海、山、川、多くの自然に恵まれた四国には数多くのキャンプ場がありますが、筆者が何度もまた行きたいと思ってしまうのが、香川県にある「荘内半島オートキャンプ場浦島」です。
日常の全てを忘れてしまうほどの美しい海と山を眺めながら、家族で楽しむのはもちろん、ソロで一人の時間を楽しみたいという方にもおすすめしたいキャンプ場です。
海側と山側を選べる贅沢なオートキャンプ場!
「荘内半島オートキャンプ場 浦島」は、香川県三豊市にあり、香川で一番「瀬戸内」が感じられる場所といっても過言ではない荘内半島の先端近くにあります。仁尾町側から訪れると、見晴らしの良い山と瀬戸内に浮かぶ島々を眺めながらドライブできるのでおすすめです! ただ、道中には細い道や、くねくねと曲がった道もあります。少し不安な方は東側から行く方がいいかもしれません。
浦島には海側サイトと山側サイトがあり、どちらからでも素晴らしい景色を楽しむことができます。サイトは海のすぐ横にあるので、強い風が吹くこともしばしばあります。そういう日は山側を選ぶといいかもしれません。また、オートサイトは、車を横付けすることもできます。キャンプ道具の運搬や片付けも、楽にできますよ。
充実した設備で家族や恋人とのキャンプでも安心
浦島は男女共用トイレが3つ、女性専用トイレが2つ、身体障害者用のトイレが1つと、かなり充実した設備になっています。
また、キャンプ場には珍しく無料の温水シャワールームが3つも完備されています。シャワーの待ち時間もほとんど無く利用することができます。
常時温水がでるので、バケツに汲んで洗い物もでき、キャンプで一番辛い冬の朝の洗い物も快適に済ませられます。
洗い場の横には、ベンチとテーブルがあります。そこに洗い終わった食器を置いて乾かしたり、散歩がてら座って海を眺めたりすることもできます。屋根付きなので、急な雨でも安心です。
自動販売機もありますので、万が一飲み物がなくなってしまっても大丈夫です。
大型テントを連結させられるほどの大きな区画サイト
今回のキャンプでは、山側オートサイトに大型テント二つを連結して設営してみました。「SABBATICAL(サバティカル)」の「モーニンググローリーtc」と「NEMO(ニーモ)」の「ヘキサライトエレメント」です。この二つを設営して、さらに車二台を横に並べることができるほどのサイトですので、かなりの広さです。
キャンプ場の中には小さめのサイト、というところも多く「持っていったテントがサイト内に入りきらなかった」という経験をした方もあるのではないでしょうか? 区画の広い浦島であれば、大きなテントで数家族でのキャンプも大丈夫です。
冬キャンには最高のおもてなし「500円で薪使い放題!!」
浦島で一番驚かされたのが、管理棟を通り過ぎて右の奥にあるブルーシートがかけられたこの山。なんと薪の山です。さらに500円で使い放題と破格。
浦島のオーナーさんは「実は、この薪に関しては赤字なので使いすぎないでね」と、嘘か冗談かわからないような事を笑いながら話してくれました。薪運搬用のキャリーに薪割り用の台もあるので、至れり尽くせりです。
灰捨て場も用意されています。残り火や熱を持った灰は、しっかりと消火して冷ましてから処分するようにしましょう。
オーナーさんはこの管理棟で受付してくれます。ですが、キャンパー達のもとをぐるぐるとお話しながら回っているので、車でキャンプ場に入れば受付に来てくれます。
名物オーナーとして評判の方で、初めての人でも気さくに話しかけてくれて、いろいろと教えてくれます。とてもアットホームで、初心者の人も利用しやすいですよ。
瀬戸内キャンプでキャンプに二回ハマる
家族や恋人キャンパーでも、野営でソロキャンプを楽しんでいるというキャンパーでも、この海と山と空を経験すると、またここにキャンプに来たくなると思います。
今楽しんでいるキャンプに加えて、瀬戸内の美しい風景も堪能できるキャンプ体験が待っていますので、是非「荘内半島オートキャンプ場浦島」を訪れてみてください。
「荘内半島オートキャンプ場浦島」基本情報
公式HP:https://urashima-camp.jp/
住所:〒769-1105
香川県三豊市詫間町積560
TEL:0875-82-6631