【キャンプ×自転車】キャンプに最適化した自転車『キャンプチャリ』を開発してみた

公開日:2018 / 10 / 24
最終更新日:2020 / 03 / 30

“キャンプチャリ”の一つの解がこちら


一から作り出したパーツてんこ盛りのやり過ぎキャンプチャリの完成です。ロー&ロングで荷台の地上高は低くキープ。チェーンのリスクから解消されたシャフトドライブ仕様で安心安全、そしてキャンプに最適な自転車として多数のギミックを搭載した自転車に仕上げました。

子供2人を楽々運べてシェルコンもONできる!


まずはキャンプファミリーも大満足、チャイルドシート二基+シェルコンを楽々搭載可能な仕様にしました。フロントカーゴに一人、リアカーゴに二人載せられるので子だくさん一家でも大丈夫。子供を前後に二人乗せてもシェルコン1台を積めて、子供と一緒にバッグや荷物類も十分運べるワガママ積載性能です。

子供と大型バッグを楽々運べちゃう


子載せ自転車は数あれど、「子連れの買い物」というシーンで満足いく積載性能の自転車はあまり見かけませんよね? 必然的に日常の買い物ではガソリンを消費することになるわけですが、そこを人力で済ませることが十分に可能なスペックを狙ってみました。

低床フロントに子供を一人載せた場合、リアカーゴには最大でコンテナ二台と大型バッグを同時に積んで移動できちゃいます。子供と荷物を運んで買い物をする“足”として、「軽自動車の代わりとなる実用性」です。このあたり、サステナブルでソーシャルグッドを意識してみましたよ。もちろんファミキャンでも強い味方でございます。

キャンプサイトでマルチに活躍するギアとして


そして”キャンプチャリ”としての本領、キャンプサイトで活躍するという新しいカテゴリの自転車としての機能をふんだんに盛り込んでみました。

キャンプの“乗れる”大容量カート


この通り、薪も楽々運べます。グランピング的な要素もあいまって荷物が大幅に増えつつある現代キャンプ。もはや荷物を運ぶカートを持ち込むことも一般化したキャンプサイトで、「乗れるカート」としてキャンプチャリは活躍します。

カートに負けない、むしろそれ以上の積載量で、さらに漕いで運べるという新たな機能をもった自転車になっています。

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アウトドアライター&クリエイター夏野 栄

山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。

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