ファミリー向けアウトドアライフスタイル誌・famが主催する初のキャンプイベント『GIMME 5 CAMP』が、10月13日、14日の2日間にわたって開催されました。会場となったのは三重県いなべ市にある青川峡キャンピングパーク。
このイベント、開催前から注目度は抜群でした。なんと、予約開始からわずか2、3分で全サイトが埋まり、フィールドを拡大して追加募集を行ったほど。その結果、当日は約350人の親子が集結するという盛況ぶり! そんな大いに盛り上がったイベントに潜入してきました!
5つのよろこびを実現する充実のコンテンツ
「ハイタッチしようよ!」という意味の“GIMME 5”をネーミングに重ねたテーマは、次世代を担う子どもたちにキャンプを通じて
①「挑戦するよろこび」
②「達成するよろこび」
③「発見するよろこび」
④「協力するよろこび」
⑤「創出するよろこび」
の5つの「よろこび」を体験してもらうというもの。このコンセプトに沿って、多彩なコンテンツが展開されました。
うどんの本場・讃岐発の「幻の讃岐うどん」が食べられる手打ち体験は満員御礼。ガーランド作りや鹿角キーホルダー作りといったワークショップは行列ができるほどの盛況ぶり。ジビエソーセージの試食もできる、本物の猟師さんのトークライブ、十文字女子大学幼児教育学科の准教授・宮野周先生や、パパ芸人として活躍するタケトさんによる、子育てにまつわるトークショーは、パパやママも真剣に耳を傾けていました。
利き酒、利きチョコレートのイベントや、自然の中で木や葉っぱに触れながら、お宝にたどり着くアドベンチャー宝探しでは、大きな歓声や笑い声が飛び交い、家族みんなのハッピーな表情が印象的でした。
2つの「焚き火」コンテンツに大注目
イベント全体を通して参加者が熱い視線を送っていたのが、「焚き火」にまつわる2つのコンテンツ。「焚き火ワークショップ」と「24時間焚き火リレー」は、千葉県の「たき火ヴィレッジ〈いの〉」を運営する“焚き火マイスター”であり、アウトドアライターでもある猪野正哉さんのプロデュースで進められました。
ワークショップでは、参加した22家族を2チームに分け、「どちらのチームが早くお湯を沸かせるか」というゲームを展開! 初対面の家族同士が協力し合って薪を集めつつ、sotoの焚き火台「エアスタ」を組み立てることからスタート。
どうやったらうまく火をおこせるのか、火力を高められるのかと、考えを巡らせながらの作業です。猪野さんのアドバイスを参考に、薪にナイフで切れ込みを入れたり、水の入ったシェラカップにフタをしたりと、ゲームをしながら効率的な火のおこし方、焚き火の楽しさや大切さを学ぶきっかけになりました。
イベントのシンボルを燃やし続けよう!
もうひとつの焚き火コンテンツ「24時間焚き火リレー」は、2日間のイベント期間中、ひとつの焚き火の火を絶やさないよう、みんなで協力し合って燃やし続けるという素敵な試みです。協力し合って火の管理をしつつ、オリンピックの聖火のように、イベントのシンボルとなる炎を灯し続けます。
開会式の直後、famの槻編集長と子どもたちが薪に着火!いよいよ長い焚き火リレーのスタートです。同時に、翌日の閉会式までに、「薪を何束消費するか」を予想するクイズも発表されました。
焚き火のそばを通りかかった時、火を囲んで語り合う時、様子を確認して、必要なら薪をくべる。参加者全員が「火を守る」という共通の思いを抱き、大切なイベントのシンボルをケアすることで、イベントに一体感が生まれました。
もちろん、夜になっても火の番は欠かせません。薪をくべるついでに「はじめまして」のご挨拶。会話の輪が広がるシーンも見られました。
24時間にわたり燃え続けたイベントの「聖火」も、閉会と同時にその役目を終えます。気になるのは、消費した薪の束数。
正解は17束!
見事正解した2組の家族には、同コンテンツのスポンサー・コロンビアスポーツウェアジャパンからピタリ賞が手渡されました。ちなみに賞品は、コロンビアスポーツウェアジャパンと、デニムのスペシャリスト本澤裕治氏が率いるDr.Denim Honzawa、そして日本焚き火コミュニケーション協会のコラボレーションで生まれたシリーズから4点。いずれも耐久性の高いデニム調の生地を使用した、スタイリッシュなグッズです。
正解者1組目には、薪を運ぶのにも最適なエリスブルックトートと、火の粉や水しぶきにも負けない耐久撥水加工が施されたベルフォレストデニムエプロンを進呈。
正解者2組目には、同じくベルフォレストデニムエプロンのカラー違いモデルと、同素材のデニム調ボディに吸水速乾性生地の汗止めを装備したメイプルフィヨルドキャップが贈られました。
まとめ
焚き火の鎮火とともに『GIMME 5 CAMP』も終了。大人も子どもも楽しめるコンテンツ盛りだくさんのイベントは、大好評の中で幕を下ろしました。楽しいだけでなく、いたるところに「学び」や「気付き」が散りばめられた内容に、参加者のみなさんは大きな満足を感じたのではないでしょうか。
コロンビアスポーツウェアジャパン
http://www.columbiasports.co.jp/