2ルームテントが4万円以下!幅320×奥行585×高さ200cmのナチュラム限定販売のテントファクトリー「4シーズンダブルドームテント」はコスパ最強!

公開日:2017 / 04 / 04
最終更新日:2020 / 01 / 31

編集部まとめ

初めての設営だったので説明書を見ながら大人2人で40分ほどかかりましたが、慣れてしまえば30分もあれば設営出来ると思います。2ルームテントの中では、とても設営が簡単なテントだと思います。

気になる品質はというと、この価格帯のテントとしては十分過ぎる耐水圧3,000mmを実現。そして、驚くべきはその生地に施された、リップストップ加工(縦横格子状の生地補強加工)。ハードな用途のアウトドアパーカーやバックパックなどに良く使われる加工ですが、このクラスのテントではとても珍しいです。さらに、雨を防ぐシームテープなどの防水加工もしっかりと施されています。

インナーテントも他の2ルームテントと遜色ない機能を備え、設営も組み立てやすい工夫がされていて親切だと思いました。
サイズ、素材、機能面でも十分コストパフォーマンスが高いと思いますが、さらに専用のグランドシートとインナーマットが付属するという4万円を切っているのだから驚きでしかありません。

あまりのコスパの良さにテントファクトリーを直撃インタビュー。代表谷内さんに聞いてみました。

4シーズンダブルドームテントは非常に大型です。よって一般的な生地をそのまま採用すると総重量が更に重くなります。重くなればポールへの負荷も大きくなり、本来ならもう2、3本強度を維持するためのポールが必要になります。そうなると、ポールが増えさらに重く、そして補強でさらに重くと、悪循環、当然コストも上がります。
そこで解決としてはより軽量な生地を採用します。
しかし軽量=弱いとなるので

太い糸:210T(普通は190T)
リップストップ加工:生地の強度だけでなく、たわみや伸びを軽減。また格子状の補強で破れづらくもなっています。

で強度を維持しています。

実際購入したユーザーによっては「透けて見えて弱そう」といった心象を受けた方もいたようです。一般常識では、厚い=強い・丈夫/薄い=弱い・破れやすいとなりますが、昨今のポリエステル生地はその逆を行っています。ウェアやパーカーなどでは、このようなリップストップ加工した超軽量タイプが既に一般的になっています。

とのことです。このコスパの良さは企業努力の賜物ということですね。

これからキャンプをはじめたい人や2ルームテントに憧れていた人、虫嫌いな人や小さなお子さんがいるファミリーキャンパーに是非オススメしたい2ルームテントです。

4シーズンダブルドームテント詳細スペック

本体サイズ:幅320×奥行585×高さ200cm
インナーサイズ:幅300×奥行270×高さ190cm
梱包サイズ:幅68.5×奥行28.5×高さ28.5cm
重量:17.5kg
ポール材質:グラスファイバー
インナーテント材質:ポリエステルタフタ185T 75D
フライシート材質:ポリエステルタフタ210T 68Dリップストップ
フロアシート材質:ポリエステルオックスフォード150D
耐水圧:インナーテント800mm/フライ・フロアシート3000mm
定員:4~6人用
付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ、専用インナーマット、専用グランドシート、テント本体用予備ポール
ナチュラムで確認する

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田川 浩徳

LANTERN編集長。
日常がキャンプのような山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ったので都会と人混みが苦手。キャンプの楽しさを伝えるべく日々奔走中。
コールマンジャパンメンテナンスライセンス取得。

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