焚き火が簡単着火!下から空気を取り込みむSOTO焚き火台「エアスタST-940」を実際に使ってみた!

公開日:2017 / 04 / 18
最終更新日:2024 / 01 / 26

キャンプの醍醐味のひとつ「焚き火」。暖をとる目的だけではなく、薪のパチパチ燃える音や匂いがアウトドアライフを演出してくれます。そんな焚き火を楽しみたくても、特にキャンプ初心者は苦戦する場合があります。ベテランキャンパーにとっても、焚き火の着火は早いに越したことはありません。

薪や炭などの燃料にスムーズに着火させるためには「空気」が重要な要素になってきます。今回実際に使用したSOTOの「エアスタ」は、焚き火台に取り込む空気の流れに着目して開発された優れもの。

2016年11月に発売された待望の焚き火台「SOTO エアスタ ST-940」


エアスタは焚き火台の中枢になるベース部分と、薪などを受けるウイング部分が別売りになっています。ベース部分はどちらのサイズにも対応していて、灰を受けるアンダートレイ、下からの横風を取り込むフィンキャップ、持ち運びに便利な専用の収納ケースがセットになっています。(エアスタ ベース ST-940に付属)

ウイングはMとLの2サイズで、薪の大きさや利用人数などの環境に合わせた選択ができます。
サイズの目安として、ウイングMは2〜4人(幅350x奥行350x高さ255mm)、ウイングLは4〜8人(幅450x奥行450x高さ285mm)、今回はウイングLを使用しました。

空気を取り込む独自システム?組み立てもとっても簡単!


組み立てる前にエアスタのベース部分をチェック。全体がアルミニウム素材で重厚かつ精巧な作り。素敵な焚き火を演出してくれそうな期待が膨らみます。

SOTOの開発した「エア アシスト スタートシステム」は、筒下のメッシュ部分から空気を取り込み燃焼効率を良くする仕組みです。

組み立て方は、ベース部分の足を90度に広げます。4枚あるウイングをベース部分のピンに差し込みます。

あとはフィンキャップをアンダートレイの中央におき、本体を乗せるだけ!とっても簡単!組み立て完了です。

えっ!もう着火できたの!?バーナー必要なし!


ベース本体の中央部の筒に、燃えやすい細い枝などを詰め込み、下部から長めのライター等で着火!

「エア アシスト スタートシステム」の優れた仕組みで、アッと言う間に種火ができあがり!

あとは、種火が当たるように上から薪を置いて、待つこと数秒…「エア アシスト スタートシステム」により種火が安定した炎を出し続けるので、みるみる薪に炎が燃え移っていきます。
炎が安定したら薪を付き足します。これは簡単にだれでも焚き火ができますね!

<焚き火のココに注意!>
焚き火は火を扱うため、周囲に燃え広がらない環境かどうかを再確認。特に風の強い日は要注意!危険を感じたらスグに消火できる準備も怠らないように細心の注意を払って「焚き火ライフ」を楽しみましょう!後始末のマナーも忘れずに。

編集部まとめ

精巧に加工されたステンレスやアルミニウムの素材感が美しいSOTOの焚き火台「エアスタ」。各パーツを取り外してコンパクトに持ち運べる便利さと、組み立てや着火もとても簡単!焚き火の燃えたぎる炎を大勢で囲むと不思議な感覚になり、普段話せないことなど、家族や気の合う仲間と語り合いましょう!

エアスタ ベース ST-940

<ベース>
サイズ:[使用時]幅250x奥行250x高さ215mm、[収納時]幅100x奥行340x高さ215mm
重量:約1,650g
材質:アルミニウム
<フィンキャップ>
サイズ:幅106x奥行106x高さ42mm
重量:約100g
材質:ステンレス
<アンダートレイ>
サイズ:幅274x奥行274x高さ7mm
重量:約650g
材質:鉄
※詳しくはメーカーサイトをご確認ください。
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エアスタ ウイングL ST-940WL

サイズ(1枚):幅433x奥行226mm
重量(1枚):約505g
材質:ステンレス
※詳しくはメーカーサイトをご確認ください。
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新富士バーナー株式会社が展開するアウトドアブランド。“青い炎”を生み出すために、安全性・耐久性も兼ね備え、常に完全燃焼することがモットー。デザイン性と機能性を両立させた使いやすさが魅力のひとつで、高品質なガスバーナー・ランタン及びステンレス製の調理器具等を中心に開発製造する国産メーカーです。

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