コールマンの2016年秋冬限定2ルームテント「トンネル2ルームハウス (バーガンディ)」を説明書なしで設営してみた

公開日:2016 / 10 / 05
最終更新日:2020 / 01 / 31

テントを設営するだけで、リビングと寝室をつくることができる2ルームテントが今人気です。シェルターのようにプライベート空間を確保したり、風や虫の侵入を防いだりとまさに万能型のテント。

今回は、コールマンが2016秋冬限定で発売している2ルームテント「トンネル2ルームハウス(バーガンディ)」を設営してみました。設営のしやすさ、機能的な部分がどうか、検証してみます。

「初めて」かつ「説明書なし」で設営してみた

(1)まずはフライシートを広げます。

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メーカー発表の収納時サイズは約φ31×72cm、重量:約16kgです。
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ドーム型テントはインナールームからつくりますが、トンネル2ルームハウスはインナーテントが吊り下げ式のため、フライシートからつくります。

(2)ポールを組み立てます。

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テントを張るためのポールは合計5本。
メインポールが4本で、3本は同じ長さです。1本は先端部分がグレーになってちょっと短く、テント最後方のポールになります。
あと1本は、入り口側にヒサシをつくるポールです。

(3)ポールをフライシートのポールスリーブに通します。

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メインポールは真っすぐ入れていくだけなので、とても簡単。ポールを入れる時はどんどん押すこと。引っ張るとポールのつなぎ目が外れたり、連結しているゴムが切れたりするので必ず押し込んで入れるようにしましょう。
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こんな感じで、4本ポールを入れていきます。
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次にポールの先端をフライシートの両側にあるハトメに刺して固定します。この時、後から入れるほうは少し力が要りますが、ベルトの長さを調整することで、楽に入れることができるようになります。ベルトは後で絞れば、テントの張りを調整できます。
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テント最後尾のポールは先端がグレーのものを使います。
ポールスリーブの入り口もグレーになっているので分かりやすいです。コールマンのテントは、組み立てパーツと組み立て箇所を色で分かるようにしているものが多く、知っていれば説明書なしでも設営ができます。こういった気配りはうれしいですね。
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同じ色のベルトにポールを差し込みます。

(4)立ち上げてペグダウンします。

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メインポールを差し込んだ後、前後に引っ張るとこのように立ち上がります。安定感はないので、テント前後のロープをまずはペグダウンし、安定させます。風上からペグダウンすれば風の影響をさほど受けず設営できます。
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サイドをペグダウンしていきます。ちなみに、ロープでペグダウンする個所は12か所。
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サイドのペグダウンが終わったら、残っている一番短いポールで入り口にひさしをつくります。
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帽子のつばみたいです。これがあることで、入り口付近の雨を防ぐことができます。

(5)完成

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入り口のフライシートをペグダウンすれば、出来上がり。初めてにしてはなかなかうまく張れたかなと思います。
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テント後方はこんな感じです。前方とは違いスッとした印象。ちょっと近未来的な感じがします。

次ページはテント内の広さや装備・・・

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田川 浩徳

LANTERN編集長。
日常がキャンプのような山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ったので都会と人混みが苦手。キャンプの楽しさを伝えるべく日々奔走中。
コールマンジャパンメンテナンスライセンス取得。

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