「コールマン(Coleman)」から、名前やサイズ感は似ているけれどもちょっと違うテントとシェルターが販売されたと聞きつけたLANTERN編集部。
「なにが似ていて、どんな違いがあるのだろう?」と気になった私たちは、LANTERNが運営するキャンプ場「LANTERN CAMPING FIELD MORIYA」のスタッフと2製品を設営して検証してみることにしました!
コールマン トンネル2ルーム/240
まずは2ルームテントから紹介します。

持ち運び便利な専用バックに収納されています。
同梱内容

・フライシート
・インナーテント
・アーチポール×3
・センターリッジポール
・キャノピーポール×2
・ペグ
・ロープ
・ハンマー
フレームを組み立てる

まずはアーチポールを組み立てていきます。

3本のフレームをトンネルのように設置して立ち上げるタイプのテントです。

テントの入り口には「FRONT▼」の記載があるので、そちらを設営の入り口方向にして設営していきます。

スリーブにアーチポールを差し込み、先端を止めていきます。

「ポールがきつくてなかなか留められない!」という経験をしたことのあるキャンパーは多いのではないでしょうか?

こちらのテントでは、ポールの留め部分に調整バックルが付いているので、ベルトを緩めにしてポールを差し込んでから、バックルの調整部分を締めて調整していきましょう。
初心者や女性でも設営しやすいテントとなっています。
テントを立ち上げていく

天井部分のポールを入れることで立ち上げても自立し、強度の高い構造になっています。

センターリッジポールをスリーブに差し込んでいきます。

両サイドのはと目に差し込めば完了です。

もし1人で設営する場合は、最初にテントをペグダウンしておくと楽にこちらのポールを入れることができそうです。

テントが自立しました。

周囲をペグダウンして固定していきます。ペグは風向きなどに合わせて風上から、対角線の順に固定していきましょう。

ガイロープをペグダウンして固定していきます。
今回は撮影をしながらだったので少々時間がかかりましたが、スタッフが設営した際は大体15分程で設営が完了したそうです。
インナーテントを設置
インナーテントは吊り下げ式。14箇所の吊り下げフックと、4箇所のバックルで固定します。

吊り下げのフックは、間違えにくいように後面の1か所が赤くカラーリングされていました。
手前からフックをかけてしまうと奥がとてもかけにくくなってしまうので、奥のフックとバックルから固定していってくださいね。

バックルは差し込むだけ。難しいロープワークなどなく簡単な機構になっているので設営がとてもシンプルで簡単です。

インナーテントの設置が完了しました。前面には電源コードの取り出し口が付いており、後面上部にはベンチレーション用のメッシュ窓を装備しています。

インナーテント内は大人が3人ほど寝られるスペース。
大人2人子供2人くらいであれば余裕を持って寝られそう。ファミリーキャンパーにピッタリのテントです。
メッシュ構造

サイドはメッシュ構造となっており、風通し良好。

オープンが可能なリビングスペースは、出入りなどもスムーズに行うことができます。
全てのファスナーを開ければフルオープンにもなります。

風や雨、寒さなど天候の影響を受けにくいようにフルクローズして使うこともできますよ。
広いリビングスペース

インナーテントの手前にあるリビングスペースは広々。チェアを2脚置いてみましたが、まだ荷物や小さめのテーブルを置いても余裕そうです。


付属のポールでキャノピーを跳ね上げれば、リビングスペースが広くとれます。

焚き火を楽しむ際などは、キャノピーを跳ね上げて広いスペースを確保すると良さそうですね。
風や虫の侵入をシャットアウト

フルスカート装備で、隙間風や虫の侵入を防ぐようになっています。
寒い秋冬キャンプも、虫が多くなってくる春夏キャンプでも重宝する機能ですよね。
コンパクトでも広々としたテント
「トンネル2ルーム/240」は、コンパクトでありながら中は広々としており、ファミリーキャンパーにぴったりのテントだなと感じました。
もちろん、デュオキャンプで広々と中のレイアウトを楽しむこともできます。幅広いキャンパーの需要に応えられそうです!
続きはこちら⇒【コールマンのトンネルシェルター/240を設営して、違いを比べてみた】






















