「Circus Outdoor(サーカス・アウトドア)」5つのテントに詰まった物語。「Generalprobe(ゲネラルプローブ) chapter 3」取材レポート

公開日:2016 / 11 / 11
最終更新日:2020 / 03 / 26

美しすぎるアウトドアフィールドはだれのために?

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グランピングの起源と向き合い、テント一つひとつに物語を与えていく「Circus Outdoor」の姿勢には、一本の芯があるように思えます。取材に応じてくれた代表取締役の香坂健太さんに、「Circus Outdoor」の活動を通じて伝えたいことを聞きました。

キャンプに行かない人に星空を見せたい

キャンプをする人と、しない人。
両者を比べると、しない人のほうがまだまだ圧倒的に多いです。「Circus Outdoor」の目的のひとつは、そんな現状を変えること。

「キャンプに興味は示さなくても、紅葉や星空に興味を示す人は多い」と香坂さん。グランピングをツールとして、彼らに自然を体感させたいといいます。まずは自然のすばらしさと、朝に飲む一杯のコーヒーのおいしさに気づいてほしい。

「いいですね。これですよ」
風が吹き、木々がざわめく中、香坂さんはつぶやきます。
「美しいテントだけではなく、この葉っぱを見てほしい。風が吹くたび、オレンジの落ち葉が吹雪のように舞い散って。いやあ、美しいですね」

これからも「Circus Outdoor」は、人と自然をつなぐ架け橋として、全国各地に幻想的なアウトドアフィールドを仕掛けていきます。いつの日か、「東京の秘密の森に、世界一美しいアウトドアフィールドを作る」ことを夢見て、「General Probe(ゲネラルプローブ=最終リハーサル)」を続けていきます。

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