【体験2日目】
早起きは三文の得！ビーチマネーって何？
2日目の朝、南伊豆町商工観光課の一山さんのご案内で、タライ岬に行くならその途中にある逢ヶ浜で「ビーチマネー」を探してみては？と。マネーといっても本当のお金ではなく、海辺に漂着したガラスの欠片のこと。
その「ビーチマネー」を集めて、認定されたビーチマネーショップに持っていくと、なんと30円〜200円相当の価値として利用できる他、さまざまなサービスを受けられるという画期的なプロジェクト。
2007年から「海をキレイにしよう！」を合言葉に、湘南エリアではじまった活動で、その運営事務局の方が南伊豆町に移住してきたことがきっかけで、南伊豆町もその取り組みに参加しています。
楽しみながら海をキレイに保つことができる！素敵ですね。子供はもちろん、大人まで楽しめるので家族や友達と一緒に出かけて、ビーチマネープロジェクトに参加しましょう！
2日目も天気良好！絶景スポット「タライ岬」へ
夏になると家族連れなどを中心に、南伊豆町で一番活気づく海水浴場「弓ヶ浜」。ここを拠点に「タライ岬遊歩道」の自然散策のスタートです！
白砂の浜「弓ヶ浜」から、ビーチマネーを探せる石の浜「逢ヶ浜」を通ると「タライ岬遊歩道」の入り口が見えてきます。早朝の清々しい空気と、打ち寄せる波の音を体感しながら登っていきます。
このあとサクラカヤック体験が待っているので体力温存？らくらくコースを選択。まるで宮崎アニメのワンシーンのような山道をまだまだ登ります。
遊歩道はとても歩きやすく整備されいるので、お年寄りや小さな子供でも楽しんで散策できます。草木で覆われたトンネルのような空間が、だんだん開けてきて空が見えてきました！そろそろかな〜。
…到着！タライ岬！見渡すかぎり大海原の絶景が待ってくれてました！思わず「ありがとう」と言ってしまいました！南伊豆町の大自然に改めて感謝です。
体験2日目メインのアクティビティ！河津桜と菜の花が咲く青野川で「サクラカヤック」体験
南伊豆町では毎年2月上旬から3月上旬にかけて、「みなみの桜と菜の花まつり」が開催されます。そのメイン会場の青野川で、桜と菜の花を堪能しながらカヤック体験ができるなんて期待大です！
まずは今回サクラカヤックを運営している「湊Cafe&PIRATES」へ。入口の扉を開くと、とっても気さくな感じのダンディなおじさん？お兄様が笑顔で元気にお出迎えしてくれました！
店内に入るとスグに自慢のカヌーを紹介いただき、地元の子供たちを募って手づくりカヌー教室を開催する活動もされているとのこと。
南伊豆町の魅力に惹かれ移住してこられた土橋さん、普段の生活の中ではあまり経験できないような人生を歩まれていて、数々の武勇伝や面白い体験をお話いただきました…その詳細は長くなりますので直接ご本人へ。
安全に楽しめるように丁寧な事前講習とオールの使い方などレクチャーいただき、いよいよサクラカヤックのスタートです！
はじめは慣れない感じで、今回の醍醐味を楽しむ余裕が…川に出てからの土橋さんのアドバイスもあり、徐々に「河津桜と菜の花」が視野に入るようになり、動きもスムーズ！楽しさ倍増！穏やかな青野川で、すいすいカヤックを走らせます！
今回は青野川を上って下る半日コース。途中カルガモの親子や、地元のかわいい幼児達の呼びかけにも応えながら、南伊豆町の自然と人の温かさも一緒に感じることができ、とても素敵なカヤック体験となりました。
サクラカヤック体験は2月中旬〜4月初旬頃までですが、サマーシーズンには南伊豆町の海へ漕ぎ出るシーカヤック体験が楽しめますよ。
伊勢えび天丼！?「青木さざえ店」で新鮮な魚介類を堪能！
今朝、タライ岬を目指したときに気になった伊勢えび天丼の看板。その時点で今日のランチは決定してました！迷わず店内に入ると、活きた伊勢えびと、今まで見たことない大きさのサザエが登場！
お店のお母さんにオススメを聞き、一番人気の伊勢えび天丼を注文。磯の香り漂う雰囲気とともに、伊勢えびが丸ごと一匹乗っかったボリュームで運ばれてきました！迫力満点で一番人気の理由がわかりますね！
