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【和歌山発・トレンドの最先端行き】関西屈指の品揃え「Orange」が全国のアウトドアファンを唸らせる理由を探る

2018 / 09 / 21

「流行の最先端は?」と聞けば、多くの人は「東京」と答えるでしょう。しかし、それを否定できるほどのトレンド感と品揃えを誇り、全国各地にファンを持つアウトドアショップが、関西、それも和歌山県かつらぎ町という、人口1万7千人ほどの小さな町にあります。そのショップの名は「Orange(オレンジ)」。

地方にありながら、Facebookのフォロワーはなんと13,000人越え。最近では、ふるさと納税の返礼品としての取り組みやキャンプ場運営など、その幅をどんどん広げています。

今回は、オーナーの池田さんに根掘り葉掘りインタビュー。独自の目利きでブームをおこすブランドを発掘し、トレンドの先端を走り続ける「Orange」のヒミツを紐解きます。

 

どこよりも早く、話題性のあるギアを発掘できる秘訣

「Orangeに来れば、ほしいものが必ず見つかる!」と、アウトドアファンの間で話題沸騰中のOrange。
なぜなら、「こんなの見たことない!」という日本初輸入のメーカーや、「なにこれカッコイイ!」という新進気鋭のアウトドアブランドをいちはやく発掘し、他店ではなかなかお目にかかれないギアを常時ラインナップしているから。

でも、どうして地方のショップがトレンドの先端を走り続けられるのでしょうか? その最大の理由は、独自のセンスが光るオーナーの審美眼。


オランダの最高級テントメーカー「De Waard(デワード)」のコットン製テント。国内ではOrangeだけしか扱っていないレアなアイテムです。

とにかく誰よりもアンテナを張り、徹底的に情報を収集。魅力的なアイテムを見つければ、国内外問わず自らメーカーに直談判……! まだ日本に代理店をもたない海外のメーカーであっても、「まずは連絡をしてみよう」とメールや電話で交渉。その熱量がハンパじゃないんです。


めずらしいステンレス製のウォータージャグ&チャイサーバーは、インド発の「MINTAGE(ミンテージ)」。高くでも1万円ちょっと、なかには5,000円以内で手に入るモデルもあり、コスパのよさも魅力。日本に代理店がなかったため、自ら交渉してエクスクルーシブを取得。まさに開拓者。その行動力と交渉力にはとにかく脱帽です。


当時、まだ卸しをしていなかった「MURACO」の製品をいち早く揃えたのもここOrange。足を運んだイベントで出会って可能性を感じ、その場で取り扱いさせてほしいと熱烈オファーをしたそう。


別注アイテムも豊富。こちらは、「ICELAND COOLER」とOrangeのプロデュースブランド「Mikan」がコラボした限定カラーのクーラーボックス。ミリタリーテイストのコヨーテとオリーブを展開しています。この「Mikan」は他にも「CHUMS」とコラボしたりと今後の展開も楽しみです。


ガス缶カバーとしてはめずらしい、ホーロー仕上げの製品。これも池田さんのこだわり。

“アウトドアの枠”にとどまらない、ギアの目利き

いいと思ったものは、積極的に売り場に投下。そのため、“THE・アウトドアショップ”的な定番品に加えて、おしゃれなインテリアショップに並んでいるようなものから、昔ながらの金物屋さんにありそうな超実用的なものまで、幅広くラインナップしているのもOrangeの特長。店内をウロウロしていると、「これどこのメーカーの?」というアイテムがたびたび目に留まります。


「THOR」の収納コンテナ。防水性、防汚性のあるプラスチック製なのでアウトドアにもってこいです。派手さのないミリタリー色がフィールドに馴染みますね。むしろ家で使ってもよさそう。


同じ和歌山県で生まれた、たわしの老舗「高田耕造商店」とのコラボたわし。持ち手を長くしてアウトドアでも使いやすいようにバージョンアップ。ダッチオーブンを洗ったり、水切りなどのザルを洗う時に重宝するそう。確かに、ザルの目の間にゴミが詰まって取れないことってある!


ステンレス製の収納コンテナ。キッチンアイテムをまとめたり細々したギアをまとめて収納すれば、サイトでも家でもカッコよく見せることができますね。持ち手が広くて運びやすそうなところもナイス。

といったように、どこかアウトドアショップらしからぬ雰囲気も合わせもつ独自のセレクトアイテムの数々。なかには、昭和に販売されていただろう象印の電子ジャーやアイスジャグも発見!


機能面でみるとハイテクなこのご時世には劣ってしまうかもしれませんが、キャンプサイトをレトロなギアでコーディネートするのもおもしろいそうですね。

こういった“ナナメ上”のアイテムも豊富に揃えているのは、「これアウトドアで使ったらオシャレじゃん、カッコイイじゃん」「自分だったら使いたいな」という、池田さんの想いによるもの。だから雑貨やアウトドアのカテゴリーに関係なく、こだわりのギアが勢ぞろいしているのです。


店内にはレトロなビンテージもののストーブも展示されていました。う~ん、妄想が膨らみます……!

