊プランなどが用意され、手軽にキャンプ体験ができます。
広々とした芝生のイベントエリアでは、地元民と観光客の交流を生み出す企画を中心に、マルシェなど様々なイベントを開催予定。
キャンプの醍醐味である、焚火を体験できるプログラムも定期開催する予定とのことです。
また、レンタルサービス「Snow Peak To Go（スノーピーク トゥー ゴー）」（仮称） では、テーブル、チェア、ケトル、ドリッパー、マグカップ などのスノーピーク製品を貸し出し。
観光情報も一緒に提供し、施設内に留まらず周辺地域をフィールドに、 アウトドアを楽しめるようになる予定です。
メディア発表会の会場では「Snow Peak To Go」をイメージしたディスプレイも置かれていました。
