【首都圏から1時間】電車とバスで海へのんびりデイキャンプに行こう♪

公開日:2018 / 04 / 17
最終更新日:2019 / 09 / 11

いよいよ暖かくなってきて、アウトドアで過ごすには気持ちの良い季節になってきましたね。
こんにちは、Campeenaの安井直子です。

首都圏近辺のデイキャンプスポットは多々ありますが、「どうせ行くなら、水の綺麗な海がいい」という長女のリクエストで、 母娘で三浦半島の観音崎公園へ行ってきました♪

電車+バスで出かけるデイキャンプ。必要最小限の荷物ながら実用的な部分は外さない、アイテムの選び方をご紹介します。

※長女が持っているのが今回のテント

首都圏から1時間の観音崎公園とは?


出典:県立観音崎公園HPより

神奈川県横須賀市の東端にあり、美術館やアスレチックなどもある広~い観音崎公園。横浜から京急に乗り、「馬堀海岸駅」からバスで15分弱。快特などを上手に使うと、首都間から約1時間で行ける、身近なデイキャンプスポットです。

海沿いのバーベキュー可能エリアには洗い場があり、ゴミは全て持ち帰りですが、海がすぐ目の前に広がるナイスビュー。小さな砂浜と磯部分があり、岩場の潮溜まりには小魚やイソギンチャクが沢山いますよ。

デイキャンプのアイテム選び

テント編

今回のデイキャンプは電車旅。荷物はなるべく少なくしたくて、テント選びにとても悩みました。気軽に持ち運べる我が家のテントは、ツーリングドームかポップアップのサンシェードかの2択です。

設営にかかる時間・重さなどのマイナスポイントもありますが、防犯面も考慮して、フルクローズできるコールマンのツーリングドームを選びました。

空から食材を狙うトンビだけでなく、ちょっとずつ近づいてくる鳩も侮れません…。海風もあるので、しっかりロープが張れるものプラスポイントでした。

火器編

ピクニックではなくデイキャンプ。せっかく火器が使えるのなら、美味しく調理したいですよね。でも電車旅で炭火は、火起こしも片付けもちょっと大変…。そこで今回は、キャプテンスタッグのシングルバーナー(OD缶)に6インチのスキレット『ニトスキ』を持参しました。

鉄でさっと焼いたお肉は、やはりテフロンやステンレスのクッカーとは美味しさが違います。少し重いですが、頑張る価値ありですので、ぜひお試しください。


ちなみに、シングルバーナーは登山用のもう少し小さなものも売られています。私はこれぐらい安定感のあるものが好きですが、荷物小型化を目指すのならば、スノーピークのギガパワーあたりが良いと思いますよ。

調理器具編

とにかく最小限のものを選んだ結果、調理器具はこれだけになりました。

ゴミ袋(ビニール2枚、紙袋2枚)ジップロック2枚、ウェットティッシュ、キッチンペーパー5~6枚、ミニ包丁、牛乳パック、スプレー洗剤

この中でのポイントは2つ。まず、牛乳パックを開いてまな板がわりに持って行きました。

これだけでも、かなり省スペース。そして、洗い場があるとはいえ洗剤やスポンジなどは荷物になるので、それらを丸ごとやめにして「アルアルクリーン」という洗剤入りのスプレーを持参。洗うのではなく、汚れを拭き取って綺麗にする作戦です。

実は家でも愛用している商品「アルアルクリーン」。いわゆるアルカリイオン電解水の洗剤なのですが、本当に油汚れがよく溶けるんです。水の[激落くん]や、100均にも似たような商品はありますが、私は断然「アルアル派」です。

テーブルは外、体は中に


灯台から吹き下ろす風を背にしてテントを建て、その前にテーブルと火器をセッティングしました。この日は少し強めの風が吹いていたので、私たち二人はドームの中に座って風を避けつつ、お肉は外でジュージューと焼いておりました♪

やはり海辺は風もありますので、ドームは暖かくて大正解。食後はフルクローズして、ゴロゴロしながら読書タイム。周りを気にせず、マイペースを貫く私たちです。


その後は、シーグラスや貝殻を拾ったり、のんびりお茶を飲んだりして楽しみ、たっぷり5時間ぐらい母娘で遊んでから帰路に着きました。

まとめ

これだけ自然を満喫して帰路についても、渋滞知らずの公共交通機関使用で、夕方5時のチャイムは自宅で聞けちゃうミラクル。三浦半島デイキャンプ、かなりオススメです!

同じ三浦半島の先にある城ヶ島には、バーベキューレンタルや食材予約も可能な「Beachside BBQ」もありますので、ぜひ遊びに行って見てください。海水浴シーズンもにオススメですよ!

Photo by tomokko107

今回紹介したアイテム

ツーリングドーム/120

コンパクトで設営しやすいドーム型テント

定員:1~2人用
サイズ:約210×120×100(h)cm
素材:【フライ】75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)【インナー】68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
【フロア】75Dポリオックスフォード(PU防水、シームシール)
【ポール】メイン/FRP 直径約8.5mm、リッジ/FRP 直径約8.5mm
耐水圧:約1,500mm
重量:約3.2kg

オーリック 小型ガスバーナーコンロ〈圧電点火装置付〉

使用サイズ(約):幅125×奥行125×高さ85mm
収納サイズ(約):幅117×奥行105×高さ65mm(ケース収納時)
重量(約):300g(ガスバーナーコンロのみ)
材質:ゴトク:鉄(クロムめっき)、バーナートップ:ステンレス鋼、器具せん:真鍮
点火方式:圧電着火方式
出力:2,700kcal/h
ガス消費量(約):225g/h

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Campeena 安井 直子

整理収納アドバイザーとして働くかたわら、母と子のためのアウトドアイベントCampeenaを主宰し、乳幼児連れのファミリーキャンプデビューをサポートする活動をしている。自身も3児の母。日本オートキャンプ協会公認インストラクター。

Campeenaブログ:http://campeena.com

「別冊ランドネvol.3親子でアウトドア」(枻出版社)に掲載
「母と子のためのハイキング&キャンプ」(地球丸)キャンプ同行、掲載
「LDK2017年6月号」アウトドア(公園デビュー用品)監修

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