「Orange」はつねに進化し続けるヒミツ基地

Orangeが誕生したのは、2014年4月。大の野遊び好きの池田さんの生まれ故郷、和歌山県かつらぎ町という小さな町にオープンしました。

かつらぎ町は、高野山など大自然に囲まれたのどかな地域ですが、大阪の市街地からは車で1時間圏内と比較的アクセスもよく、都会の喧騒を離れ、ちょっと近くの山に足を伸ばす感覚で行くことができる場所です。


お店の三大ポリシーは、【品揃え】【サービス】【情報発信】をつねに高めていくこと。
常時20,000点以上のアイテムを揃え、売れ筋のアイテムだけを置くのではなく、「これ何?これ何するやつ?」と、見ているだけでワクワクするようなお店づくりを心掛けているそう。

さらにOrangeのよいところは、“はい売って終わり!”じゃないところ。

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今日は、購入して頂いたレイサ6の立て方講習を、隣の芝生でさせて頂きました☝️ 常連H様レイサ6ご購入ありがとうございます🙇 Orangeでは、ご購入して頂いたテントの設営講習までサポートさせて頂いております☝️ 新幕購入後、キャンプ場で「どうやって建てるかわからない…」となる事のないようにレクチャーさせて頂きますので、キャンプギア購入は是非orangeまで‼ よろしくお願いいたします🙇 #レイサ6 #レイサ #ノルディスク #ノルディスクレイサ6 #キャンプギア #オレンジかつらぎ店 #orangeかつらぎ店 #テント設営 #レクチャー #かつらぎ町

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テントやタープの購入者は、設営のいろはをお店の前の芝生でていねいにレクチャーしてくれます。もちろん無料。こういったアフターケアもわたしたち購入者にとっては嬉しいサービスですよね。


知識豊富なスタッフさんが多数。気さくになんでも教えてくれます。


そしてオープンから1年、2015年6月には倉庫にしていたスペースも店舗として大幅に拡大。


さらには、2017年7月に隣のビルの1階を店舗として改修し、おもにウェアを扱う店舗としてパワーアップしました。


そしてそして、2018年8月には、なんとビルの2階もウェアコーナーを拡大する形でオープン……!その勢いはとどまることを知りません。まさに急成長を遂げています。


大人気の「CANADA GOOSE/カナダグース」 こちらも和歌山での取り扱いは少なく、メンズ、レディスともにラインナップ。


「PENDLETON」もフルラインナップ。オフィシャルで出ている品番はすべてOrangeに揃っています。

さすがにこれで終わりだと思うでしょう? ノンノン。Orangeはまだまだ発展途上。じつは2つの店舗の間にソフトクリーム屋「ピーチーズカフェ」を開店予定なんです。

ソフトクリームは、数種類あるソースのなかから好きなものをトッピングOK。トレーラーのなかで食べてもよし、青空の下で食べるもよし。買い物の合間や後にここでまったりするのもいいですね。


このためにわざわざからアメリカから輸入したというキャンピングトレーラー。めちゃくちゃかっこよすぎます。

キャンプ場運営とふるさと納税に込める想い

ショップのみならず、もともと町営だった2つのキャンプ場もこの春から受け継いだOrange。「その土地の名前を知ってほしい」という想いから、キャンプ場の名前はあえてそのままでスタート。


1つ目は、Orangeから車で40分ほどのところに位置する「北寺(きたでら)キャンプ場」。川のせせらぎを間近に感じられる、静かできれいな区画サイトです。炊事場、水洗トイレ、コインシャワーがあり、近くには温泉施設も。とにかく水の透明度の高さに驚くキャンプサイトです。


2つ目は、「新子(あたらし)キャンプ場」。芝生がきれいなフリーサイトは草野球場くらいの大きさ。炊事場、トイレ、シャワーがあり、豊かな山々に囲まれてロケーションも抜群。おもにOrangeのお客さん、企業研修など団体貸し切りの場として運営していくそうです。

ふるさと納税で地域貢献

地域貢献の取り組みは、キャンプ場の運営だけではありません。隣町である高野町のふるさと納税にも参加し、Orangeのオンラインショップで利用できるクーポンをお礼の品として協力しています。


50,000円のふるさと納税で20,000円分のOrangeオンラインクーポンがお礼の品として貰えるというもの。納税額も25,000円から利用できます。詳しくはOrangeの公式サイトまたはふるさと納税サイトでご確認ください。

アウトドアの切り口で、自治体と協力しながら町おこし活動を積極的に行っている根底には、「かつらぎ町に隣接する市町村を軸に、地域を活性化させたい。このエリアの魅力をもっとみんなに知ってほしい」という池田さんの強い地元愛があるのです。

今もっともホットなアウトドアショップのひとつ

今回取材をしてみて強く感じたのが、Orangeの魅力の根源は、オーナーの池田さんあってこそのものだということ。

あくなき探求心とリサーチ力、フットワークの軽さ、そして、来た人に喜んでほしいというおもてなしの精神。そんな池田さんだからこそ、その存在が業界でもウワサとなり、池田さんのもとに多くの情報が集まり、SNSに出回っていないリアルな最新情報の発信基地になる。とにかくここに来れば、ほかの人とはひとクセちがう、魅力的なアイテムに出会えるし、ヒントも得られる。Orangeは、今もっともホットな場所だと感じました。

今後、間違いなくトレンドの生みの親になっていくであろうOrange。「すぐに行けない!」という人は、Facebookやinstagramをチェック。現場が届ける、リアルな情報が手に入りますよ。Orange知らなかった皆さん、今のうちにマークしておくべきショップです!

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今回取材した場所

アウトドアセレクトショップOrange(オレンジ)


住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-4 MAP
電話番号:0736-20-1329
営業時間:11:00~20:00
店休日:無休(年末年始は要問合せ)
ウェブサイト:http://shop-orange.jp
アクセス:JR和歌山線「妙寺駅」駅より徒歩10分、京奈和道「紀北かつらぎインターI.C.」より車で5分

北寺(きたでら)キャンプ場


住所:和歌山県かつらぎ町花園村北寺 MAP

新子(あたらし)キャンプ場


住所:和歌山県かつらぎ町花園村新子 MAP

各キャンプ場の詳細・予約・お問い合わせはOrange(0736-20-1329)まで

文:rie yamahata
写真:hao moda

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