コールマンの大型2ルームテント「コクーンII」で100泊以上! メリット&デメリットまとめ

公開日:2019 / 06 / 08
最終更新日:2019 / 06 / 08

コールマン(Coleman)の フラッグシップ2ルームテント「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」を、2015年夏から使用し、トータル100泊以上。

子連れファミリーキャンプや、グループキャンプでの使用感は? 使っていて困ることはある?

使い込んだ経験から、メリットとデメリットを完全解説します。

使用シチュエーション

  • 家族4人(大人2人、子ども2人)でのファミリーキャンプ
  • 20〜70人規模のキャンプイベントや、グループキャンプでのベースとして

 

とにかく快適!メリット3つ

1. 安心感が半端ない

「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」を購入するまで、私は、ドームテントのユーザーでした。

どちらかというとミニマリストタイプで、スノーピークの名作テント、アメニティドームの購入を考えた時期もあったほど。

巨大な2ルームテントなんて必要ない!と長らく思い込んでいたのですが、使ってみて、

「なるほど、こういうスタイルのキャンプもあるのか……!」

と、衝撃を受けたのを、よく覚えています。

風が吹こうが、雨が降ろうが、フルクローズしてしまえば、シャットアウト。

全面210Dの分厚い生地は、外が土砂降りの雨でも、内側はサラサラなまま。

ドームテントでは、雨風が強いと、浸水したり、雨漏りしたりしないか心配で、状況によっては夜中に見回りなども必要でした。

が、「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」ならば、へっちゃらです。

2. 広くて快適

国内主要メーカーが販売している2ルームテントの中で、最も大型の一つである「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」。

面積は(寝室であるインナーテントを除いて)約4m × 4mの広大さを誇ります。

当然、一家4〜6人分のテーブルやチェアを持ち込んでも、余裕は十分。

数家族で集まって、みんなで食事をしたり、お酒を飲んだりもできます。

シートを敷き詰めれば、ごろごろ寝転んで寛げる、快適なリビングスペースにもなります。

面積の広さに加えて、特筆すべきなのが、天井の高さで、最大2.2mもあり、まるで圧迫感がありません。

万が一、雨が降り続き、一日中テントの中に閉じこもらなくてはいけなくなったとしても、「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」なら、窮屈さを感じないはずです。

しかも、サイドウォール付きのキャノピーは、風雨が強くても、雨がテント内に降り込んでこないため、2バーナーや、炭火(※)なら、軒下で調理も可能です。

※フルクローズ状態のテント内で炭火を使うと、一酸化炭素中毒の可能性があり、命にかかわるため、絶対に避けてください

どんな天候でも、タープを別に設営する必要がまったくなく、これ一つで完結してしまう、パーフェクトな便利さがあります。

3. 用途が多彩

「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」の寝室(インナーテント)は、吊り下げ式。

つまり、寝室を作っても、寝室を作らなくても、どちらでも活用できます。

寝室を作らない場合は、約4m × 6.7mの、超大型のスクリーンタープになります。

私の場合、20人以上が集まるグループキャンプや、大規模キャンプイベントでは、大量の食材や備品を置く、倉庫として使います。

悪天候が見込まれる場合は、共用のリビングスペースとしても使っています。

秋から初春の寒いシーズンに、テント内に閉じこもって飲み会をするときなんかにも、大活躍です。

車も中に入れる!?

また、天井の最も低いところでも1.9m、出入り口の横幅も十分にあるので、大抵の車が中に入れます。

たとえば、雨天の撤収時、車の後ろ半分を突っ込んでしまえば、キャンプギアを濡らさずに、トランクルームへの積み込みができるわけです。

このように、国内随一の大型サイズだからこそできることは非常に多く、とても機能的です。

問題は重さ?デメリット3つ

1. 高価

「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」は、定価¥164,946(税込)。

サイドウォールやキャノピーなど、必要なものはすべて付属しており、他に購入すべきものは一切ないため、素材の質や大きさを考えると、他メーカーの2ルームテントと比べてけっして割高ではありません。

とはいえ、テントとしては、高額な部類の買い物になってしまうのは、間違いありません。

とはいえ、モノは考えよう。

価格にふさわしい、品質・クオリティの高さがあるため、メリットと考えることもできます。

なぜなら、現在、約4年・100泊以上使用していますが、劣化や破損は、ほとんど見られないためです。

使用頻度が高い方はコストパフォーマンス高!

