「大宴会in南会津」7つの見どころ完全紹介!家族全員で夏フェスデビューしよう

公開日:2019 / 06 / 11
最終更新日:2019 / 09 / 11

そろそろ子連れで夏フェスデビューをしてみたいと思っている家族にとって、ハードルの一つになるのはフェス選び。

福島県南会津町で毎年行われている「大宴会in南会津」は、夏フェスデビューにぴったりのフェスです。

大宴会は、南会津町を中心としたエリアから集まるボランティアスタッフが作り上げている、地域に根ざした夏フェス。

「手作り」とは言っても、毎年豪華アーティストが出演。

南会津町や福島県、お隣の那須・黒磯エリアなどからやってくるローカルな食事や物販、ワークショップなど、コンテンツも盛りだくさんです。

運営しているボランティアメンバーにファミリーが多いのもあって、子ども向けのコンテンツやベビールームも充実。

南会津町を感じながら、親子で楽しめる「お祭り」のような1日。

子連れで夏フェスデビューしてみませんか?

毎年首都圏からボランティアスタッフとして関わり、子連れで参加もしている「よそもの」の筆者が、大宴会in南会津の楽しみ方を伝授します!

「何もない田舎」の手作りフェス、大宴会in南会津

10年前、南会津町在住の若者2人が「地元の仲間と何かしたい!」と自分たちが好きな音楽を軸にして始まったのが大宴会in南会津。

場所は福島県南会津町。

都内からは車なら東北自動車道と一般道、電車なら東武鉄道を利用して3時間半で到着する、山と森に囲まれた町。

一見「何もない田舎」で、年に一回、南会津はもちろん全国から仲間が集まって作り上げている夏フェスです。

中学生以下、65歳以上はなんと無料!3世代で参加する家族も増えてきています。

規模を拡大するフェスも多い中、定員を800名と上限と決めています。

子どもも大人ものびのびと自分のペースで走り回れる、ゆったりとした空気のフェスです。

地元のおっちゃんも大活躍のワークショップ

地元の素材や手仕事のワークショップから、南会津を感じることが出来るのが魅力の一つ。

地元のおっちゃんおばちゃんが毎年大活躍してくれています。

昔あそびのコーナーは、この日のためにコツコツ作ったコマを、回せたらプレゼントしてくれるという太っ腹。

毎年多くの子どもたちが夢中になってチャレンジしています。

人気の森デコは、野山の草花を採取して生花をしてくれるワークショップ。

華やかな家族を会場のいたるところで見かけます。

お隣の猪苗代からは森のようちえんの自然素材を使ったお絵描きワークショップなど、老若男女を問わず、家族が1日楽しめるコンテンツが満載です。

郷土料理も。南会津町一帯からやってくる食べ物が美味しい!

食べ物も、南会津町、福島県内やお隣の栃木など、ローカルにこだわった出展が多数。

「しんごろう」など、南会津の郷土料理が食べられるのも魅力的です。

体に優しい食事、パン、おやつもあり、子どもたちの食事にも困ることはありません。

毎年参加していても「今年は何を食べるようか」と迷うくらいにどれも美味しいのです。

そして「大宴会」という名の通り、忘れちゃいけないのがお酒!

南会津町のある福島県は酒所。

品評会で金賞受賞銘柄数が7年連続日本一。

そんな日本酒はもちろん、南会津町のクラフトビールや、福島県のナチュールワインなど、こだわりのお酒ラインナップが集結します。

スタッフ参加するとイベント中は飲めず、毎年涙を飲んでいます。

いつかお客さんで参戦するなら、一通り飲んでみたい!

音楽好きにもたまらない、アーティストラインナップ

毎年アーティストが豪華なのも外せません。

吾妻光良(2012~2019)、DJみそしるとごはん(2015)、bonobos、アン・サリー(2015、2019)、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS(2018、2019)…

2016、2018には「大宴会」の名前の由来にもなったハンバートハンバートの出演もありました。

時にはここでしか見れない突然のセッションも!

「来年も来るよ!」と言ってくれる常連のアーティストさんが多いのも大宴会。

出演者の皆さんも、南会津を思いっきり楽しんでいってくれています。

会津漆器、南郷刺し子、会津木綿…地元中心のクラフトのお買い物が楽しい!

素敵なショップが揃うのも、大宴会の1日ならでは。

地元の伝統を受け継ぎ、進化させた可愛いクラフトが個人的にはおすすめです。

他にも、こだわりを感じる手仕事のアクセサリーやカトラリーなど、目移りすること間違いなしです。

筆者は毎年物販で散財しています。

当日しか買えないオフィシャルグッズも記念にぜひ。

家族で安心!ベビーコーナーとタープエリアでゆったり過ごそう

1日屋外で過ごすフェスで心配になるのが、天候や子どもの休息。

ファミリーが多い大宴会in南会津では、客席後方がタープエリアになっています。

雨天はもちろん、日差しが強い日も、タープがあれば安心して1日過ごすことが出来ます。

更に、屋内にはベビーコーナーを設置。

お湯のポットも常備して、オムツ替えや授乳、お昼寝はもちろん、小さな子どもたちの遊び場としても解放しています。

2018年にはおひるねアートも登場。

ステージ一つ(2019年は2つ)の小さな会場だから、ステージの音もほのかに聞こえます。

子連れでも無理をせず過ごせる、デビューにもぴったりの夏フェスです。

アットホームな雰囲気。盆に正月、大宴会!

お客さんも出演者も、ボランティアスタッフも、老若男女みんなが楽しむのが大宴会in南会津の一番の魅力です。

フェスが初めての人も、きっと自分なりの過ごし方を発見できるはず。

「大人はお酒、子供はジュース、赤子はミルクを手に取り、みんなで一緒に乾杯!」

家族で大自然の中、音楽とともに楽しむ1日。ぜひ足を運んでみてくださいね。

 

2019年は6月15日(土)開催。

チケット購入はこちらから。※キャンプチケットはSOLD OUT

出展者、アーティスト情報など、毎年少しずつ変化している大宴会、最新の情報はオフィシャルサイトから。

大宴会in南会津

会場:会津山村道場うさぎの森オートキャンプ場

住所:福島県南会津郡南会津町糸沢字西沢山3692-20

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のあそびっこプロジェクト 相原 里紗

保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰

早稲田大学国際教養学部卒業後、(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。

親子 × のあそび × 地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」を主宰。日常のお散歩から島旅、海遊び、雪遊びなど親子向けにアウトドアアクティビティを通じた原体験の場を全国各地で作っている。

親子とアウトドアをテーマに、保育士としての専門的な知識を踏まえたライティング、イベントの企画運営など幅広く活動中。

キャンプ歴10年。屋外で音楽を聞きながら飲むビールが何よりも好き。3歳と1歳の男の子ママ。

Facebook : @risa.otsuki.aihara
のあそびっこプロジェクトFB:@noasobicco

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