グッドデザイン賞2017受賞!コールマンの焚き火台ファイアーディスクを使ってみた

公開日:2017 / 10 / 18
最終更新日:2020 / 03 / 31

コールマンから2016年秋に発売されたファイアーディスクがグッドデザイン賞2017を受賞しました。

受賞理由など詳しくは、グッドデザイン賞をご覧ください。

円盤のような形が特徴的ですが、ビギナーでも手軽に焚き火を楽しむことができるところがウリです。
実際のところどうなのか?ファイアーディスクの使用感をレビューします。

設置が3秒は本当か?検証スタート

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収納時です。専用の袋付きで、重さは1.6kg。参考までにコールマンのステンレスファイアープレイスⅢは5.7kg。

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厚さは約10cmほどです。半円型なので収納時の多少の厚みは仕方ないですね。

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取り出してみると、背面に折り畳み式の脚が3つ。

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脚の立て方はそのまま上に持ち上げるだけ。上までいくと脚がストッパーにはまり固定される仕組み。メーカー発表の3秒設置も可能!片付けは、握って下げるだけでこちらも簡単。

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立てるとこんな感じです。ちょっと頼りなさそうに見えますがどうでしょうか。

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立ててみるとしっかりしてます。耐荷重30kg。本体部分も頑丈ですね。これなら熱による変形はなさそうな印象です。多少斜めでも使えますが、3本脚なので平らな場所での使用をオススメします。

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付属の焼網です。写真右側が開いていますが、これは炭を触ったり追加できるように開いています。

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薪に火を点けてみます。

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形がシンプルなので火も付けやすいです。3本脚なので、薪を乗せる時にバランスには気を遣ったほうがいいでしょう。

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燃えにくい生地でできているファイアープレイスフォールディングチェアとコーディネートすると、高さもちょうどいいです。

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こちらは使用後のファイアーディスク。特に変形もなく問題ありませんでした。

編集部まとめ

開発コンセプトにもある、簡単設営お手軽価格でデザイン性も良く、ビギナーに特化した焚き火台でした。円盤のシンプルな作りは、さっと洗えてパッとしまうことができ、設営よりもむしろ撤収のしやすさに感心しました。
気になる耐久性は、ガンガン燃やしても変形しなかったので問題ないでしょう。そして、この手軽さとコストパフォーマンスの良さは魅力です。

ただし、焼網を使用した場合、炭と網の距離が近く火力の調整が難しいことは頭に入れておく必要があります。手軽に焚き火を楽しむためのアイテムと割り切って、焼き網はおまけ程度に考えたほうがいいでしょう。

製品詳細

製品名:ファイアーディスク
使用時サイズ:約φ45×23(h)cm
収納時サイズ:約φ46×8.5(h)cm
重量:約1.6kg
耐荷重:約30kg(ダッチオーブン3サイズ対応)
材質:ステンレス
付属品:収納ケース、焼き網
※ダッチオーブンを使用する場合は、別売のダッチオーブンスタンドが必要です。

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安全な焚火のためにファイアーディスク用のスパークシールドも発売されています。

これで、予測不可能で危険な火の粉の恐怖を簡単に解決。裏返してファイアーディスクとコンパクト収納が可能です。

製品名:スパークシールド
本体サイズ:約φ42×8(h)cm
重量:約600g
材質:ステンレス

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田川 浩徳

LANTERN編集長。
日常がキャンプのような山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ったので都会と人混みが苦手。キャンプの楽しさを伝えるべく日々奔走中。
コールマンジャパンメンテナンスライセンス取得。

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