海老の身を開いて揚げてあるので、口を大きく開けないと食べれないぐらいの大きさ。早速かぶりつくと、揚げたてアツアツでプリップリ！伊勢えびだけではなく、新鮮なアジの天ぷらも乗ってます！半生状態で火が入れてあるのでフワッフワで絶品！
青木さざえ店では、南伊豆町で採れたてのサザエや伊勢えびなど、、新鮮な魚介類を産地直送で送ってくれるので、南伊豆町の思い出が自宅でも味わえるのは嬉しいですね！
訪れる人のココロも染める黄色のジュウタン。菜の花畑で春を満喫！
海の恵みでお腹いっぱいになったところで、南伊豆町に来てからずっと気になっていた黄色のジュウタンへ。菜の花まつりも開催されていて、この時期の南伊豆町を明るく彩ります。広大な土地に敷き詰められた「日野の菜の花畑」。感動です！
菜の花畑全体を眺めるだけではなく、花畑の中が歩けるように整備されているので、まるで菜の花に埋もれているかのような感覚で360℃グルッと楽しむことができます！
南伊豆町の体験も終盤、もう一度あの温泉に癒やされたい！下賀茂温泉「銀の湯会館」
南伊豆町内にひときわ目立つ存在の煙突があります。下賀茂温泉「銀の湯会館」です。2016年3月にリニューアルしたばかりで、平日は地元の方を癒やす集いの温泉でもありながら、休日になると観光客で賑わいを増す人気の温泉スポットです。
何度浸かってもやっぱりその効果を実感！この旅の疲れを一瞬で癒やしてくれました。海が近い温泉のため舐めてみると多少塩っ辛い感じ。外には露天風呂もあるので出てみると、石垣を積み上げられたお風呂の他に、少し変わったお風呂が2つ、「寝湯」と「林檎の湯」。
「寝湯」は源泉かけ流しのお湯にゴロンと寝ながら浸かるなんとも贅沢な演出で、おもわず寝てしまいそうでした…。もう1つ特徴的だったのがフルーティーな香り漂う「林檎の湯」。泉質効果はそのままで、ほのかな林檎の香りがリラックス効果を倍増させてくれました。
多数の芸能人もお忍びで浸かりに来ると支配人の長岡さん。温泉ソムリエの方が入浴されたときには、「美肌効果」を持つ泉質としては、日本でトップクラスだと評価されたとのこと。角質を取り除き、さらに塩分での保湿効果も抜群にあり、女性には特にオススメですよ！
少し塩っけのある源泉で茹でた「ゆでサツマイモ」と「温泉たまご」。とても人気があるとのことで即お試し！どちらも絶妙な塩加減と、これも源泉効果なのか、しっとりモチモチで美味しかったです！
南伊豆町の自然をたっぷり浴びた干物をおみやげに！海岸望む「旭洋丸水産」へ
自然体験をカタチにして持ち帰ることはできないので、南伊豆町の太陽の恵みや潮風をたっぷり浴びた地元の干物をお土産に！実はこのお店、昨日アロエソフトクリームを食べた南伊豆アロエセンターの道を挟んで向かいにあります。
峠の茶屋のようなお店に近づくと干物の焼ける香ばしい匂いが…もしからしたらと期待を込めて…はい！いただきまーす！炭火で焼いた複数の干物が試食できますよ！特にアジの干物は脂がのっていてヤミツキに！人気NO.1だそうです。
他にも穴子や海老の干物など、干物としては珍しい海産物がたくさんありました。おいしい干物を味わいながら、お土産を選んでいると、なんと「甘酒」が！そういえば、サクラカヤックの土橋さんが「甘酒がオススメ」と言っていたような…干物に甘酒？って感じですが、これが美味い！季節によってサービスしてくれるみたいなので、運が良ければいただけますよ！
絶景！南伊豆町の思い出を締めくくる夕日スポット奥石廊崎の「あいあい岬」へ
この2日間の自然体験や町の人とのふれあい。はじめての南伊豆町での思い出は、人気の夕日スポット「あいあい岬」が演出してくれました。最高の夕日を求めて、あいあい岬の高台に位置する「ユウスゲ公園」というオススメ絶景スポットへ！
道沿いの駐車場はわずか5台なので要注意。その駐車場から整備された階段を上がっていくと…夕日になる前の太陽がいきなり絶景でお出迎え！撮影ポイントには、夕日を演出する「あいの鐘」と、ベストショットが誰でも簡単に撮れるように設置されたカメラスタンドが嬉しい！
ここからは、もう言葉はいりません。徐々に夕日が沈み始めます…南伊豆町の自然と人に感謝！ありがとう！
