【バードウォッチングのすすめ】厳冬の根室に行ってみよう!

公開日:2016 / 12 / 06
最終更新日:2018 / 07 / 11

自然の中で手軽に楽しめるアクティビティの1つに、バードウォッチングがあります。イギリス発祥と言われるバードウォッチングは、近年では日本でも耳馴染みのあるアクティビティになりました。見るだけでなく、鳴き声を楽しんだり羽を収集したりと、楽しみ方もさまざまです。季節ごとに観察できる種類が変わるので、1年を通して新しい発見と驚きがあるのもバードウォッチングの魅力です。

冬に行くなら「野鳥の宝庫」根室がおすすめ!

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日本を代表するバードウォッチングフィールドの1つに根室があります。根室では国内で確認されている鳥の6割以上にあたる約370種が観測されており、最近では海外からバードウォッチングを楽しみに訪れる観光客もいます。風連湖(ふうれんこ)や春国岱(しゅんくにたい)など、バードウォッチングを楽しめるスポットがあちらこちらにあります。

思わぬ出会いがあるかも!

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道東地域は野鳥だけではなく、キツネやエゾシカ、エゾリスなどの野生動物も多く生息してます。バードウォッチング中に思わぬところで野生動物との出会いがあなたを待っているかもしれません。

市内にはハイド(野鳥観察舎)がいっぱい

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バードウォッチングのポイントには、ハイドと呼ばれる野鳥観察舎が設置されています。ハイドを利用することで野鳥を驚かすことなく、室内からゆっくり野鳥を観察することが出来ます。誰でも自由に利用することができるのが嬉しいですね。

海の上でもバードウォッチング

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市内の落石漁港で通年運行している「落石ネイチャークルーズ」は、国内だけでなく海外のバードウォッチャーからも大人気のアクティビティです!夏はエトピリカ、冬はチシマウガラスやケイマフリなどの海鳥たちを観察することができます。

冬の根室で見たい野鳥TOP3!

第1位.オオワシ

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市内の風連湖は、道内で越冬するオオワシの3割が過ごす場所となっており、結氷した湖で行われる氷下待網漁のおこぼれを食べて過ごしています。飛んでいるときや止まっているときの勇壮な姿もいいですが、魚を食べるときに氷上を歩くコミカルでかわいらしい姿も見逃せません。

第2位.シマエナガ

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野鳥好きの方でなくてもかわいらしいと思うこの真っ白な姿。市内の公園にあるハイドや森林で群れに出会うことができます。ジュリジュリジュリと声が聞こえたら見上げてみてください。警戒心は強いですが餌台に来ることもある、ツンデレ具合が憎めない根室のアイドルです。

第3位.エトロフウミスズメ

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前方にカールした長い冠羽が特徴の海鳥です。名前にエトロフとついており、根室沖に冬季にやってきます。市内のネイチャークルーズや海側のハイドで観察できます。

「野鳥の宝庫」根室で開催「ねむろバードランドフェスティバル」

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2017年1月27~29日の期間、今回で10回目となる「ねむろバードランドフェスティバル」が開催されます。根室の観察スポットに詳しい地元ガイドと一緒に根室半島をめぐる「おまかせガイドツアー」など、さまざまなプログラムが3日間にわたって予定されています!

イベントの詳細はこちら
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あとがき

1年を通じてさまざまな野鳥に出会える根室ですが、特に冬はここでしか見ることの出来ない野鳥と出会えるチャンスがたくさんあります!「野鳥の宝庫」根室でバードウォッチングを堪能してみてはいかがでしょうか。

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