約16.5万円の価格も、100泊で割れば、1泊あたり約¥1,650。このまま200泊使い続ければ、1泊あたり約¥825。

キャンプ場のレンタル品のラインナップとは比較にならない、快適なテントでありながら、レンタル料よりも遥かに格安です。

5年、10年と経過すれば、シームテープの劣化が無視できなくなる時期がくるはずですので、永遠に使い続けられるわけではありません(大きいので、補修するにも大変です)。

が、頻繁にキャンプする方であれば、文句なしのコストパフォーマンス。

約4年・100泊以上、ガンガン使い倒して、ポールや、防水性能などに、まったく問題が見られないのは、本当にすごいと実感しています。

私の経験上、リーズナブルな価格帯のテントでは、まずこうはいきません。

使用頻度の高い方や、ワンランク上の快適さが欲しい方には、おすすめできます。

2. 重さ、大きさ

総重量が約30kgあり、単純に取り回しが大変です。

私は、冬はスノーレジャー専念のため、キャンプをしないのですが、春先になってキャンプを再開すると、コクーンIIの重さに、体が悲鳴を上げます。

設営時にも、やはり、ある程度の筋力が必要な場面があります。

同時に、一部ポールは、身長170cm以上はないと、うまくスリーブに通すことができないため、背の高さが問題になるケースがあります(簡易脚立があれば、解決する問題ですが)。

仕組みそのものは、シンプルで、分かりやすいため、慣れてしまえば組み立てに迷うことはないのですが、単純に力が必要です。

なお、設営・撤収には、2人以上が推奨されます。

私は1人で、子ども2人を連れてキャンプに行くケースも多いため、1人で「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」を設営していますが、誰でも楽チンですよ、とは言えないのが事実です。

3. 収納場所、メンテナンス

キャンプ場では心強く、抜群の使い勝手の「ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII」ですが、自宅では持て余すケースがあります。

まず、一般的なテントやタープと比較すると、収納した状態でも、とても巨大です。

家にこんなの置く場所ないよ!というケースもあるかもしれません(車も、コンパクトカーでは積載が難しいケースが多いはずです)。

また、雨天時の撤収を行った場合、帰宅してから乾燥させなければカビてしまいますが、その大きさゆえ、“乾かす” と言っても一筋縄ではいきません。

我が家の場合、一軒家であることもあり、2階のベランダから、1階の庭にぶら下げるように干しています。

近隣に、テントを広げても問題ない広場などがあればよいですが、心当たりがない場合は、慎重に検討が必要です。

まとめ:こんな人におすすめ!

  • 1年に何度もキャンプをする
  • ワンランク上の快適さ、安心感が欲しい
  • 設営・撤収を2人以上でできる、または1人でやるなら筋力・体力に不安がない
  • グループキャンプや、大人数でのキャンプイベントが多い
  • 中型以上のSUV、ミニバン、バンなど、それなりに積載量のある車でキャンプに行く
  • 自宅に大きなキャンプ用品の収納場所がある
  • 自宅、または近隣に、メンテナンスできる(主に雨の撤収を行った際に乾燥させられる)スペースがある

 

製品詳細:ウェザーマスター ワイド2ルーム コクーンII

耐水圧:約3,000mm(フロア:約10,000mm)
定員:4~6人用
インナーサイズ:約360×240×195(h)cm
重量:約30.0kg(本体 約16.3kg、ポール 約11.1kg、付属品 約2.6kg)
収納時のサイズ:本体 長さ約85cm × 直径約40cm、ポール 長さ約75cm × 直径約24cm
材質:
フライ/210D ポリエス テルオックスフォード(UVPRO、遮光PU防水、シームシール、テフロン撥水)
インナー/68Dポリエステルタフタ
フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール、PVC補強)
ルーフ/75Dポリエステルタフタ (UVPRO、PU防水、シームシール、テフロン撥水)
ポール/メイン・サポート・センターサイド アルミ合金 約φ19mm、センタールーフ アルミ合金 約φ16mm、ミドル アルミ合金 約φ14.5mm、キャノピー スチール 約φ19mm、長さ180cm
付属品/ルーフフライ、キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース

WEBでの正規販売は、コールマン オンラインショップのみ。

その他、コールマン 昭島アウトドアヴィレッジ店などの大型店他で購入できます。

寄金 佳一

フリーランス。「LANTERN(ランタン)」企画編集ディレクター。

自身でもキャンプ&アウトドア事業を手がけるほか、「asobi基地・関東 アウトドア部」代表など、親子向けのアウトドア活動を様々に展開する。親子キャンプ&アウトドア引率のべ約1,000名。

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