【ギアカスタム・磨き保存版】クリーンカンティーンをビカビカに磨いて被らないアイテムに

公開日:2018 / 10 / 22
最終更新日:2020 / 03 / 30

物書きでクリエイター、湘南牛舎のガレージでアートディレクターを担当する夏野 栄(なつの はえる)です。

山岳部出身でアウトドアライターとしても紙からWEBまで各媒体で書かせていただいていますが、こちらLANTERN-ランタン-ではこのような特異なポジションを活かしたキャラのたった記事を発信していきますので、お仕事の合間に週末のリラックスタイムに、雨でフィールドで立てないお供に読んでいただければ幸いです。

初回は弊社クリエイティブを活かしたギアカスタムネタから。今回はキャンプ&アウトドア界隈でも注目されはじめた『磨き』カスタムで遊んでみます。

『磨き』に注目が集まりはじめた昨今、プロ視点での保存版HowToがあればお役に立てるかもと思ったのが本記事の骨子です。湘南牛舎のガレージには自転車部門、バイクと四輪部門がありまして、映画やプロモーション用の劇車からデモ車のほか、エーグルバンやタイニーハウスまで、幅広く何でも作らせていただいてます。僕はアートディレクション廉プロデュース担当ですが自転車ビルダーでもあり、磨きも作業の範疇。しっかり磨かせていただきます。

磨きで人気ボトルを被らないルックスにしたい!


人気のマイボトルといえばその筆頭と言っても過言ではないクリーンカンティーン。でもキャンプ場からスタバまで人気だけに被ること被ること。でもやっぱり美しいし機能的で使いたい。「もしクリーンカンティーンで人と被らずよりかっこいいバージョンがあったら欲しい!」このニーズはかなり潜在しているのでは? 僕自身ここがジャストで、クリーンカンティーンをカスタムベースに選んだ理由の一つ。

もう一つの選んだ理由は「ステンレス製だったから」です。ちまたで話題になる『磨きネタ』のほとんどはアルミポリッシュ。アルミは柔らかく加工がしやすい一方、ステンレスは固く加工が困難。ステンレスでのカスタムができることをお届けすることで、より磨きカスタムが幅広く身近なものになればという想いをこめて。あと加工は困難ですが、硬いステンレスの場合、すぐに曇ったり傷が入ったりするアルミに対してビカビカの耐久性が高く長持ち。ちゃんとステンレスを磨くメリットもあるんです。

手磨きの装備・ベストセレクション


【手磨き用のベストセレクション装備】
・水研ぎペーパー240、400、600、800、1200番(メーカーは重要です)
・メインの研磨用:ワコーズ メタルコンパウンド
・仕上げ研磨用:ホワイトダイアモンド
・コーティング:ワコーズ バリアスコート

ここまで完璧に揃える必要はありません。近い装備で十分です。弊社の磨きに超うるさいビルダー白鳥に、妥協を許さないベスト装備をセレクションしてもらいました。コンパウントにはさまざまあり、人気の「青棒」や「ブルーマジック」等、みなさん名前を認知している商品もあるかと思います。根本的な違いは番手のほかに、『機械磨きにマッチするか手磨きにマッチするか』という点があります。早くもアウトドア媒体でここまで磨きについて書く必要があるのかと疑問を感じつつ、保存版としてどうかご容赦いただければ幸いです。

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アウトドアライター&クリエイター夏野 栄

山岳部出身のアウトドアライター。数多くの紙面やWEBなどの媒体で活躍。湘南の牛舎ガレージのアートディレクション廉プロデュース担当も務める。自転車ビルダーでもある。

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