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【4人に1人が許せない!と回答】キャンプマナーについてのお話

2018 / 07 / 10

キャンプ情報メディアLANTERNは、2017年4月-2017年8月の期間に、170組のキャンパーに対し「キャンプは好きだけどキャンプで許せないことは何?」というアンケートを実施しました。

キャンプは好きだけどキャンプで許せないこと第1位は?

1位:マナーの悪さ 26%
2位:雨      24%
3位:虫      20%
4位:撤収     13%
5位:なし     12%
6位:その他     5%

約4人に1人がマナーの悪さが許せないという結果になりました。

では、マナーの悪さの具体例で、どのようなものが挙げられたかというと

・夜遅くまで騒いでいる
・音楽をかけて騒がしい
・炊事場の使い方が悪い(ゴミを捨てない、使った後キレイにしない)
・人のサイトを横切る

がおもな回答でした。

自然の中でのんびりしたり、料理やお酒を楽しんだり、友達や家族と特別な時間を過ごしたりと、非日常を求めてここ数年はキャンプ人口が増え続けている一方で、キャンプへの入り口や楽しみ方も多様化し、マナーやルールの周知が行き届かず、それが今回のアンケート結果につながってしまったのではと考えています。

私の周りにも、マナーやモラルに対して危機感を抱いている人が多く、読者のみなさんの中にも同様の危機感をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

未来のキャンパーに良い環境を残すために

マナーの悪さが目立つことで、禁止事項を増やしたり利用制限を設けたキャンプ場もあります。とあるキャンプ場では、マナーが悪く閉鎖に追い込まれたという事実もあります。

このような事態が今後も継続するようなら、キャンプ場での禁止事項や利用制限が拡大したり、キャンプ場が閉鎖されたりと、マナー・ルールを守っているキャンパーや、キャンプが大好きな子供たちが、この先、楽しいキャンプをすることができなくなってしまうかもしれません。

そうならないためにも、守るべきマナーやルールは存在します。未来に楽しいキャンプを残すためにも、まずは自分の行動を見つめ直してみましょう。

みんながキャンプを楽しむための11の心がけ

①キャンプ場のルール(利用規約)をしっかり読もう

キャンプ場にはそれぞれのルールがあります。チェックインする際に説明をしっかり受けて、ルール(利用規約)もしっかりと目を通しましょう。代表で誰かが話を聞くではなく、キャンプするみんなが一緒に聞くことが大切です。

②挨拶しよう

キャンプ場には同じ施設を利用する人がたくさんいます。滞在中は幾度となく顔を合わせることでしょう。挨拶は、お互いが気持ちよく過ごすための第一歩。知らない人だからこそ挨拶をしてコミュニケーションを図りましょう。

③キャンプ場内での車・バイクの移動は最徐行しよう

キャンプ場内には、多くの危険が潜んでいます。特に車やバイク。子どもが遊びに夢中になって飛び出したり、死角に子どもが隠れていることもあるはず。必要のない車での移動は極力避け、場内を車で移動する場合には、細心の注意を払いながら最徐行で運転しましょう。

④自然や命を大切にしよう

自然はかけがえのないもの。一度壊れた自然は簡単には元に戻りません。むやみに草木を傷つけたりしないようにしましょう。ハンモックやスラックラインを木に結び付けて使用する際は、ツリーウェアやタオルなどで木の養生を忘れずに。

⑤安全を第一に考えよう

キャンプは自然が相手。天候を事前に調べたり、突然の風や雨にも対応できるように常に備えるということが重要です。条件が悪い時は、無理せず撤収したりキャンセルするという判断も大切です。

⑥手抜きの設営はやめよう

「風がない」「穏やかな天気」などの理由からペグダウンの本数を減らしたり、ガイロープを張らなかったりしていませんか?ペグの打ち方が甘いのも同様です。

突風が吹いた時に、テントやペグが飛ばされたら自分や周りに危険が及びます。そうならないためにも、いつもしっかりと設営を行いましょう。

⑦大声や音楽に注意

キャンプ場は多くの人が利用する共有の場所。大声で騒いだり、スピーカーや楽器などで音楽を大音量で楽しむのは、周りへの配慮が欠けています。周りのことも考え、自分たちのサイト内で収まる音量で楽しみましょう。
また、早朝や深夜の音や話し声にも気を付けましょう。

⑧消灯時間を守ろう

ほとんどのキャンプ場が、21時か22時を消灯時間としています。消灯時間後も起きている場合は、ランタンの明かりは自分のサイト内だけを照らす小さなものに切り替え、周りへの配慮を忘れずに。声のボリュームにも気を付けましょう。

⑨他のキャンプサイトに勝手に入らない

近道だからといって勝手に他人のキャンプサイトを通るのはNG。特にフリーサイトは、区画サイトとは違いサイト同士の境界線が明確ではないため、気付かずにプライベート空間に入られたり、立ち入ってしまうこともあります。気になる人は、あらかじめ区画サイトを利用するなどしましょう。

⑩共有スペースはみんなの場所

炊事場やトイレ、お風呂などの共有スペースは、みんながキレイに使えば、みんなが気持ちよく過ごすことができます。常に次に使う人のことを考え、「来た時よりもキレイに」を心がけましょう。

⑪火の始末は最後まで

焚き火や炭などの火気を使用する場合は、すぐ消火できるように水を張ったバケツを用意しましょう。火が付いている時にその場を離れるなんて絶対にダメです。

炭や灰の処理はキャンプ場で定められた方法で行いましょう。地面に埋めたり川に流すことは絶対にNG。火消し壺や水を張ったバケツがあれば、早く鎮火させることができます。

まとめ

キャンプ場に到着して、周りを見渡せば他人ばかり。でも、みんな自然やキャンプが好きで「楽しみたい」という同じ目的で集まっています。同じ目的で集まっているのに、嫌な思いをしている人が多いという今回の結果がとても残念でした。

自分だけが楽しければいいではなく、みんなが楽しいキャンプになるように、もう一度しっかりとマナーやルールについて考えたいものです。

未来の楽しいキャンプのために。

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LANTERN(ランタン)編集長 田川 浩徳

LANTERN(ランタン)二代目編集長。
日常がキャンプのような山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ったので都会と人混みが苦手。キャンプの楽しさを伝えるべく日々奔走中。
日本オートキャンプ協会公認オートキャンプインストラクター。コールマンジャパンメンテナンスライセンス。

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