秋がピーク!秋キャンプはスズメバチに気を付けろ!習性ともしもの時の対処法を虫博士に聞いた!

公開日:2016 / 09 / 12
最終更新日:2019 / 08 / 27

秋に差しかかると、キャンプ場を飛び交う虫の数も大幅に減っていきます。最も凶悪な昆虫・「スズメバチ」を除いては・・・。今回は、9月・10月にかけてピークを迎える「スズメバチ」の対策と生態を、虫に詳しい進化生物学研究所の山口さんに教えてもらいました。

クマよりも凶悪?国内最悪の生物・スズメバチ


「スズメバチは国内最悪の生物です」と、山口さんはいいます。
スズメバチは、毎年約15名ほどの死亡例を出しています。クマの死亡例は年間2~4名。日本国内において最も警戒すべき生物であることが、データでも証明されています。きちんと習性を理解し、決して敵対しないように気をつけなければなりません。

スズメバチのピークは9月・10月

gf0240020508o
スズメバチは9月・10月にかけてピークを迎えます。
女王蜂は、まずは1匹で巣を作り、前年の冬を越します。暖かくなってからは、たまごを生み続けて子を増やし、秋口にはその数が最大までふくらみます。大きな巣では、数千から万に迫るほどの個体数になることも。
子が増える秋こそが、スズメバチが最も警戒心を強くしているシーズンなのです。

次ページはスズメバチの習性など・・・

1 / 2

おすすめ記事